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ボディはローバーミニ、中身は軽自動車の軽ミニとは?

編集部通信|,

ボディはローバーミニ、中身は軽自動車の軽ミニとは?

今回紹介するのはローバーミニのボディを使用し、中身は信頼性の高い軽自動車のエンジンや配線、足回りを使うという異色のミニ「軽ミニ」です。ローバーミニ(クラシックミニ)には熱烈なファンが多いので、こういったミニを紹介すると「こんなのミニじゃない!」という声がきっと上がるでしょう。その考えももちろん理解できます。ただ、ローバーミニは多少なりとも乗り手を選ぶ車です。現代の車と比べるとクラシックな機構のため、エンジンや足回りに定期的なメンテナンスが必要なことはヴィンテージカーに理解がある人は気にならないでしょう。最初にしっかりとコストをかけて整備してやれば安心して乗ることができるのも確かです。ただ、古い機構であることが心配で、ローバーミニに手が出せない人がいるのも事実です。そういう方は見た目はデザイン性の高いローバーミニのままで、中身は信頼性の高い軽自動車の機構だと安心して手が出せるのではないでしょうか。大阪府にあるイシハラモーターでは、そういった方向けに軽ミニを過去6年間で20台以上製作してきました。軽ミニとはいったいどのように製作されるのか、その過程を紹介しますので、是非ご覧ください。

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軽ミニって何? どういう経緯で誕生したの?

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ATのトラブル、ハンドルの重さを解決するために誕生

イシハラモーターの代表、石原さんによれば、軽ミニ誕生のきっかけはローバーミニに乗りたいけれど躊躇していた女性からの相談がきっかけでした。AT車のローバーミニはミッションのトラブルが多く(今は改善する方法もありますよ)、ノーマルではパワステがついていないのでハンドルが重いのが難点でした。その悩みを解決するために生み出されたのが軽ミニです。

ベース車両はローバーミニ、軽自動車の2台が必要

なんとなく軽ミニのことを知っている人は「ローバーミニに軽自動車のエンジンを載せ換えるんでしょ?」と思っている人がいます。軽ミニの製作のためにはベース車両となるコンディションのいい軽自動車が丸ごと1台必要です。エンジンはもちろんのこと、それに付随する配線類、スピードメーターやタコメーターなどの補器類、ECU(エンジンを制御するコンピューター)、サスペンションやホイールなども軽自動車のモノを使用します(細かく言えば足回りはフロントは軽自動車、リア側はミニのモノを使います)。ローバーミニは1959年の誕生から基本的な構造を大きく変えず進化してきました。そこが魅力でもありますが、軽ミニ製作時はできる限り軽自動車の部品を使用した方が安心です。発電能力に余裕ができ、真夏でもエアコンを安心して使用できるようになりますし、パワステ(ローバーミニはノーマルではハンドルが重い)も軽自動車のモノをそのまま使えるので軽快に運転できます。ちなみに軽ミニに載せるエンジンはNA(自然吸気)エンジンでもターボエンジンでもどちらも可能です。載せ換え作業自体はNAエンジンの方が楽とのことですが、ターボエンジンの方が力強い走りのためオススメでしょうね。また、ターボエンジンを載せる際にはできればボンネットにエアダクトを設けた方がエンジン冷却のためにいいのですが、デザインにこだわるオーナーが多いため、エアダクトを用意しない軽ミニが多いようですよ(ボンネットの目立たない場所を加工して空気が逃げるようにするとのことです)。

車検証の表記はどうなるの?

「軽ミニの車検証での表記はどうなるの?」と気になる人もいるでしょう。車名や車体番号は元のミニのモノを引き継ぎます(ローバーミニなら「ローバー改」)。ボディはミニのモノを一部加工して使用するので型式の最後に「改」が追加されます。原動機の型式(要するにエンジン)は載せ換える軽自動車の型式に変更されます。ミニに搭載する軽自動車のエンジンや周辺パーツはどのような軽自動車のモノでもOKなワケではありません。ローバーミニは軽自動車以上にコンパクトに設計された車で、エンジンルームも非常に狭くデザインされています。そのため、どのような軽自動車をベースにするのかはイシハラモーター独自のノウハウがあります。また、軽ミニ製作後に車検を通し、日本の法律に100%適合した車として乗り続けるための書類手続きは一般的な中古車登録や車検を通す以上に煩雑で、個人でできるものではありません。

ローバーミニと比べた軽ミニのメリットとは?

信頼性の高いエンジン、足回りになること以外にも軽ミニにはメリットがあります。1つは税金などの維持費です。軽ミニは660ccの軽自動車登録になるため、自動車税、重量税、任意保険などが普通車登録のミニに比べてお得になります。また、高速道路も軽自動車料金になりますね。2つ目は整備などにかかる費用です。ローバーミニはオイル管理やラバーコーンなどの特殊な足回りのチェックなどで専門店に定期的に診てもらう必要がありました。しかし、軽ミニは見た目こそミニですが、一般的な軽自動車の整備ができるお店であればどこに整備を出していただいても構いません。オイルやブレーキなどの消耗品も軽自動車の規格にあったモノで大丈夫ですし、万が一の故障の際に必要な部品も軽自動車の部品を使用するため簡単に、低コストで手配できます。ローバーミニはカスタムパーツが豊富ですが、ホイールや足回りパーツは軽自動車用も手頃で豊富です。また、軽自動車のエンジンやミッションは5速AT、MT(軽ミニは主にAT車が中心)となります。一方のローバーミニは4速AT、MTです。そのため、高速道路を走る際などは軽ミニだと快適ですよ。

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製作時にボディや各部は徹底チェックされます

軽ミニの製作は1台のクルマのレストアとほぼ同様の作業になります。そのため、ボディパーツやエンジン、ミッション、配線などは各部をチェックした上で組み込まれていきます。ローバーミニ側のボディパーツでは再塗装前にボディの錆や傷み、穴などを見つけ、補修した上で作業が進められます。このような手のかかる作業工程を経て1台の軽ミニが完成するため、イシハラモーターでは年に4台ほどの軽ミニしか製作できないとのことです。軽ミニは決して安いミニではありません(2台の車体、レストア費用を含めて200万円前後)。ミニに似たデザインの軽自動車が欲しいのであればミラジーノでいいでしょうし、デザインだけでなくエンジンや足回りまでミニにこだわりたい人はしっかりと整備されたクラシックミニを選ぶのは当然だと思います。ただ、他にもこんな選択肢もありますよ、ということを紹介したかったんですよ。イシハラモーターが手掛けている軽ミニは非常に面白い取り組みですしね。

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この記事へのコメント

制作・協力

Hiroshi Hosokawa

大阪大学卒。卒業後は株式会社リクルートに就職、3年ほど勤務した後にモーターサイクル業界で起業。ウェブサイトや雑誌創刊などを行った後、わずか2年でバイアウトに成功した。バイアウト後は創業会社を退職し、「これまで働きすぎた充電期間」として世界50カ国を周遊する旅に。帰国後、(株)トラバースに参画し現在に至る。

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