先進の都市型モビリティ、BMW i3がマイナーチェンジで魅力アップ！

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BMWのコンパクトな都市型電気自動車であるi3がマイナーチェンジを受けました。今回の変更内容は先にお伝えしたとおり、外見の小変更がメインになります。

BMW i3ってどんなモデル？

走行中だけでなく、設計・製造過程の環境負荷にも配慮したモデル

BMW i3が登場したのは2014年4月になります。BMWが「大都市における持続可能なモビリティ」をテーマに“BMW i”ブランドを展開した際、その最初のモデルとしてデビューしました。なお同時に、2人乗りスポーツモデルのBMW i8もデビューしています。特長的なのが、走行中の燃料消費を抑えることだけでなく、設計・製造過程における環境負荷も意識し、徹底的に“持続可能性”にこだわったモデルである点です。その結果、量産車で初となるCFRP（カーボンファイバー強化樹脂）を基本骨格に採用、大幅な軽量化と環境負荷軽減を実現しています。

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気になるバッテリー性能は？

BMW i3は大容量バッテリーの採用により、通常モデルで航続距離390km（JC08モード測定時の数値。実際は走行状況により変動）を実現しています。また時速100km/hまでの加速を7.3秒で完了するなど、日常生活からちょっとした遠出まで、不自由なく使える性能を持っています。
充電の性能も、日本で一般的な急速充電方式であるCHAdeMOを使用した場合、約45分で80％まで充電可能という実用性の高いもの。ちなみに急速充電を使用しない場合は、12～13時間で満充電可能です。

レンジエクステンダー搭載車は、最長511kmの航続が可能

上記の通常モデルに加え、バッテリー残量が少なくなった際にエンジンで発電できるレンジエクステンダー搭載モデルもラインナップされています。こちらは最長で511km（同じくJC08モード測定値）となっています。東京/大阪間の走行距離が約500kmなので、日常どころか相当の遠出でも一度の充電・給油で走りきることが可能です。

登録後1年間は公共施設での充電が無料！

さらに嬉しい点として、登録後1年間は公共施設での充電が無料となる“Charge Now”が提供されています。これにより全国21,685箇所（2017年4月時点）の充電スタンドで、安心して充電をすることができます。先に書いたとおり、CHAdeMOによる急速充電を使用すれば45分で80％まで充電できるので、買い物やレジャーの間のちょっとした時間でもこまめに充電できて非常に便利です。

充実のサポートで、安心のカーライフを

はじめての電気自動車を検討する場合、バッテリーの劣化など、通常のエンジンと異なる点に不安を持ってしまう人もいるかもしれません。そんな不安に対しても、i3は万全のサポート体制を提供しています。下記2項目が“BMW iサービス・インクルーシブ”として、BMW i3全車に標準装備されています。

• 8年/100,000km以内のバッテリー修理無償
• 3年間の主要項目の無償メンテナンス

もちろん運転支援装備も充実

都市型モビリティを謳っているとはいえ、その長い航続距離で、もはやどんな路面にも進出できそうなBMW i3。市街地から高速道路、山道まで、いつ起こるかわからない危険にも万全の備えをしています。

• ドライビング・アシスト・プラス
• ACC／アクティブ・クルーズ・コントロール（ストップ&ゴー機能）
• 前車接近警告機能
• 衝突回避・被害軽減ブレーキ（歩行者検知機能付き）
• パーキング・サポート・パッケージ
• PDC／パーク・ディスタンス・コントロール（フロント&リヤ、ビジュアル表示機能付）
• リア・ビュー・カメラ（予想進路表示機能付）
• パーキング・アシスト

好みで選べる3つの内装フィニッシュ

BMW i3には、好みに応じて選べる3つの内装デザインが用意されています。

• ATELIER

ダークグレーのシートにブルーのアクセントを組み合わせたスタイリッシュな内装。インパネには天然素材のケナフ麻素材を採用し、ナチュラルな雰囲気も演出。

• LODGE

シートはソラリック・ブラウンのウール地にナチュラルレザーの組み合わせ。インテリアには環境の負荷の低いユーカリ材を、自然のままの雰囲気を極力活かして使用。モダンでナチュラルな雰囲気を演出している。

• SUITE

暖かみのあるブラウンのレザーを、シートとダッシュボードに使用。このほか落ち着きのある配色のオーク材を使用することで、重厚さ、高級感を演出。

BMW i3 グレードごとの車両本体価格一覧

さらに魅力アップしたBMW i3で、快適な電気自動車ライフを！

かつては航続距離の短さや充電時間、バッテリーの劣化に対する不安もあった電気自動車ですが、BMW i3ではそのあたりのネガが大幅に改良されています。もちろん都会の景色に溶け込みつつも、先進性溢れるエクステリアデザインも魅力です。BMWは現在、さらなる電気自動車やプラグインハイブリッドカー（PHV）の投入に積極的なので、是非チェックしてみてください！