カリスマデザイナーJaime Hayon氏が、MINIシティサーファーをデザイン!!

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Times誌で現代を代表するクリエイター100人に選ばれた人気デザイナー、ハイメ・アジョン（Jaime Hayon）氏。日本では彼の創りだす独創的なインテリアが人気で、ファンという方も多いのではないでしょうか。そんなハイメ・アジョン氏ですが、なんとこの度MINIと共同で、世界最大級の家具の見本市「ミラノサローネ*」に出展するようです。

*ミラノサローネ

イタリア北部、ミラノにて毎年4月に開催される世界的な家具見本市。来場者は33万人を超える大規模な見本市で、著名な家具デザイナーや家具メーカーが参加するイベント。日本メーカーではPanasonic、YKK AP、teamLab、ANTEPRIMAなどが参加しています。なお会場の広さでも有名で、なんとその広さは東京ドーム11個分（21万平方メートル）という圧倒的なスケールで開催されます。

MINI Citysurfer

ハイメ・アジョン氏が放つ2つの新解釈

今回のMINIとハイメ・アジョン氏との共働において、注目すべきトピックスは「MINI シティサーファーのデザイン」でしょう。「シティサーファー？ なんか聞いたことあるなぁ」という方もいらっしゃるかもしれません。このシティサーファー、昨年CLUB CARSでも紹介して大反響を読んだキックバイクなんですね。今回、アジョン氏はこのマシンに独自の解釈を施し、デザインしたようなのです。ご紹介しましょう。素晴らしいクオリティです。

愛らしいポップなデザイン

もともとシティサーファーは「かっこいい」といったイメージでしたが、今回ハイメ・アジョン氏がデザインすると…。なんということでしょう。かわいらしくもおしゃれなデザインになっていますよ。しかもどことなくMINIらしさもありますね。これなら女性の方が乗っても実にフィットしそうです。

エレガントで洗礼されたシティサーファー

アジョン氏はもう1台デザインしていますよ。それがこちら。先ほどの可愛らしいデザインとは異なりモダンでエレガントなデザインに仕上がっています。ところどころに使われたレザー製品とのアンバランスが絶妙ですね。いや、かっこいい。

販売・価格

日本での販売は難しいかも

キックスクーターは2000年前後に流行しましたが、日本では欧州と異なり「原付バイク」扱いとなるため免許はもちろん、ナンバープレートの取得、自賠責保険への加入が求められます。またマシンにも方向指示器やミラーの設置が必要になるため、なかなか普及していません。販売されているものの多くは「公道使用不可」ですからね。

このミニ シティサーファー、公道使用不可というのも意味不明ですし、方向指示器やミラーをつけるとなると、ちょっとコンセプトが変わってしまうかな…と思いますよね。日本で購入できるようになったとしても、かなり制限が入ったものになってしまいそうですね。