ミニにもセダンタイプが登場!? BMW社はあらゆる選択肢を検討中

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「MINIにセダンが登場する!?」

そんな驚きの情報を海外メディアの「Motorring File」が掲載しましたよ。BMW社はミニブランドのラインアップを5モデルにする計画で動いていますが、ハッチバック（ミニ3ドア、ミニ5ドア）、SUV、ワゴン、コンバーチブルに続く最後の1台が、セダンになるかもしれないということでしょうか。

もともと5モデル目は、オープン2シータースポーツ「スーパーレッジェーラ」と噂されていましたが…。ただこれに関して、BMW社のMINI担当役員であるピーター・シュヴァルツェンバウアー氏は以下のように語っているようです。

「BMW社では、レッジェーラのようなブランドのフラッグシップモデルを作るより、売上に繋がるセダンのようなモデルを検討する方が容易です。我々はあらゆるオプションを検討している最中です」。

あれ？レッジェーラのほかに、コンパクト電気自動車であるミニロケットマンこと「ミニマイナー」の話はどうなったのでしょうか。。。ミニブランドでの経済性を考えた場合、セダンや2シーターオープンよりもこちらの方が可能性が高いように思えますが…。ちなみに第5モデルは、今年中には決定されるようですよ。楽しみに待ちたいですね。

ニューヨークインターナショナルオートショーからの続報

※2016年4月14日に追記

先日開催されていたニューヨークインターナショナルオートショーでMINIプロダクトマネージメント担当のラルフ・マーラー氏がセダンタイプのミニについて言及しましたよ。「セダンコンセプトはMINIの過去の歴史にもあるが、販売数が多かったわけではないのでその歴史を知らないカスタマーも多い。過去から受け継いできた遺産、カスタマーがMINIにどのようなイメージを持っているのかが重要なので、セダンコンセプトはその点を重要視して検討したい」と発言しています。

ミニは過去にもライレーエルフやウーズレーホーネットのような4ドアセダンを導入した歴史があるので、今回セダンを導入したとしても初めてではないということですね。この2モデルのことを知る人は今のミニオーナーには少ないでしょうね。なお、ラルフ・マーラー氏に取材をしたイギリスのAutocarによると、セダンコンセプトのミニがターゲットとしているのはセダンの人気が根強いアメリカと中国とのことです。セダンタイプのミニが発売されたとしても日本への導入はないかもしれないですね。

なおAutocarにはセダンコンセプトのMINIのイメージ画像があります。画像はこちらで確認いただけますよ。