BMW M4 GTS、世界初公開。0-100km/hの加速タイムは3.8秒!!

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BMWは、東京モーターショー2015のプレスカンファレンスにて、「BMW M4 GTS」のワールドプレミアを行いました。

プレスカンファレンスにて車両解説を行なったBMW M社の代表取締役フランシスカス・ファン・メール氏は「BMW M4 GTSは、サーキットにおいて最高の運動性能と卓越したパフォーマンスを発揮するようにデザインされたスポーツカーです。例えば、クラブスポーツなどのイベントでは、スパフランコルシャンやニュルブルクリンク、ラグナセカのサーキットまで自走していき、そこで最高のサーキットレコードを記録することができます」と、M4 GTSのパフォーマンスについて語りました。

フォトギャラリー

BMW公式フォト

東京モーターショー

モデル概要

M3生誕30周年記念モデル

この「M4 GTS」は、BMW M社が1986年に生産を開始した「M3」の生誕30周年を記念する特別仕様モデルです。このスペシャルモデルは、ドライブトレイン、サスペンション、軽量構造などに画期的なMテクノロジーを採用し、BMW Mのエンジニアがイノベーションに取り組むパワーを象徴するモデルとなっています。

エンジン

エンジンは、現行モデルのM4やM3と同様になる直列6気筒3.0Lですが、革新的なウォーターインジェクションテクノロジーを採用することで大幅に出力を向上。最高出力は500psで、最大トルクは600Nm。0-100km/hの加速タイムは3.8秒で、最高時速は305km/hでリミッターが介入します。スポーツカーの指標となっているニュルブルクリンク北コースのラップタイムは7分28秒とスーパースポーツモデルに匹敵するタイムを叩き出します。これだけのパフォーマンスを発揮するパワートレインながら、燃費性能は8.3L/100km（12.0km/L）と環境性能にも考慮しているのが特徴です。

トランスミッション

標準的なドライブトレインは、7速のMダブル・クラッチ・ギアボックス（M DKG）で、駆動力の伝達を途切れることなくリアホイールに伝えます。出力の向上に合わせてドライブ・ロジック・シフト・プログラムとローンチ・コントロールの調整を行なっています。

軽量化

出力の向上とともにBMW Mのエンジニアは、軽量化にも注力しています。インテリジェント・ライトウエイト構造を採用することで車重を1510Kgに抑え、パワーウエイトレシオを3.0Kg/psとスーパースポーツモデルと同等にしている点にも注目です。

価格

世界限定700台で、2000万円以上!?

M4 GTSは全世界で700台の限定となり、国内での販売価格は決まっていませんが、2000万円に近いプライスが付けられるはずです。M4のパフォーマンスをさらに引き上げたM4 GTSを手に入れたいなら早めの予約をお勧めします。