パンクしたあとも80km自走が可能
みなさんは万が一パンクしたとしても、一定の距離を走行することができるランフラットタイヤ(Run flat tire)をご存じですか? ランフラットタイヤはサイド・ウォール(タイヤ外側の縁部分)が強化されていて、パンクしてタイヤの空気圧がゼロになった状態でも、約80km(時速80kmで走行)走行できるタイヤです。その結果、パンクした状態でもタイヤを交換できる修理工場やガソリンスタンドなど安全な場所まで自走することができるように設計されているのです。さらに、車両にスペアタイヤを装備する必要がなくなり、タイヤ分が軽量化され燃費向上に貢献するほか、居住性も向上しデザインの自由度が高くなるなど多くのメリットを有しています。BMWは2003年に登場した5代目5シリーズ(E60)からランフラットタイヤが装備され、2003年以降は一部のスポーツグレードを除く全車種で標準装備されるようになりました。多くのメリットを持つランフラットタイヤですが、普及が進んでいった1990年後半にはゴツゴツとした硬い乗り心地が問題視されることもありました。そのため「駆け抜ける歓び」をテーマとするBMWが標準装備する際にランフラットタイヤのさまざまな課題をクリアする必要がありました。ハンドリング、高速安定性、そしてしなやかな乗り心地などBMWらしい走りを実現するために、同社のエンジニアたちはタイヤもクルマの一部として車体同様にテストを繰り返し開発してきました。そうして生まれたのがランフラットタイヤの安全性と車体のパフォーマンスを上手く路面に伝えることのできるBMWが承認した純正ランフラットタイヤなのです。
サスペンションと一体で開発されたBMW承認タイヤ
BMW承認タイヤとは、一見、市販タイヤと同じに見えるもののBMWのために専用開発された製品で、タイヤのサイドウォールに「★(スターマーク)」が表記されているのが特徴です。BMW承認タイヤはランフラットタイヤだけでなく、ラジアルタイヤでもBMWが求めるハンドリング性能を実現するために用意されています。BMW承認タイヤの大きな特徴はサスペンションと一体で開発されていることでしょう。BMWが求める走行性能はもちろん、DSC(ダイナミックスタビリティコントロールシステム)やABS(アンチロック・ブレーキシステム)といった安全デバイスとの組み合わせでも最適なタイヤとして開発されているのです。もう1点、忘れてならないのは、BMW承認タイヤは日本の道路環境に合うようにも作られていることです。高い排水性を持つ高速道路の特殊舗装など、他国とは違う日本の道路環境にマッチするべく国内でも多くのテストが行われています。そうして生まれたBMW承認タイヤはBMWの正規ディーラーでしか手に入りません。現在、承認ではないタイヤを履いている方がいらっしゃれば、一度承認タイヤを試してみてください。BMWの本来の性能が味わえるはずです。
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