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ミニのライバルになりうる!? 輸入コンパクト界の超人気モデル、フォルクスワーゲン ポロがモデルチェンジ!
輸入コンパクトカー界の人気モデル、フォルクスワーゲン ポロがフルモデルチェンジしました。価格帯的にもボディサイズ的にもミニのライバルになりうるため、ClubMini編集部としては看過できる存在ではありません。そこで今回は、そんな新型フォルクスワーゲン ポロの出来栄えをチェックしてみたいと思います。
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フォルクスワーゲン ポロってどんなクルマ?
ゴルフより一回りコンパクトなハッチバックモデル
フォルクスワーゲン ポロはドイツで1975年にデビューし、3代目から正式に日本に輸入されるようになりました。当時はフォルクスワーゲンといえば、一回り大きなゴルフのイメージが有りましたが(ちなみに導入当初はゴルフⅢの時代)、一回りコンパクトで気軽に乗れるポロもすぐに日本市場で人気を博すようになります。その後、2度のフルモデルチェンジを経て現行モデルに繋がります。
ボディサイズ、車両本体価格的にはミニのライバルになりうる
フォルクスワーゲン ポロは価格帯、ボディサイズ両方の面でミニのライバルになりうる存在です。もちろん実際には両モデルとも指名買い需要が多く、特にミニ勢のアイコニックなデザインや走りのフィーリングが好きな方には、選択肢に入りづらいかもしれません。しかし中には「同じ価格帯でコンパクトな輸入車を検討中」「走りが良くてちょっと上質なコンパクトカーに乗りたい」というユーザーも多く、彼らにとっては、両モデルとも悩ましい選択肢になりえます。
参考までに、新型ポロとミニの5ドアモデルのボディサイズと価格を比較してみたいと思います。
ミニ 5ドアと新型フォルクスワーゲン ポロの比較
ミニ 5ドア | 新型フォルクスワーゲン ポロ | |
---|---|---|
全長 | 4000mm | 4060mm |
全幅 | 1725mm | 1750mm |
全高 | 1445mm | 1450mm |
車両本体価格 | 259~373万円 | 209~265万円 |
新型フォルクスワーゲン ポロはフルモデルチェンジで何が変わった?
ボディサイズが拡大、遂に5ナンバーから3ナンバーに
新型フォルクスワーゲン ポロの先代モデルから一番大きく変わった点は、ボディサイズの拡大に伴い、5ナンバーから3ナンバーになった点です。ボディサイズにして全長、全幅が各+65mm拡大しており、これは同社のモジュールタイプのプラットフォーム『MQB』採用の影響といわれています。ボディサイズが拡大した分、室内空間や荷室容量がアップしているほか、高速走行時の安定性も強化されています。さらにMQB採用により、上級モデルと同じ先進安全装備が搭載できるようになりました。
クリーンでスタイリッシュなデザインは継続
フォルクスワーゲン ポロの歴代モデルにも共通する点として、クリーンでスタイリッシュなデザインが挙げられます。また新型は一部グレードにLEDヘッドランプを採用し、より精悍な顔つきになっています。
エンジンはさらにダウンサイジング、1リッター3気筒ターボを採用
新型フォルクスワーゲン ポロは、これまでの1.2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンから更に小排気量化した1リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンが搭載されています。これまでフォルクスワーゲンは他のブランドに率先して小排気量(ダウンサイジング)エンジンの採用を推し進めてきた経緯があり、その流れで遂1リッター×3気筒エンジンの採用に至ったようです。なお排気量も気筒数も減っているのにもかかわらず、最高出力は先代エンジンよりもアップしています。
最新のインフォテイメントを採用
最新のインフォテイメントシステムを搭載しているのも、フォルクスワーゲンのクルマづくりらしい点です。8インチのタッチスクリーンに加え、センサーボタンとダイヤルを組み合わせることで、スマートフォンのような感覚で快適に使用できるナビ・車両制御システムです。特に音量の調整だけでなく、地図の縮尺調整にもダイヤルを使用できるのが便利な点です。
フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”機能一覧
- SSDナビゲーションシステム
- VICSワイド対応
- DVD/CDプレーヤー
- MP3/WMA6再生
- ワイドFM対応
- 地デジTV受信
- Bluetoothオーディオ/ハンズフリーフォン
- “Volkswagen Media Control”アプリケーション対応
上級車種に匹敵する運転支援装備を搭載
新型フォルクスワーゲン ポロは上級プラットフォームのMQBを採用することで、上級車種と同様の運転支援装備を搭載できるようになりました。その機能一覧もご紹介いたします。
- プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”
- アダプティブクルーズコントロール“ACC”
- ブラインドスポットディテクション
- デイタイムランニングライト
- スタティックコーナリングライト
- 駐車支援システム“Park Assist”
- リヤトラフィックアラート
前方の車両や歩行者を検知し、衝突前に自動でブレーキを作動させて衝突を回避、もしくは衝撃を軽減します。
先行車両との車両間隔を維持します。任意で速度上限を設定できるほか、先行車両が停車すると自動で停車する機能もあります。
側方、後方から接近する車両を検知し、ドライバーに注意を促します。
ヘッドライトのOn/Offに関わらず、ライトの一部が常時点灯し、衝突事故防止に貢献します。
低速で曲がる際、ウィンカーと舵角に対応して進行方向を表示することで、歩行者への視認性をアップします。
駐車可能なスペースの検知とステアリング操作により、縦列駐車をサポートする装備です。
バックで出庫する際に、後方左右から接近する車両を検知してドライバーに注意を促します。
新型フォルクスワーゲン ポロのボディカラーは?
新型フォルクスワーゲン ポロには8つのボディカラーが用意されています。中でもエナジェティックオレンジメタリックはウェブページなどのビジュアルに積極的に使われており、メーカーにとっての“押し”であることが伝わってきます。
▼新型フォルクスワーゲン ポロ ボディカラー一覧
ミニに宣戦布告!?「カワイイだけで、生き残れる時代じゃないから」特設サイトもオープン
なお新型フォルクスワーゲン ポロの登場を記念して、特設サイトでは“カワイイだけで、生き残れる時代じゃないから”をテーマにしたコンテンツが展開されています。その内容は、女性格闘家のレーナ氏とアーティストのナカムラエミ氏を引き合いに、新開発のプラットフォーム『MQB』の魅力を紹介するというもの。一瞬これはミニへの宣戦布告なのでは…!?とドキッとしてしまうキャッチコピーですが(笑)一新したプラットフォームの魅力がわかりやすく紹介されてます。
新型フォルクスワーゲン ポロは確かに優秀だが…それでもミニを選ぶ5つの理由
さて、ここまでその実力をチェックしてきた新型フォルクスワーゲン ポロですが、真っ向からライバルとなるミニ 5ドアにも優位な点は多々あります。最後にそのあたりをチェックして、ClubMiniらしく締めたいと思います!
ミニならクリーンディーゼルが選べる!
まずミニであれば、3ドア/5ドアともにクリーンディーゼルエンジンを選ぶことができます。クリーンディーゼルは軽油を使用するので燃料代が安い、CO2排出が少ない、低回転域から力強いトルクが発生できるといった点で、近年人気を伸ばしています。
フォルクスワーゲンも先日、上級セダン/ステーションワゴンのパサートにクリーンディーゼルモデルが搭載されました。が、他のモデルに関しては現状何もアナウンスされていません。やはりディーゼルエンジンの燃費不正問題の影響があり、日本への導入には慎重な姿勢が見えます。
ミニなら3ドアが選べる!
ミニであれば、スタイリッシュでスポーティなイメージを与える3ドアと、家族でも使いやすい5ドアの両方から選ぶことができます。しかも両モデルともデザインが一見してミニと判るものなので、コアなファンでも満足度が高いといえます。ちなみに室内空間は、5ドアモデルでフォルクスワーゲン ポロとほぼ互角のレベルです。
ミニならMTが選べる!(ただし3ドア車のみ)
ミニであれば、スポーティな走りを楽しめるMTを選ぶことができます。ただし、現在MTを選べるのは3ドア車のみとなっており、5ドア車は全グレードATのみとなっています。なおフォルクスワーゲン ポロは全グレード共通で7速DSGとなります。
ミニなら他にないアイコニックなデザインがある!
なんだかんだ言ってもミニを選ぶ一番の理由はこれなのではないでしょうか。ミニが持つ丸いライトと楕円形のラジエーターグリルの組み合わせは、レトロでもあり癒し系でもあり、ほかのモデルにはない唯一無二の魅力といえます。
ミニなら豊富なカスタムパーツがある!
ミニにはボンネットストライプやチェッカー柄のサイドミラー、また豊富な種類のホイールなどで、自分好みの一台を作り上げる楽しみがあります。国産車と合わせても、ここまで多くの純正カスタムパーツがある車種はそうありません。もちろん社外パーツもたくさんあるので、思い思いにカスタムを楽しむことができます。なおミニのカスタムに関する記事はこちらからご覧いただけます。
新型フォルクスワーゲン ポロ、注目のGTIの日本導入はまだ先?
なおミニでいうところのJCW(John Cooper Works)に当たる高性能バージョンであるGTIは、新型フォルクスワーゲン ポロにはまだラインナップされていません。が、ドイツ本国では既に販売されており、恐らく日本導入も時間の問題でしょう。
以上、ちょっぴりイレギュラーなフォルクスワーゲン車のご紹介でした!
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