- BMW ニューモデル
- 掲載:2017/11/2 |
最強セダン「M5」(F90)正式発表!4.4リッターV8ツインターボ×4WDで17,030,000円~
BMWのラインナップの中でもっとも過激なモデルの1つ「M5」がフルモデルチェンジを果たしました。有り余るパワーを路面に伝えるため、Mモデルのセダンで初となる4WDを採用するなど、今回も話題性に事欠きません。その全貌をお伝えします!
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M5ってどんなモデル?
5シリーズがベースのモンスターマシン
M5は同社のアッパーミドルクラスセダン「5シリーズ」をベースに、モータースポーツ直系の技術で走行性能を磨き上げられたスペシャルバージョンです。パッと見は普通のセダンのようですが、その内側にはスーパーカー顔負けの強力なエンジンと、それを安定して路面に伝えるために強化された足回り、さらに高速域での安定性を高める空力デバイスが隠されています。
そもそもMシリーズって何?
MシリーズはBMWのモータースポーツ部門を担う子会社「BMW M社(M GmbH)」が生み出すハイパフォーマンスモデル群になります。同社が1972年に設立して以来、多数の高性能モデルを生み出してきました。
3シリーズがベースの「M3」が特に有名ですが、近年ではSUV(同社ではSAV:Sport Activity Vehicleと表記)の「X5」や「X6」をベースにしたモデルも展開しています。
新車で買えるMシリーズ車種一覧
車名 | ボディサイズ(mm) | 車両本体価格(税込) |
---|---|---|
M2クーペ | 4475×1855×1410 | 802万円~ |
M3セダン | 4685×1875×1430 | 1,185万円~ |
M4クーペ | 4685×1870×1390 | 1,157万円~ |
M6クーペ | 4905×1900×1375 | 1,854万円~ |
M6カブリオレ | 4905×1900×1370 | 1,924万円~ |
M6グランクーペ | 5015×1900×1395 | 1,891万円~ |
X5M | 4895×1985×1755 | 1,645万円~ |
X6M | 4925×1990×1690 | 1,675万円~ |
注目のスペックは?
驚愕の加速性能を発揮
新型M5に関して一番に触れるべきは、その驚愕の加速性能。何と0-100km/h加速をわずか3.4秒で完了させるという途方もないもの。5人乗りミドルサイズの4ドアセダンでありながらこの加速性能を実現している点は、まさに驚異的です。ちなみに0-200km/h加速は11.1秒(※)と、これまた途方もない数値になっています。一体どのような最新技術で、ここまでの加速性能を手に入れているのでしょうか。
※欧州仕様車
Mモデルのセダン初となる4WDを採用
もっとも注目すべき点は、Mモデルのセダンで初となる4WDの採用です。5世代目となる先代M5まではFR(後輪駆動)でしたが、エンジンの高出力化に伴い、そのパワーを安定して路面に伝えるため、4WDが採用されました。
この新開発の4WDシステムは「M xDrive」と呼ばれ、以下の特徴を持っています。
- インテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive」と「アクティブ M ディファレンシャル」をベースとして、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御されている。
- 車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)が装備されており、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行まで多様な楽しみを提供する。
- DSCはデフォルトでオン状態になっており、もっともバランスの良いコントロール性を発揮するセッティングになっている。
- DSCオフ時には任意で「4WDモード」「4WD Sport モード」「2WDモード」のいずれかを選択可能。
新開発のターボチャージャー×4.4リッターV8エンジン
搭載しているエンジンは、V型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジン。スペックは以下の表のとおりになります。エンジン特性には基本設定以外に「Sport」「Sport Plus」の2つのモードがあり、アクセルペダルの操作に対するレスポンスがより向上するように設定されています。
エンジンスペック | 最高出力 | 441kW(600ps)/5,600~6,700rpm |
---|---|
最大トルク | 750Nm/1,800~5,600rpm |
新開発の8速トランスミッション
トランスミッションには、ドライブロジックつき新型8速 Mステップトロニック・トランスミッションを採用。このトランスミッションには3つの変速モードが備わっており、走る道や、ドライバーの技量に応じて使い分けが可能です。
3つの変速モード | モード1 | 効率的な走りをサポートする通常モード |
---|---|
モード2 | シフト時間を短縮してスポーティな走りを可能にするモード |
モード3 | サーキット走行を想定したもっともアグレッシブなモード。急カーブ手前の減速時、複数のギアを飛び越えて一気にシフトダウンすることも可能。さらにエンジンがリミットに達した際の強制シフトアップも行われず、最大限自由に車両をコントロールできる。 |
軽量化・空力特性にも抜かりなし
ルーフには歴代M5で初めて、カーボン・ファイバー強化プラスチック(CFRP)素材が採用されています。またボディ各所のエアロパーツは性能を徹底的に追求して設計されており、高速巡航時の安定性向上に貢献します。
部分的自動運転機能も搭載!
パフォーマンス面ばかりが注目されがちなM5ですが、部分自動運転が可能な「ドライビング・アシスト・プラス」を搭載しているのも見逃せないポイントです。基本的には通常の5シリーズと共通の装備で、以下の機能が搭載されています。
「ドライビング・アシスト・プラス」機能一覧
ステアリング&レーン・コントロール・アシスト | ステレオカメラで車線・前方車両を検知し、ステアリングに操舵支援を行うことで車線中央維持をサポートします。 |
アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション | センサーで車両側面を監視し、側面から車両が接近するなど衝突の危険性が高まった際は、ステアリング操作に介入し衝突を回避します。 |
後車追突警告 | リアのセンサーで後部からの衝突の危険を予測し、接近する車両に対しハザードで注意喚起。衝突が避けられないと判断した場合は、シートベルトのテンションを高めるなどして乗員保護に備える。 |
クロス・トラフィック・ウォーニング(フロント&リヤ) | 駐車スペースから出たり、視界の悪いT字道路を横切ったりする際、車両や歩行者との衝突の危険を検知し、コントロール・ディスプレイに警告を表示する。 |
ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付) | 任意の速度をベースに、前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、先行車に追従する。低速走行時には停止まで行なう。 |
レーン・ディパーチャー・ウォーニング | 車線からクルマが逸脱しそうになると、ステアリング・ホイールを振動させてドライバーに警告。その際ドライバーが反応しないまま車線を越えた場合には、ステアリング操作に介入し、車線への復帰をサポートする。 |
レーン・チェンジ・ウォーニング | ドライバーから死角になる左右後方の車両や、追い越し車線上を急接近してくる車両を検知しドライバーに警告する。また、ドライバーがシステムによる注意喚起を無視してそのまま車線を越えた場合には、ステアリング操作に介入し、車線復帰をサポートする。 |
前車接近警告機能 | 前車との感覚を詰めすぎて追突する危険性が高まった際、ドライバーに警告を発する。 |
衝突回避・被害軽減ブレーキ | 前方への衝突が回避不能と判断される場合に、システムが自動的にブレーキをかけて衝突を回避・被害の軽減を図る。また、歩行者検知機能の採用により、歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動させる。 |
アクティブ・プロテクション | 衝突などの危険が回避不可能な場合に、シートベルトの締め付けを強め、ウインドウとサンルーフを自動で閉めることにより、乗員を最大限保護する体制を整える。 |
注目のお値段は?
車両本体価格は17,030,000円と発表されています。
スーパーカークラスの運動性能に加え、最新鋭の運転支援技術を搭載していると言う意味では、納得のプライスと言ったと事でしょうか。ちなみにこのM5には「BMW Individualコレクション」という、様々な内外装の仕立てやオプションパーツを自由に組み合わせて自分好みの一台に仕上げられるプログラムが採用されています。この選択内容によっては、さらに高額でスペシャルな一台にもできてしまうのです。一部を下記のギャラリーでご紹介しますので、ご覧ください。
カラーバリエーション
クリックで拡大することで、各ボディカラーの名前も見られます。
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