デトロイトでミニジョンクーパーワークス登場。JCW限定の新色レベルグリーンが追加

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2015年1月12日より米国デトロイトにて開催されている「北米国際オートショー（NAIAS / 一般公開1月17〜25日）」。ミニは昨年末に発表された新型ミニ ジョン・クーパー・ワークスを登場させていますよ。

モデル概要

スペックは発表どおり。新色はクラシックな雰囲気

内容はリリースと同様ですが、ボディカラーはJCW限定の新色「レベルグリーン」が採用されていますね。これは以前、海外のミニ・コミュニティサイトで公開され噂となっていた「コンナットグリーン*」よりも、もう少し発色のいいグリーンのようです。現在ラインアップにある「ブリティッシュレーシンググリーン」と比較すると、やや落ち着いたグリーンとなっていますね。JCWのエアロキットや大径のホイールなど、レーシーな雰囲気をさらに強調してくれるカラーとなっていますよ。

*コンナットグリーン：2010年に発表されたR56の「ミニ ジョンクーパーワークス チャンピオンシップ50」のメタリックカラー。

先代JCWの頃より、ルーフとの組み合わせが豊富に

先代JCWと同様、今回もレッドルーフが採用されます。従来はブリティッシュレーシンググリーン、ホワイトシルバーなど5-6色のボディカラーと組み合わせ可能でしたが、新型は9色のボディカラーにまで広がるようです（チリレッドやエレクトリックブルーは不可）。

MINI USA デビッド・ダンカン副社長のコメント

この新型ミニ ジョン・クーパー・ワークスについて、MINI USAのデビッド・ダンカン副社長は、以下のようにコメントしています。

「この新型ジョン・クーパー・ワークスは、ミニの最も強力なエンジンを積んだモデルとして再スタートを切りました。このマシンは間違いなく、エキサイティングな時間を体験させてくれるでしょう。プレミアムでハイパフォーマンスな性能を体験できる小さなパッケージ車として、このJCWは我々のビジネスにとって今後重要な意味を持つことになるでしょう」

フォトギャラリー

ダッシュボードには、ストップウォッチやオイルレベルゲージなどが装備されています。ストップウォッチはボタンが3つ付いており、ラップタイムなども計測可能に見えますね。このメーターは、オプションで用意されるのでしょうか。

1969年の「ラリー・モンテカルロ」で、ミニJCWを駆り伝説を残したラウノ・アルトーネン氏と、BMW社ボードメンバーのヨッヘン・ゴラー氏がステージに登場したようですよ。

価格と販売時期

US価格は、30,600ドルより

これはUS仕様車のお話ですが、価格は30,600ドル（現在の為替レートで約361万）と公表されています。ちなみに日本での販売価格は400万円付近ではないかと噂されています。ミニUSAとの価格差は、日本仕様車はオートエアコンなどのいくつかのオプションが標準装備化されているからです。アメリカの車ではこういった装備は基本オプションですが、日本車では標準装備なことが多いですからね。

販売開始は今春

USAでの発売は今春と発表されています。日本では数ヶ月遅れて（4-6月あたり？）…というところでしょうか。

日本と米国の価格比較表

※為替レートは1ドル118円として換算。