MINI 三宮：マイスターを目指す女性メカニック

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全国のディーラーで働くセールスコンサルタントをご紹介

ミニディーラーは敷居が高い、そう思っている人はいませんか？　輸入車ディーラーの中には確かに敷居が高いお店もありますが、ミニディーラーは誰でも気軽に来店してもOK。でも、どんなスタッフがいるのか、気軽に話せそうなのか、気になりますよね。このコーナーでは全国のディーラースタッフを紹介していきますので、近隣のディーラーの気が合いそうな人を見つけて来店してみてください。

第11回は、神戸市灘区にある「MINI 三宮」でお仕事されている高木さんを取材してきました。高木さんはセールスコンサルタントではなく、メカニックです。あらゆる仕事への女性の進出が珍しくない昨今でも、女性メカニックは珍しいですよね。何がきっかけでメカニックを志したのでしょうか？

こんな人が出迎えてくれます

ディーラーを見学する中で、ミニが一番魅力的に見えました

親族や友人に車好きが多く、小さな頃からいろいろな車を見てきました。その影響で整備の専門学校に進んだんです。300人くらい同級生がいましたが女性は10人くらいしかいませんでしたね。学校を卒業するときにいくつかのお店を見学したのですが、この会社（モトレーン神戸）にMINIディーラーがあるのを知り「ミニの整備は面白そう」と思い、入社することにしました。「日本には国産メーカーが何社もあるのに輸入車も売れている、その魅力は何なんだろう？」に興味があったんです。ミニの整備をはじめて2年目になりましたけれど、ミニしか触っていないのでその答えはまだわかりません（笑）。

マイスターを目指し、日々勉強中です

仕事をはじめて間もない頃は先輩に教わりながら点検作業からのスタートでした。学校でもある程度は勉強してきましたが、学校の車（トヨタ車）とは違う部分もありますし、発見や驚きは日々の作業で必ずありますね。今でもまだ先輩に手伝ってもらう機会もあり、早く1人前になりたいと思っています。ミニのメカニックは実力によって段階がわかれていて、最高位はマイスターと呼ばれるのですが、早くそこまで実力をつけたいです。マイスターになるには最短でも7年かかりますが、1歩ずつマイスターに向けて頑張っていきます。

お客さんとのエピソード

作業後にお客さんに挨拶してもらえるのが励みになっています

MINI三宮は整備スペースがお客さんから見えるようになっているので、自分の車の整備の様子を見ることができ、誰が作業しているのかもわかるようになっています。だから、整備後にお店を出ていくときに声をかけてくださったり、手を上げて挨拶してくださったりする人がいるのが嬉しいですね。整備スペースとショールームが完全に分かれているディーラーではないので、メカニックもお客さんと接する機会が多い、そこがMINI三宮のイイところかもしれません。