1月世界販売：昨年に続き好調のMINI。前年比12%増!

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BMW AGが、2015年1月の累計販売台数を発表しましたよ。BMWグループ全体では、前年を7%程度上回る142,154台で着地しました。ブランド別ではBMWが前年6.3%増の124,561台、MINIが12%増の17,373台、そしてBMW Motorrad（二輪車）が15.2%増の6,263台でした。BMW、MINI、そしてMotorradともにニューモデルが次々と投入された2014年。これがかなり効いているようですね。ではブランド別、エリア別にみていきましょう。

ちなみに日本国内の販売台数情報は、別途記事にしております。合わせてご覧ください（1月 2015年1月 新車販売速報。全体で20%減の中、MINIは前年プラスに）。

全世界でのセールス結果

グループ全体で7%増、14万台以上を販売

ミニは前年12%増（17,373台）と大きく成長しました。これは昨年のハッチバック（ミニ3ドア）のフルモデルチェンジ、また新型ミニ5ドアの投入やクロスオーバーのマイナーチェンジが影響しています。BMW社ボードメンバーのSchwarzenbauer氏は、この結果に対して「昨年の中核モデルのモデルチェンジに続いて、2015年も持続可能な成長を続けられると思う」と話しています。これは1月に発表されたMINIジョン・クーパー・ワークス、そして今年と噂されるクラブマン、コンバーチブルなどのことを示唆しているのでしょうね。

BMWは6%増。2、4シリーズが好調

前年6.3%増（124,561台）となったBMW。最近販売開始された2シリーズ アクティブツアラー（1月販売4,247台）や新型4シリーズ（1月販売8,537台）、そしてXファミリー（1月販売12,035台）が好調であったようです。また注目の電気自動車「i」ファミリーは、i3が1,416台、i8が429台、合計で1,845台でした。

エリア別のセールス結果

エリア別では、全エリアで成長しています。今年1月は、特にヨーロッパが大きく伸びたのが特徴的ですね。

BMWグループ販売台数（エリア別・2015年1月度）

ヨーロッパ：前年8.5%増の55,676台

国別ではスカンジナビアが前年11.5%増（3,300台）、オランダが11%増で1820台と急増しました。本国ドイツは3.4%増の19,396台で着地となっています。

アジア：前年6.6%増の54,188台

国別では中国が7.9%増（40,081台）、韓国が16.9%増（4,045台）となっています。ちなみに日本は前年約15%減の3,250台となりました。日本は前年の消費税増税による駆け込み需要の反動が大きかったようですね。

アメリカ：前年5.7%増の27,450台

国別では米国が6.8%（22,209台）、ブラジルが18.5%（1,139台）となっています。