BMW初の量産型PHV、上海モーターショーでデビュー!!

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今後ますます厳しくなる欧州の環境規制（2021年規制）の開始に向け、欧州の自動車メーカー各社が進める「脱ガソリン」。BMW社もグループを挙げて、この対策に乗り出しています。

そんな中、BMW社としては初となる市販版PHVが発表されましたよ。車両は2013年のフランクフルトモーターショーにて発表されたコンセプトモデル同様、BMW X5（グレード名は「xDrive40e」）となりました。4月20日より開幕する「上海モーターショー2015」にてワールドプレミアされますよ。

BMW X5 xDrive40e

最大出力317psを発揮!!

今回のX5 xDrive40eは、フランクフルトモーターショー2013にてデビューしたコンセプトモデルの市販版。注目のPHVは、最大出力248psを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンと、115psのモーターから成り、システム全体で最大317psを発揮するのだとか。

圧倒的な環境性能

気になる環境性能は、欧州複合モード燃費で「30.3km/L」（CO2排出量は77g/km以下）を記録。X5の大柄なボディサイズを考えれば、かなり優秀な数字をマークしています。またEVモードも搭載されており、最大31kmを最高速度120km/hで走行可能です。ちなみにトランスミッションは8速ティプトロニックが採用されています。

MINIのPHV化

次期型のクロスオーバーがPHV？

今後、欧州において厳しくなる環境規制、こちらはMINIも例外ではありません。2017年の登場が噂される次世代「クロスオーバー（F60）」では、ハイブリッドモデルのスパイショットが公開されていますが、このPHVが流用される可能性は十分あるといえるでしょう。

一部メディアでは、今年登場と言われている新型クラブマン（F54）でもPHVが登場するとしていますね（さすがにないとは思いますが…）。