5月新車販売。輸入車は2ヶ月連続のプラス。今月は10.8%増

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国産車、輸入車の5月の新車販売台数が、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合により発表されました。輸入車全体の5月販売台数は、前年比10.8%増の2万2,834台と4月に続き2ヶ月連続でプラスとなりました。メルセデス・ベンツ、BMW、アウディといった主力メーカーは軒並み前年110%以上と好調、MINIも130%近いプラスを記録しましたよ。

輸入車

輸入車 新車販売台数

出所：日本自動車販売協会連合会「2015年5月新車販売台数確報」

BMW MINI、新車効果抜群で150%近い成長

ここ最近不調が続いていたBMWも、5月は大きく数字を伸ばし前年比128%となりました。またMINIは新型MINI3ドア、5ドア、クロスオーバーの効果もあり130%近い成長となっています。またミドルSUVである「マカン」が好調なポルシェも145%と好調、高価格帯ブランドにもかかわらず500台以上が販売されています。

一方で不調なのがフォルクスワーゲン。「ゴキゲン、ワーゲン」とプロモーションで巻き返しを図っていますがなかなか、昨年の好調を上回るのが難しいようです。2015年は次期ティグアンなど新型50車種を投入するとしていますから、今後の追い上げに期待ですね。

国産車

普通車+軽自動車 新車販売台数

普通車ブランド別 販売台数

軽自動車ブランド別 販売台数

• 出所：日本自動車販売協会連合会「5月新車販売台数確報」
• * 上記データは軽自動車、貨物、バスを含む

国産車も引き続き増税の反動は大きく

一方で国産車は、軽自動車の増税影響からから前年比7.6%減の33万5644台で着地。（軽自動車の販売台数は、12万5755台と19%以上のマイナス）。昨年の増税前駆け込み需要の反動とともに、5ヶ月連続でのマイナスとなっています。

車種別の人気では、5月は1位が1万4428台を販売したトヨタ アクア、2位がホンダN-BOX（1万398台）、3位が日産デイズ（9452台）となっています。詳細ランキングは以下のとおり。

1. トヨタ アクア　1万4428台（18.9％増）
2. ホンダ N-BOX　1万0398台（0.8％増）
3. 日産 デイズ　9452台（23.8％減）
4. トヨタ カローラ　8920台（8.6％増）
5. トヨタ プリウス　8778台（10.3％減）
6. ダイハツ タント　8689台（53.4％減）
7. スズキ スペーシア　8043台（3.8％増）
8. スズキ アルト　7998台（11.7％減）
9. スズキ ワゴンR　7965台（39.9％減）
10. ダイハツ ムーヴ　7889台（17.2％減）