捨てられたワンコが、ミニを運転できるようになるまでの感動ムービー

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ワンコがミニ クロスオーバーを運転するこの動画はコメディではない。映像内に登場するポーターは実は捨てられ、施設に保護された犬だ。ポーターが保護施設のスタッフとともに訓練を積み、ついには車の運転ができるようになるまでのストーリーがまとめられた動画がこちら。

心無い飼い主に捨てられはしたけれど、人への愛情を失わず、これだけのことができる賢さがあることを伝えるため、このプロジェクトがスタートした。犬はただのペットではなく、人と一緒にこれだけのことができる。これほど賢く、忠誠心に溢れた動物をどうして簡単に捨てることができるのか、それを伝えるためにニュージーランドの動物愛護団体SPCA（*1）がミニの協力を得て2012年に取り込んだプロジェクト動画だ。

参照サイト（外部リンク）：動物愛護団体SPCA（ニュージーランド）

今回のムービー

サクっと60秒！ 動画紹介

うかつに動画をクリックできない人のためにキャプチャー画像を紹介していくと…。

1. 

   特訓中…

   模型の車で運転のトレーニングを行うポーター。

2. 

   犬って本当に賢い

   ポーター以外にもジニー、モンティの2匹の犬もトレーニングを受けている。2匹のトレーニング動画はこちら（*2）から確認できる。ポーターだけが特別なワケではなく、どの犬もみんな賢いのだ。

3. 

   いよいよ・・・

   特別に改造されたクロスオーバーを運転するポーター。

4. 

   ドライブ開始！

   運転席に座り、クロスオーバーを走らせるポーター。もちろん、ここはサーキットで公道を運転しているわけではない。

5. 

   カーブだって曲がれるよ

   まっすぐ走るだけではなく、ゆっくりとカーブを曲がることができる。万が一のためにスタッフがポーターの近くで見守っている。

6. 

   いい仕事をしたね

   無事、運転が終了。スタッフに愛情のこもったハグをしてもらうポーター。褒められて、撫でられて、犬は人との信頼関係を築いていく。

ポーターのトレーニング風景をもっと見たい人はこちら

犬だけの話ではないが、これほど賢く、人を信頼してくれる動物たちを簡単に見捨て欲しくはない。ミニに犬が乗る姿は可愛らしく、非常に面白いのだが、SPCAが伝えたかったメッセージもしっかりと受け取り、個々人ができることを少しずつ協力していこう。

ポーターのトレーニング

ミニをカスタマイズ

ポーターが運転できるように改造されるミニ。メーカーや多くの人の協力でこのプロジェクトは成功した。