イタリア人が作るポールスミス風ミニが、実にいい出来。

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Photo Credit:CLASSIC DRIVER

ベース車はイタリア生産だったイノチェンティ・ミニ

イタリアのジェノヴァにある車・バイクのレストアショップが、面白いミニを製作したようなのでご紹介します。製作したのは「DBM Garage」というお店で、1973年式のミニクーパー（イタリアでライセンス生産されていた「イノチェンティ・ミニ」。1300cc）をベースに、実にカラフルなミニを製作したようですよ。一見すると「ポール・スミス？」と思う人もいるかもしれませんが、よーく見るとポール・スミスとはカラーパターンが違います（確実にモチーフにしていると思いますが・笑）。

このミニを製作したDBM Garageはミニの専門店というワケではありません。古いバイクや車の整備・レストアを手掛ける会社で、ホームページを見ると古いVespa（イタリア製スクーター）にも似たデザインを施しているようですね（※ウェブサイトは下記参照）。本家ポール・スミスと比べるとイタリアらしい鮮やかな色が多く使われていて、いかにもイタリアに似合いそうなカラーです。

マシン内容

Photo Credit:CLASSIC DRIVER

価格はなんと500万円!?

エクステリアだけではなく、インテリアやエンジンまでしっかりレストアされており、飾りではなくきっちりとランニングコンディションに仕上げられています。特殊なチューニングは施されていませんが、最高出力71ps、最高速度160㎞/hを誇るエンジンは現代の道路状況にも充分に通用します。

ちなみにこのミニの販売価格は36,530ユーロ（約500万円）。そう簡単に手が出せる値段ではありませんが、ここまでのクオリティで仕上がっているのなら妥当な価格なのかもしれませんね。ちなみに、日本国内でも第2世代のミニ（R56）をベースにポール・スミス風に仕上げたミニが作られているようですよ（日本で製作されたポールスミス風MINI）。