街で見かけるレッドブルMINI。どうやって製作しているの？

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デモカーはハッチバックのクーパーがベース

全国各地のイベントや街中でミニを改造したレッドブルのデモカー（サンプリングカー）が走っているのはほとんどの方は見たことがありますよね？ あの車がミニをベースに作られているのを知っている方は多いでしょうが、どんな風に作られているのかはご存知でしょうか？ 今回紹介するのはカリフォルニアでレッドブル仕様のミニを製作している会社「A2ZFX Inc.」が撮影した、メイキング映像です。日本のレッドブルのデモカー製作はさすがに手掛けていないと思いますが、製作方法はそう変わりないはず…ボディなどは専用設計かと思いきや、意外と荒っぽいやり方で作られているのが驚きです。

なお、映像でベースとなっている車両は第2世代のミニ クーパー（R56）ですね。勝手なイメージでクーペがベース車両だと思い込んでいました。第1世代のミニ（R50）をベースでデモカーが作られていた時期もあったようですね。

デモカーのナンバーの末尾はすべて「283」！

また、レッドブルのデモカーは全国各地に配車されており、通りすがりに見かけて呼び止めたら停まってくれた、何て話もあります。世界各地のマイナースポーツにも積極的にスポンサーになっている会社なので、気軽に対応してくれるのでしょうか。もちろん、停まってくれた際はレッドブルをいただけるようですよ。もう1点、レッドブルのデモカーのナンバーの末尾はすべて「283」になっています。レッドブルのキャッチコピーの「翼（283）を授ける」にちなんで、だそうです。細かなところまでこだわっていますね。

今回のムービー（1分13秒）

動画配信：A2ZFX Inc「Brand New MINI Cooper Top Chop! Pick Up Conversion」

サクっと60秒！ 動画紹介

今回も背後に全神経を集中しなければならない方向けに、静止画でもご紹介しますよ。

1. 

   ベース車のミニクーパーがファクトリーに到着！

   やってきたのは、第2世代ミニハッチバック（R56）。つややかなブラックが美しいですね。このミニをベースにして…。

2. 

   ボディのあちこちを保護して…。

   さぁここからカスタマイズ！ まずはボディの保護から。なんでも下地が大切なのです。

3. 

   え!! こんな豪快に切っちゃうの？

   それでは不要な部分をカット！ 電気ノコギリでブイイイイーンとカットしますよ。

4. 

   室内にも火花が飛び散る、飛び散るゥゥゥ…

   室内にまで火花が…ひえええ！

5. 

   ハイ、後ろが切れました！

   ルーフの後ろ半分とCピラーをズバッと切り離しちゃいましたよ。

6. 

   レッドブルのロゴ登場

   で、工程を飛ばしていきなりレッドブル仕様に。塗装じゃなくてフルラッピングなのかな？

7. 

   後部座席に冷蔵庫を積んで…

   取り外された後部座席に冷蔵庫を取り付け。大きなレッドブル缶の下はこんな風になっていたんですね。しかし、スゴイこと考えるなぁ。

8. 

   ついにレッドブル缶を装着！

   巨大なレッドブル缶！ 大男が2人がかりで取り付けますよ。

9. 

   そして…完成。

   こうして見ると、すごいルックスですね。インパクトが凄すぎる！

10. 

    1台だけではない…量産されていた！

    なんとレッドブルMINIは1台ではありませんでした…。ずらりと…。ただパッと見は日本仕様と同じですね。ナンバープレートが付いていませんが、こちらも凝ったデザインになるんでしょうかね。