2014年上半期の輸入車 “国内” 販売台数が発表されました。BMW、MINIの販売台数は？

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下半期がはじまって1週間。上半期（2014年4-9月）の輸入車、輸入オートバイの販売台数が、日本自動車輸入組合より発表されましたよ。消費税8%アップの反動で、自動車のみならず大型消費材は厳しいと報道されていますが、BMWやMINIはどうだったのでしょうか？ まずは下記をご覧下さい。

	販売台数	前年比
フォルクスワーゲン	27,014	-10.7%
メルセデス・ベンツ	26,039	-4.9%
BMW	19,088	-17.2%
アウディ	14,457	-3.9%
日産	9,899	-44.1%
トヨタ	7,927	-2.6%
BMW MINI	7,908	-5.4%
ボルボ	6,002	-36.4%
フィアット	3,456	-13.2%
ジープ	3,188	-32.7%

輸入車全体ではやはり前年比13.9%減の144,997台（前年）となりました（外国メーカー車は12万4743台で9.1%減）。輸入車3強のフォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、BMWも5-17%減少しています。ワーゲン、BMWは台数減が多い一方、ベンツ・アウディは比較的好調ですね。ベンツはスーパーマリオを使った「GLA」のCMが話題になりましたし、アウディは「NEW A3」、「Q3」などが好調のようです。

ミニも輸入車全体が14%減少する中、5%と健闘しています。やはり新型ミニの登場が大きかったのでしょう。今月からミニ5ドアも販売開始されましたし、今期中にはジョン・クーパー・ワークスやコンバーチブルの噂もありますから後半はさらに伸びて行くでしょう。ちなみに全世界におけるBMWグループの上半期業績（「ミニ」、「ロールスロイス」含む）前年6.5%増で、過去最高の153万台になっていますね（記事元：ロイター）。BMWは2016年までに200万台突破という計画を掲げていましたが、これは2014年中に突破しそうですね。

おまけ：輸入オートバイの上半期販売台数

	販売台数	前年比
ハーレーダビッドソン	5,406	-16.5%
BMWモトラッド	2,212	14.0%
ドゥカティ	1,246	-8.9%
KTM	750	46.8%
トライアンフ	702	-30.3%

実はBMWって、オートバイも作っているんですね。ここではおまけとして、輸入オートバイの上半期販売台数を紹介しますよ。オートバイは国内販売台数がピーク時90%減と大変厳しい状況ですが、輸入車市場はハーレーダビッドソンを中心に非常に元気。BMWも順調に成長しており、ハーレーに続く輸入バイク2位に位置しています。

BMW モトラッド

さて販売台数ですが、輸入バイクも輸入車同様に消費税アップの反動で減少しています。ただ減少幅は車と比べて小さいですね、販売価格が車より小さいからでしょうか…。今回はこれまで好調だったハーレーが失速し16.5％減となる一方で、BMWやオランダのオフロードバイクメーカーKTMが成長しています。ただ、やっぱりハーレーは強いですね。車だとアメ車は売れないのに…ハーレーのブランド力には驚くばかりです。

ハーレーダビッドソン