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2015年2月新車販売速報。BMW MINI、前年約130%増と好調!!

自動車ニュース|---

MINI5ドアの走行シーン。

国産車、輸入車の2月の新車販売台数が、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合により発表されました。輸入車全体の2月販売台数は、前年比10.8%減の2万3317台と、2ヶ月連続のマイナスとなりました。なお昨年は消費税増税前の駆け込み需要で一昨年から36%増えていましたので、2年前よりは増加しているということになります。

ブランド別では、フォルクスワーゲンが2ヶ月ぶりに首位となり、メルセデス・ベンツが2位に陥落しています。またMINIは、ミニ3ドアやミニ5ドア、そしてクロスオーバーなどの新車効果が出ており前年より大きく販売台数を伸ばしました。

輸入車

輸入車 新車販売台数(2015年2月 / 2015年累計)

ブランド 2015年2月度 前年比 2015年累計 前年比
フォルクスワーゲン 5,394 79% 9,154 72%
Mercedes-Benz 5,258 104% 9,815 108%
BMW 3,155 76% 5,341 78%
Audi 2,568 94% 4,390 90%
BMW MINI 1,660 128% 2,724 116%
Volvo 1,016 76% 1,675 74%
Jeep 682 125% 1,137 126%
フィアット 482 60% 770 64%
フォード 346 84% 641 82%
プジョー 405 80% 698 83%
ポルシェ 416 94% 731 101%

出所:日本自動車販売協会連合会「2015年2月新車販売台数確報」

フォルクスワーゲンが首位奪還

先月に続き2月もメルセデス・ベンツ、BMW MINI、そしてJeepが前年を上回る成長を見せていますね。特にBMW MINIとJeepは、130%近い販売台数と両社ともにニューモデル効果が如実に出ているようです。一方、輸入車大手のフォルクスワーゲン、BMW、アウディなどは前年割れとなってしまいました。ただフォルクスワーゲンは、2ヶ月ぶりにメルセデス・ベンツを抜かし輸入車セグメントでの販売台数NO.1となっています。

国産車

普通車+軽自動車 新車販売台数(2月 / 2015年累計)

ブランド 2015年1月度 前年比 2015年累計 前年比
登録車 288,348 -14.2% 525,518 -16.4%
軽自動車 193,755 -15.4% 357,951 -17.3%
合計 482,103 -14.7% 883,469 -16.8%

普通車ブランド別 販売台数(2月 / 2015年累計)

ブランド 2015年2月度 前年比 2015月累計 前年比
トヨタ 127,343 -18.3% 229,918 -17.7%
日産 40,326 -24.6% 74,264 24.8%
ホンダ 33,821 -39.5% 63,715 -28.7%
マツダ 20,109 12.9% 38,265 7.5%
スバル 12,754 5.2% 23,558 13.5%
スズキ 7,161 -6.3% 12,581 -5.9%
いすゞ 6,622 15.6% 11,589 15.3%
日野 4,844 11.6% 8,882 6.8%
三菱 4,076 -30.4% 7,582 -31.3%
レクサス 3,596 -16.2% 7,081 -15.5%
三菱ふそう 3,337 3.8% 5,751 -0.7%
UDトラックス 922 7.0% 1,596 8.6%
ダイハツ 120 -20.0% 240 -26.2%
その他 23,317 -14.5% 40,496 -12.4%
合計 288,348 -18.9% 525,518 -16.4%

軽自動車ブランド別 販売台数(2月 / 2015年累計)

ブランド 2015年2月度 前年比 2015年累計 前年比
ダイハツ 63,011 -9.2% 113970 -13.1%
スズキ 51,026 -14.5% 92664 -20.9%
ホンダ 37,830 -17.6% 71541 -18.7%
日産 24,394 -15.1% 47321 -7.5%
三菱 6,414 -29.2% 11786 -22.4%
マツダ 4,697 -24.6% 9298 -23.4%
スバル 3,998 -33.6% 7055 -32.0%
トヨタ 2,374 -39.5% 4299 -42.6%
その他 11 266.7% 17 0.0%
合計 193,755 -15.4% 357951 -17.3%
  • 出所:日本自動車販売協会連合会「2月新車販売台数確報」
  • * 上記データは軽自動車、貨物、バスを含む

国産車も引き続き増税の反動は大きく

1月は前年20%減と大きく減少しましたが、2月はやや持ち直し14.7%減の48万2103台となりました。普通車は−18.9%と大きく前年を下回りましたが、軽自動車が比較的好調だったのが要因のようです。車種別では、アクアが1月に続き販売台数トップで2万2788台(前年4.9%減)、2位がN-BOXで2万223台(10.3%増)、3位がデイズで1万8825台(9%減)となっています。なお、車種別の販売台数は以下のとおり。

  • アクア(トヨタ)2万2788台(4.9%減)
  • N-BOX(ホンダ)2万0223台(10.3%増)
  • デイズ(日産)1万8825台(9.0%減)
  • タント(ダイハツ)1万7955台(22.5%減)
  • ムーヴ(ダイハツ)1万4459台(9.9%減)
  • プリウス(トヨタ)1万3122台(44.2%減)
  • フィット(ホンダ)1万2013台(34.4%減)
  • N-WGN(ホンダ)1万1950台(37.9%減)
  • ワゴンR(スズキ)1万1776台(30.7%減)
  • ノート(日産)1万0494台(14.2%減)

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