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もはやヴィンテージカーのローバーミニ 購入する際はしっかり整備された車両がオススメ!

ローバーミニ 中古車ガイド|,

こんにちは、CLUB CARS編集部です。今回は久しぶりにローバーミニに関する記事を掲載しますね。これまでもローバーミニの歴史や年式による違いを紹介した中古車購入ガイドなどを紹介してきました。ただ、ローバーミニ購入を検討している方から今でも多く質問をいただくのは「ローバーミニはどこで購入したら安心なのか、どのくらいの価格帯なら安心か」という質問です。ローバーミニの最終型モデルでも15年以上前に販売を終了しているため、車両のコンディションはさまざま。「この車両なら安心」という確実な答えはありません。しかし、せっかくローバーミニに乗るのなら、安心できる車両に出会って長く乗っていただきたいので、ローバーミニのような古いクルマを購入する際の注意点を改めてまとめてみました。古いクルマなので経験豊富なメカニックによる定期的な整備が必要なこと、安いクルマにはそれなりの理由があることなど、ローバーミニに興味がある人を少し怖がらせるような内容も紹介しています。しかし、信頼できるお店と出会えればクルマに詳しくなくても付き合えるクルマです。少し長文になりますが、ご覧ください。

ローバーミニ中古車検索(掲載数国内最大級! クラシックミニが700台以上)

人気の90年代インジェクションモデル最終型からヴィンテージのミニまでの全国の中古車在庫を検索できますよ。

そもそもローバーミニの中古車は何台くらいあるの?

流通台数は全国で600台ほど、低走行車両は少ない

中古車ページを見ると日本全国でローバーミニは600台強流通しています。中古車の玉数はここ数年安定しており、季節によっての変動はほとんどありません。しかし、中古車の平均走行距離は毎年少しずつですが増えています。全国の在庫を見ると、走行距離1万㎞を切る車両は全体の2%ほど、走行距離5万㎞以下の車両に広げても25%ほどしかありません。そのため、好みの仕様、年式にこだわってローバーミニを探すのであれば走行距離10万㎞くらいまでは覚悟して探した方がいいでしょう(走行距離10万㎞以下のローバーミニでも中古車全体の75%ほど)。ちなみに、1991年以前のキャブレターモデル(エンジン内部への燃料供給をコンピューターではなく、機械式で行う)にこだわって探すとなると玉数はグッと少なくなります。車両の当たり外れも大きいので、初めてローバーミニを購入する人は1992年以降のインジェクション(コンピューターで燃料制御を行う)モデル、特に97年式以降のモデルが安心して乗ることができるのでオススメです。

走行距離10万㎞のローバーミニを買っても大丈夫?

しっかりメンテナンスされてきたのかが重要

走行距離の少ない車両が上手く見つかれば安心ですよね。しかし、フロントグリルやメーターパネル、ボディカラーなどにこだわると走行距離が10万㎞近い車両、10万㎞を超える車両に出会うこともあるでしょう。一概に走行距離が多いからと言って、コンディションが悪い」というワケではありません。ローバーミニは1959年に設計された車で、現代のクルマと採用されている技術は比べものになりません。コンディションを維持しながら長い距離を走るには定期的なメンテナンスが欠かせないクルマです。具体的には約3000㎞ごとのオイル交換、足回りやエンジンマウントなどの消耗部品の定期的な交換ですね。現代のBMW MINIではメーカー推奨のオイル交換サイクルが2万㎞~3万㎞(実際はそこまでオイルを酷使するのはオススメしません)とメーカーから指定されています。ローバーミニでそんなサイクルでオイルを交換すると間違いなくエンジンにダメージが出てきます。ローバーミニは熱にさらされやすいエンジンを採用しており、しかもエンジンオイルがミッションオイルも兼ねているため、オイルへの負担は通常のクルマとは比べモノになりません。また、路面からの衝撃を吸収するサスペンションには一般的なコイルスプリングではなく、ラバーコーンと呼ばれるゴム製品を採用しています(コイルスプリングへのカスタムも可能)。高性能なサスペンションが高価だった時代に採用された古い技術で、走れば走るほどゴムが消耗し車高が下がってくるため、ラバーコーンの定期的な交換は足回りのコンディション維持に非常に重要となってきます。

ローバーミニには定期的なメンテナンスが必須

経験豊富なメカニックによる定期検査が好ましい

ローバーミニのコンディション維持はこういった基本的なメンテナンスが定期的に行われてきたことが重要で、正しいメンテナンスが行われてこなかった車両は走行距離がたとえ5万㎞を切るような車両でも納車後にトラブルが続くこともあります。現代のクルマは3年~5年ごとに乗り換え、メンテナンスはディーラー任せ、のような乗り方もできますが、ローバーミニはもはやヴィンテージカーとも言ってもいいクルマです。乗りっぱなしでは長く乗り続けることはできません。ヴィンテージカーと聞くと1000万円、2000万円もするクルマをイメージしますよね。ローバーミニは世界各国で大衆車として販売されていたクルマのため、今でも法外な値段で販売されていることはなく、そのため普通のクルマと同じように乗っても大丈夫、と思ってしまう方もいます。何度も言いますが、ローバーミニは基本設計が1959年のままで大きく変わっていないクルマで、最終型(2000~2001年。輸入時期の関係で登録年式に差があります)であっても販売から15年以上経過しているクルマです。自分でメンテナンスまでする必要はありませんが(DIYメンテで壊れることもありますし)、エンジンの吹け上がり具合や足回りやエンジンからの振動など、日常に乗っていて感じるちょっとした変化に気を配ってあげてください。トラブルの種を見つけたら、経験豊富で信頼できるメカニックに早めに伝え、深刻なトラブルになる前に整備してください。そうすれば意外なほど維持費用はかからずに済みますよ。

専門店に聞いたローバーミニの整備、点検のポイント!

せっかくなので東京都のローバーミニ、BMW MINIの専門店「イール」さんにローバーミニをベストコンディションで維持していくための整備のポイントについて伺いました。下記では整備のポイント、定期的な交換が必要なパーツの簡単な紹介に留まりますが、詳しく知りたい方はこちらの記事で中古車選びのポイントや整備ついて詳しく紹介しています。よろしければご覧ください。

オイル交換サイクルを守りましょう

オイル交換と冷却水交換のサイクルを守りましょう

ローバーミニでは3000㎞ごと、もしくは半年ごとのオイルを推奨しています。交換サイクルをきちんと守ることがトラブル防止につながるのですが、特にAT車のローバーミニはミッションの機構が複雑で、オイルの果たす役割が重要です。AT車のミッショントラブルはオイル交換サイクルを守ることと、丁寧なシフトチェンジを心掛けるだけでかなり軽減できます。また、コンディションが悪いミニで、ありがちなのが冷却水の汚れです。オイルは定期的に交換されているのに、冷却水交換が忘れられている車両が多いんです。

エンジンをかけてすぐに走り出さないこと

エンジンをかけてすぐに走り出さないこと

AT車もMT車もエンジンをかけてすぐに走り出さないようにしましょう。始動直後はオイルがエンジンやミッションの各部に回っていません。また、金属部品が冷えた状態では部品間のクリアランスが適正値になっておらず、そのまま走行するとエンジンやミッション内部の摩耗を早めてしまいます。特に冬は丁寧に暖気運転をするようにしましょう。

エンジンをボディと固定するステディロッド

エンジンをボディと固定するステディロッドは定期交換部品

イールでは1年点検で必ずチェックしているのがステディロッドです。ステディロッドにはエンジンから発生する振動をボディに伝えないよう、ゴム製のブッシュが組み込まれています。ある程度の距離を走るとブッシュが劣化し、交換の必要が出てきます。交換サイクルは乗り方などによって違いますが、エンジン上部を前後に揺らしたり、走行中のアクセルON-OFF時の動きで交換が必要なのかは確認できます。なお、MT車は2本、AT車は1本のステディロッドでエンジンを固定するようになっています。ブッシュが劣化してくるとAT車はエンジンが前後に動くようになり、そのまま放置すると排気漏れを起こしたり、配線が切れたり、エンジンに取り付けられている各種パーツやボディ自体にも悪影響が出てきたりします。

サスペンションの役割を果たすラバーコーン

サスペンションの役割を果たすラバーコーンも消耗部品

ローバーミニで一般的なサスペンションと同じ役割を果たすのが上記写真のラバーコーンで、コンパクトに車を設計するために場所を取るスプリング式のサスペンションではなく、弾力のあるゴムをサスペンションとして採用しています。ラバーコーンは当時としては独創的なサスペンションでしたが、ゴムが徐々にヘタっていく欠点があり、定期的な交換が必須です。もっと乗り心地を良くしたい、という方にはラバーコーンからコイルスプリングのサスペンションへの換装がオススメです。

金属の錆び、摩耗を防ぐグリスアップ

金属の錆び、摩耗を防ぐ定期的なグリスアップ

ローバーミニには定期的にグリスアップが必要なポイントが車体下部の8ヶ所にあります。確実な作動や金属部品の摩耗、及び錆びが出るのを防ぐためにグリスアップポイントが用意されており、定期的なグリスアップが必要です。また、長く良いコンディションを維持するには、車体の各可動部のグリスアップが重要なので、こちらもオイル交換や定期点検の際に依頼をオススメします。

トラブルになる前に予防整備を徹底しています

店頭でローバーミニを販売する場合、車両が入荷した際にボディやフレーム、エンジン、配線などの徹底したチェックを行います。その上でお客様に安心して乗っていただけるよう、怪しい部分は徹底して整備を行います。オイル漏れなどのわかりやすいトラブルはもちろんですが、将来トラブルになりそうな箇所まで整備を行います。納車してすぐにトラブルだと、せっかくのローバーミニを永く楽しむ気持ちが削がれてしまいますからね。イールでは全国からの通販問い合わせも多いので、納車前整備は慎重に丁寧に行うようにしています。

古いモデルでもあらゆる部品が手に入るローバーミニ

ローバーミニの部品供給はおおむね万全

パーツの部品供給は良好

しかし、残念ながら現在の中古車市場にはお世辞にもいいコンディションとは言えないローバーミニも数多く流通しています。ローバーミニの場合、お店によってはお客さんとの商談が終わってから傷んだボディなどの整備を始めるお店も少なくありません。「最初から綺麗にして、店頭に展示しないの?」と思う人もいるでしょう。しかし、ローバーミニは購入時にボディカラーを塗り替えたり、フロントグリルや内装を好みの仕様にカスタムしたりするのが珍しくありません。そのため、販売車両はベース車両として展示、お客さんからオーダーをいただいてから、細かな仕様を話し合っていくことも多いんです。ちなみに、ローバーミニはどれだけ古い車両であっても部品供給はおおむね整っています。新車生産はとうの昔に終了。メーカーもバラバラになり、MiniブランドはBMW、ローバーの名称は別の会社名の一部に受け継がれているだけですが、エンジンパーツや細々としたゴム部品まで本国イギリスで生産され続けています。古いクルマやバイクを大事にするイギリスでは生産終了になった乗り物であっても細々としたパーツからフレームまでの部品供給を続ける体制が整っているんですよ。そのため、予算をかければ新車のようなコンディションに整備することも可能です。

内外装ともにカスタムパーツは非常に豊富

また、基本設計を大きく変えず21世紀まで販売されてきたクルマなので、ボディやインテリアパーツは年式が違っても(加工が必要なこともありますが)ほとんどのパーツを取り付けることができます。そのため、ローバーミニオーナーは好みの時代に応じてMk-1仕様、Mk-2仕様などのカスタムを楽しんでいるんですよ。現行のBMW MINIも他のメーカーに比べるとカスタムパーツは豊富ですが、ローバーミニのカスタムの自由度はそれ以上です。エンジンに手を入れて排気量を大きくすることだってできますよ。

あまりに安すぎるローバーミニはジャンク車両の可能性大

都内のローバーミニ専門店「イール」

安すぎる車両にはそれなりの理由があります

少し話がズレてしまいましたね。安心して乗ることができるコンディションにローバーミニを整備するとなると、それだけで数十万円、ときには100万円近い整備費用がかかることもあります。カスタムまでするとなるとさらに費用がかかります。そのくらいの手間暇がかかるのがローバーミニなのですが、中古車市場には数十万円や100万円を切るようなローバーミニも売られています。一概に価格だけで判断することはできませんが、50万円を切るようなローバーミニは仕入れ値はほぼタダ同然、ジャンクのような車両だと思っていいでしょう。ヤフオクなどで安い車両を買って「コツコツ直して乗るからok」と言う人もいますが、整備士なみの知識と技術があるのならそれもいいでしょう。ただ、ショップ側からは「コツコツ直して乗れるくらいの個体ならキチンと直して高く売ります」という声を聞きます。ヤフオクで20~30万円で買ったミニを整備しようと工場に持ち込むむと、普通に走れるようにするだけでも100万円以上の見積もり提示されるといったケースもあるので注意してください。また、100万円前後のローバーミニには前オーナーのメンテナンス次第で当たりの車両もありますが、手間暇をかけて納車前整備が行われる車両ではありません。古いクルマは整備しようと思えばどこまでも手がかけられます。手をかけるほどトラブルに遭う確率は下がってきます。納車後、ある程度のトラブルを覚悟し、そういうクルマだと割り切って乗ることができるクルマに詳しい人であれば100万円前後のローバーミニを楽しむこともできるでしょう。しかし、クルマに詳しくない、出先でのトラブルは絶対に避けたい、という方はしっかりと手を入れられたローバーミニを選ぶのをオススメします。ローバーミニのハードルを上げて、皆さんを怖がらせてしまったかもしれません。「ローバーミニのデザインが好き。でも、クルマのことはわからない」そういう方がローバーミニオーナーになるのも当然アリだと思います。ただ、その場合は信頼できるお店で、しっかり手をかけられた車両を購入するようにしましょう。100万円を切るようなローバーミニにはそれなりの理由があり、200万円を超えるようなローバーミニにもその値段がつくだけの理由があるんです。

取材協力ショップ紹介

都内のローバーミニ専門店「イール」

iR (イール)

  • 住所:〒158-0093 東京都世田谷区上野毛4-39-7 1F
  • 電話:03-5797-2288
  • 営業:10:00〜19:00
  • 休日:月曜日(祝日の場合は火曜)
  • Web:ウェブサイト

【BMW・ミニへの買い替えをご検討中の方へ】

◆買い替えでよくある失敗にご注意!

今お乗りの愛車から乗り換えを行う際は、必ずネットで下取り相場を調べるのが大事です。よくある失敗は、ディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに契約してしまうパターン。一見好条件に見えても、実は今の愛車の下取り額が安く、結局損をしてしまうことも。

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ディーラーでの商談で少しでも良い条件を出すためには、あらかめネットで愛車の下取り見積を取得しておくのが鉄則です!反対にディーラーの査定金額が先にわかっている場合にも、買取店の査定でそれを言うと、それ以上の値が付くこともあります。

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▼査定申し込みはこちらから!

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ここで特別に、自動車の買取店の方から聞いた【裏ワザ】をご紹介します。下記の方法を使えば最初から高値が出やすくなるのです。

1.一括見積サイトからエントリーし、複数の買取店の査定申し込みを待つ。

2.同じ時間にアポイントを設定する。

3.査定が始まるタイミングで「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に買いて持ってきてください。一番高いところに売ります」という。

これにより、最初から最高値を出してくれて、スピーディに売ることができるようですよ。また買取店も「入札制」の方が早くて効率的なので、最近は嫌な顔をしないのだとか。CLUB CARSの読者の方からも、この方法とディーラーからの見積もり提示を組み合わせることで、なんと50万円以上も高値で売れたと報告をいただいています。 賢くBMW・ミニを購入するためにも、ぜひ愛車の下取額にはこだわってくださいね。

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