メニュー

イギリスでのBMW MINIの生産開始から15年! 改めてミニの歴史を振り返ってみました

MINI初心者のための基礎知識|,

イギリス オックスフォード工場で生産された最初のミニ

オックスフォード工場でのMINI生産開始から15年

2001年4月26日は最初のBMW MINIが工場ラインが生産された日だったようですね。日本でのBMW MINIの販売がスタートしたのは2002年3月2日なので「あれ? 2001年?」と思うかもしれませんが、海外では2001年から販売が開始されていました。ちなみに今もMINIが生産されているイギリスのオックスフォード工場はローバーミニ時代にもMini(ローバーミニは最初だけ大文字でMiniと書くのが正式です)の生産拠点となっていた伝統ある工場です。BMW MINIの生産開始から15年のニュースだけでは少し地味過ぎるので、改めてミニの歴史を振り返りつつオックスフォード工場についても紹介しましょうか。

1959年~2001年まで生産されたクラシックミニ

誕生時は革新的な車だったMini

クラシックミニが誕生したのは1959年のこと、当時の社名は聞きなれたローバー社ではなく、BMC(British Motor Corporation)という社名でBMCが持っていたオースチンとモーリスの2ブランドでMiniは販売されました。Miniが開発されたきっかけは第2次中東戦争でのガソリン高騰で、高燃費でありながらよく走り、一般の人にも買いやすい手ごろな大衆車という位置づけの車でした。Miniを設計したのはアレック・イシゴニスというギリシャ生まれのエンジニアで、開発コストを抑えるためBMCで既に販売されていたエンジンをベースにエンジンとミッションを二階建てにレイアウト、エンジンのオイルパンがギヤボックスを兼ねるという方式でエンジンルームをコンパクトに収めることに成功しています。

約50年で530万台が販売された超ロングセラーモデル

当時はまだ一般的ではなかったFF(フロントエンジン、フロントドライブ)を実現するなど、Miniは非常に革新的な車でした。その基本設計の優秀さから、クラシックミニは仕様を大きく変えることはなく2001年まで50年以上に渡って生産され、世界で530万台以上が販売されました。新車での生産は終了したものの、今でもクラシックミニの専門店は日本各地に存在し、部品供給も問題ありません。そのため、全国を元気に走るクラシックミニの姿が今も数多く見られますね。ちなみに、Miniを開発したBMCという企業は業績不振から買収や半国有化、ブランドごとの企業分割などで社名が頻繁に変わっています。ローバー社の名前で販売され始めたのは1986年からで、それ以降クラシックミニの販売終了までローバーブランドでの販売が続いたため、クラシックミニはローバーミニとも呼ばれています。

ローバーがBMW傘下となったのは1994年から

97年に発表された新しいミニのコンセプトモデルACV30とSPIRITUAL

BMW傘下になる前はホンダと提携していたローバー社

ローバーがBMW傘下となったのは1994年のこと。実はローバーやローバーの前身のBL(ブリティッシュ・レイランド社。前述のBMCとは同じ会社だと思ってください)は1979年からホンダと提携を結んでいました。BMWがローバーを傘下に収めたため、ホンダとの提携は解消されましたが、もしホンダが引き続きローバーと提携関係を続けていたらミニの歴史はどうなったのでしょうね。BMWがローバーを傘下に収めた後、ローバーを企業として存続させながら車の品質向上や経営改善に取り組んでいましたが、イギリスは労働組合が非常に強く、伝統あるブランドが国外企業の傘下に入ったことへの反発もあり、BMWによるローバーの経営は上手くいっていませんでした。ローバーへの投資が大きすぎ、一時はBMW自体の業績が不安視された時期もあったほどです。

1997年に発表されたACV30がBMW MINIのデザインのルーツ

ローバーの経営に苦慮していたものの、今のBMW MINIに繋がる新モデルの開発をBMWは続けました。クラシックミニのままでは年々厳しくなる環境規制や安全基準に対応するのは難しく、新しいミニの開発がなければMiniブランドは存続できない状況でした。そして、1997年にはBMWブランドでのACV30(上の写真左)、ローバーブランドでのSPIRITUAL(上の写真右)の2つのコンセプトモデルがジュネーブショーで発表されます。ACV30は今のBMW MINIに繋がるデザインですが、少しずんぐりとし過ぎで、このまま販売されなくて良かった…と心から思います(笑)。もう1台のSPIRITUALについてはMiniの名を受け継ぐモデルとはとても言えず、エンジンレイアウトもRR(リアエンジン、リアドライブ)とFFの伝統も受け継がれていません。いろいろな意見があると思いますが、Miniブランドの魅力は迷走していたローバー社の経営陣より、BMWの方が客観的に見て理解していたように思えます。最終的にBMWはローバーの再建は諦め、ミニなど一部ブランドのみをBMWで受け継ぎ、SUV部門(今のランドローバー)は売却されました。

2001年、BMW MINIブランドでの再スタート

ローバーから現行までのミニ

第1世代ミニ登場時にデザインの軸は定まっていた

2001年にBMWは現在のBMW MINIとしての第1世代モデルの販売をスタートさせました。当初はミニ3ドアハッチバック(R50、R53)のみの販売で、2004年にミニコンバーチブルが投入されます。クラシックミニファンからのローバー時代とのデザインやボディサイズの違いで批判などはありましたが、新しいモノが批判されるのは長い伝統を持つブランドでは仕方がないことです。今では第1世代のミニのデザインは非常に秀逸だったと評価されています。第3世代の現行モデルになっても、第1世代から大きくデザインが変わっていないことからもBMW MINIとしてのデザイン軸は初代モデルですでに定まっていたことがわかります。多少の批判を受けようと、一度決めたデザイン軸がブレずに守られ続けるのはBMWらしい点だといえるでしょう。BMWでも伝統のキドニーグリルのデザインにこだわり続けるなど、必要以上にデザイントレンドに振り回されない会社ですからね。

BMW MINIが本格的に羽ばたいたのは第2世代ミニから

2007年にミニは第2世代(R56)へとフルモデルチェンジ、第1世代とボディサイズはほぼ同じで、基本デザインも微変更に留めつつ、エンジンなど信頼性は大きく向上しました。ちなみに、第2世代ミニからミニのラインナップは本格的に増えはじめ、2007年にミニクラブマン(R55)、2010年にミニクーペ(R58)、2011年にミニクロスオーバー(R60)とミニペースマン(R61)、2012年にミニロードスター(R59)とラインナップが大幅に拡大されました。本格的にMINIブランドが羽ばたいたのは第2世代からと言えるでしょう。そして2014年には第3世代のミニ3ドア(F56)が登場。同年にミニ5ドア(F55)も発表され、翌年には第3世代ミニクラブマン(F54)、2016年には第3世代ミニコンバーチブル(F57)が登場し、続々とミニは第3世代に切り替わりはじめています。まだ噂レベルですが、次期ミニクロスオーバー(F60)も2017年中には登場と言われていますよ。

クラシックミニから現行BMW MINIまでを見てきたオックスフォード工場

オックスフォード工場についての記事なのに脱線し過ぎましたね。BMW MINIを生産するオックスフォード工場はローバー時代も含めてミニの歴史に関わり続けてきました。現在はオーストリアなど、イギリス以外にもMINIの生産拠点はありますが、イギリス生まれのミニブランドの価値をBMWは理解しているので、今後もイギリスでの生産は間違いなく続いていくでしょう。参考までにミニの歴史やオックスフォード工場の様子がわかる動画を紹介します。どれも過去の記事で紹介したモノですが、よくできた動画ですのでご覧になったことが無い方はお楽しみください。

ミニの歴史を追った海外CM

オックスフォード工場でのミニ製造行程

オックスフォード工場からミニの船積みまでを撮影した動画

【BMW・ミニへの買い替えをご検討中の方へ】

◆買い替えでよくある失敗にご注意!

今お乗りの愛車から乗り換えを行う際は、必ずネットで下取り相場を調べるのが大事です。よくある失敗は、ディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに契約してしまうパターン。一見好条件に見えても、実は今の愛車の下取り額が安く、結局損をしてしまうことも。

◆もはや常識!ネットの一括査定で下取り相場をチェック

ディーラーでの商談で少しでも良い条件を出すためには、あらかめネットで愛車の下取り見積を取得しておくのが鉄則です!反対にディーラーの査定金額が先にわかっている場合にも、買取店の査定でそれを言うと、それ以上の値が付くこともあります。

◆最大10店舗を比較して、最高額をチェック

見積もりを取るときは、複数の買取店に一括査定をお願いできるサイトが便利です。 エイチームの「かんたん車査定ガイド」 なら、最大10店舗を比較して、その中から最高額をチェックすることが出来ます。また入力も簡単で、最短約1分で完了します!

◆厳しい審査で選ばれた業者だけが加盟しているので安心!

「かんたん車査定ガイド」なら、JADRI(日本自動車流通研究所)の厳しい審査を受けた優良業者だけが加盟しています。そのため、強引な営業電話が何度もかかってくるような心配はありません。

▼査定申し込みはこちらから!

◆禁断の裏ワザ「入札制」とは?

ここで特別に、自動車の買取店の方から聞いた【裏ワザ】をご紹介します。下記の方法を使えば最初から高値が出やすくなるのです。

1.一括見積サイトからエントリーし、複数の買取店の査定申し込みを待つ。

2.同じ時間にアポイントを設定する。

3.査定が始まるタイミングで「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に買いて持ってきてください。一番高いところに売ります」という。

これにより、最初から最高値を出してくれて、スピーディに売ることができるようですよ。また買取店も「入札制」の方が早くて効率的なので、最近は嫌な顔をしないのだとか。CLUB CARSの読者の方からも、この方法とディーラーからの見積もり提示を組み合わせることで、なんと50万円以上も高値で売れたと報告をいただいています。 賢くBMW・ミニを購入するためにも、ぜひ愛車の下取額にはこだわってくださいね。

シェア

あなたにオススメの記事

この記事へのコメント

制作・協力

CLUB CARS 編集部

CLUB CARS編集部です。これから車を購入する人のための入門記事や購入した後、カーライフをもっと楽しめるようカスタムやメンテナンス、洗車などの記事を取材、掲載していきます。ご意見ご感想などございましたら、ページ下部の「お問い合わせ」よりご連絡をお願いします。

HP:公式サイト|Facebook|Twitter|Google+

CLUB BMW / MINIの更新情報を配信中

いつも「CLUB BMW」、「CLUB MINI」をご覧いただきありがとうございます。Facebook、Twitter、Google+ にて更新情報を常時配信しています。次期モデルなどのスクープは、いち早くソーシャルメディアで情報発信しますので、是非フォローしておいてくださいね。

RSS Feed をご希望の方はこちら(クラブビーエム、クラブミニ RSS)。


ミニクーパー、BMWのことなら!「CLUB CARS」
BMW/ミニクーパー初心者のための専門ウェブマガジン

これからミニクーパー/BMWを購入する方のための専門ウェブサイトです。BMWやMINI正規ディーラー検索やBMW/ミニクーパー購入ガイドやBMW/ミニクーパー中古車ガイド、レビューはもちろん、購入後のカーライフも楽しめるカスタム紹介やインタビューなど取材記事も豊富に展開します。ぜひ、あなたのミニライフにご活用ください。ここは「イギリスでのBMW MINIの生産開始から15年! 改めてミニの歴史を振り返ってみました 」 に関するページです。

ページトップへ