ミニとSpotify (音楽聴き放題サービス) が連携開始

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写真は、BMWのナビゲーション画面。

有料版（月額9.99ドル）、無料版（音声広告付）を選択可能の音楽聴き放題サービス「Spotify」。会員数5000万人を擁し、世界最大手と言われる同サービスが「ミニコネクテッド（MINI Connected）」と連携するようです。これはBMW AGが11月18日に発表したもの。ただ現時点では日本導入未定です…残念ですが。

Spotifyとは？

Spotifyってなに？という方のために、簡単にご説明しますね。ご存じの方はこの段落ごと読み飛ばしちゃってくださいませ。

2008年にスウェーデン出身ダニエル・エク氏が創業したベンチャー企業です。ストリーミング型の音楽配信サービス（音楽聴き放題サービス）で、有料版（月額9.99ドル）または無料版（音声広告付）を選択できます。配信曲数は1600万曲、アクティブユーザーは約5000万人、有料版ユーザーは1250万人まで成長しているようです。

日本法人は設立されていますが（Spotify Japan）、残念ながらサービスがリリースされていない状況です。アーティストの権利関連が複雑でなかなかスタートできないようですよ。また日本はソニーの「ミュージック・アンリミテッド（配信曲数2500万曲、月額980円）」やレコチョクの「レコチョクBest（配信曲数150万曲、月額500円）」などが、すでにリリースされています。日本では”後発”となってしまうSpotifyは、少々厳しい状況に置かれているようです。

概要

連携メリットは大きい

さて、ミニコネクテッドから使用できるスポティファイの特徴は以下のとおり（何度も言いますが、日本導入は現状ありません。海外のコネクテッドが対象ですので、ご注意ください）。センターパネルやコントローラーから操作できること、またスピーカーにきちんと接続して高音質で楽しめる点がメリットでしょうか。

• センターパネル、各コントローラーでの操作
• プレイリストの利用
• ラジオのような音楽特集や、シーンに合わせた楽曲検索
• オフラインでの視聴（有料版加入者のみ）

将来的な機能追加にも期待

Spotify利用の最大のメリットは膨大な楽曲の中から、シーンや気分に合わせて選曲できることですよね。スマホにも数千曲、あるいは数万曲入れられるようになりましたが、Spotifyは1600万曲ですから。将来的には、場所（地図アプリと連携）や天気によって音楽が変わるなどの機能が加われば非常に面白いですよね。

日本でも是非！

日本ではSpotifyリリースに時間がかかりそうですから、ミュージックアンリミテッド、レコチョクあたりと “コネクテッド” してくれませんかねぇ。