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BMW エンジンガイド

BMWには1~7シリーズ、さらにはその中に複数のモデルが設定されています。BMWの購入を検討されている方は、複数のシリーズから1つに絞った後も、モデル選びで数が多すぎて困る…という方も多いと思います。ただ、このラインアップされているモデル、エンジンの種類だけで見ていくとわかりやすいのです。BMWはモデル間での装備の違いはあまり多くなく、エンジンの違いが大きな要素を占めています。このためまずはエンジンで絞込み、その後、装備でデザインラインやパッケージ(Mスポーツなど)を選択するのがよいでしょう。

そこで、この記事では現行モデルのエンジンをガソリン車やクリーンディーゼル、ハイブリッド車などで分類してみました。それぞれの最高出力や最大トルク、燃費(JC08モード)も合せて紹介していますので、BMW選びの参考にしてください。

ガソリンエンジンは7種類

クリーンディーゼルやアクティブ・ハイブリッドなど、新世代のエンジンが登場しつつありますが、まだまだBMWの主力はガソリンエンジンです。BMWの個性には足回りやしっかりとしたボディなども挙げられますが、上質なフィーリングや上品な排気音を奏でるエンジンも見逃せないポイントです。どのエンジンにもBMWらしいフィーリングが溢れていますが、ここでそれぞれの特徴を紹介します。

1.5リッター直列3気筒ターボ

1.5リッター直列3気筒ターボ

型式 B38A15A 最高出力 136ps
排気量 1498cc 最大トルク 220Nm
燃費 16.8km/L 採用シリーズ 2シリーズ

2シリーズのアクティブツアラーに搭載されているエンジンです。BMW初のFF(前輪駆動)車に搭載されているエンジンですが、実はこのエンジン、同じBMWが手がけるMINIの現行モデル(ミニ3ドアや5ドア クーパーモデル)と共通です。排気量を小さくし、ターボでパワーを稼ぐダウンサイジングの流れに沿った1498㏄のエンジンは非力に思えるかもしれません。3気筒という点もBMWらしいエンジンを期待している人には「?」となるかもしれません。しかし、試乗してみれば皆さんの期待をいい意味で裏切ってくれるエンジンだとわかるでしょう。

2リッター直列4気筒

2リッター直列4気筒

型式 N46B20B 最高出力 150ps
排気量 1995cc 最大トルク 200Nm
燃費 12km/L 採用シリーズ X1

以前は3シリーズでも使用されていた1995㏄のNAエンジン(自然吸気。ターボが搭載されていないエンジンのこと)です。現行モデルの他のエンジンはすべてターボエンジンに変更されましたが、実用回転域での加速感の気持ち良さがNAエンジンの特徴と言えるでしょう。出力も燃費もこのエンジンを超えるモノがすでに他のBMWに搭載されていますが、いまだにファンが多いタフなエンジンです。

BMW 直列4気筒ターボ

1.6リッター直列4気筒ターボ

型式 N13B16A 最高出力 136〜170ps
排気量 1598cc 最大トルク 220〜250Nm
燃費 16.6km/L 採用シリーズ 1シリーズ

BMW唯一のコンパクトカー、1シリーズに採用されている直4エンジンです。最高出力やトルクの数値を見るだけだと、その魅力が掴みにくいかもしれません。軽量、コンパクトな1シリーズには必要充分なパワーとトルクを持ち、軽快なボディにあったコントロールのしやすいエンジンと言えるでしょう。ノーマルモードからECO PROモードに切り替れば、アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システムのおかげで、少々アクセルを踏んで走り回っても燃費が非常にいいのが嬉しいですね。

2リッター直列4気筒ターボ

型式 N20B20A 、N20B20B 最高出力 184〜245ps
排気量 1997cc 最大トルク 270〜350Nm
燃費 11.8〜16.7km/L 採用シリーズ 2シリーズ、3シリーズ、4 シリーズ、5 シリーズ、X1、X3、X4、Z4

非常に多くのモデルに採用されているBMWの主力エンジンの1つです。N20B20A とN20B20Bの2種類があり、同じ排気量ですが圧縮比やECU(エンジンを制御するコンピューター)の制御プログラムに違いがあり、出力、トルク、燃費に大きな違いがあります。ラグジュアリーな乗り心地が自慢の5シリーズやZ4のようなスポーツカーにも採用されていることから、エンジンポテンシャルの高さがうかがえるでしょう。

3リッター直列6気筒ターボ

3リッター直列6気筒ターボ

型式 N55B30A、S55B30A 最高出力 306〜431ps
排気量 2979cc 最大トルク 400〜550Nm
燃費 10〜13km/L 採用シリーズ 1シリーズ、2シリーズ、3シリーズ、4シリーズ、5シリーズ、6シリーズ、7シリーズ、X3、X4、X5、X6、Z4、Mシリーズ

かつて「シルキーシックス」と呼ばれていた、滑らかに吹け上がるBMW伝統のエンジンを受け継ぐエンジンがN55B30Aです。現在の直6はツインスクロールターボを採用しており、中速域からの加速はかつてのフィーリングとはやや違が感じられます。しかし、5シリーズや7シリーズに採用されていることからわかるように、BMWらしい滑らかな吹け上がりが感じられる上質なエンジンに設計されています。Mシリーズにも採用され、チューニングが施されたS55B30AはN55B30Aと同じエンジンをベースにしたとは思えないほど、加速もトルクも別物になっています。

4.4リッターV型8気筒ターボ

4.4リッターV型8気筒ターボ

型式 N63B44B、S63B44B 最高出力 407〜560ps
排気量 4394cc 最大トルク 600〜680Nm
燃費 5.9〜9.6km/L 採用シリーズ 5シリーズ、6シリーズ、7シリーズ、X5、X6、Mシリーズ

5シリーズ以上のモデルにだけ採用されている特別なBMWにのみ採用されるエンジンです。4394㏄と現代の車には滅多に採用されない大排気量エンジンからは余裕のあるパワー、トルク、音楽を思わせるようなエンジンサウンドが奏でられます。ダウンサイジングのトレンドから生まれたエンジンでは味わえない魅力を味わいたい方にオススメです。

6リッターV型12気筒ターボ

6リッターV型12気筒ターボ

型式 N74B60A 最高出力 544ps
排気量 5972cc 最大トルク 740Nm
燃費 6.4km/L 採用シリーズ 7シリーズ

ロールスロイスに搭載されているエンジンと言えば、このエンジンがBMWだけではなく、世界最高峰とされるエンジンということが伝わるでしょうか。最近ではセダンやクーペに12気筒エンジンが採用されることは少なくなってきましたが、BMWは1987年から30年近くもフラッグシップの7シリーズに12気筒を採用してきました。アイドリングから一度アクセルを踏み込めば始まる怒涛の加速、それでありながらスムーズに吹け上がるエンジン。BMWというメーカーはどうしてこれほど心に訴えかけるエンジン作りが得意なのでしょうか。限られた人しか味わえないエンジンですが、間違いなくN74B60Aは、世界最高のエンジンの1つに挙げられるでしょう。

クリーンディーゼルのエンジン

ヨーロッパでは以前から一般的だったクリーンディーゼルエンジンですが、日本では20世紀のディーゼルの悪いイメージが残っていたため、国内に導入されたのは2012年になります。BMWはクリーンディーゼルの導入を慎重に進めましたが、登場時から多くのオーナーに歓迎され、今ではBMWには欠かせないエンジンラインナップとなっています。BMWに求められている性能をクリアしているのはもちろん、環境に優しく、高燃費なところも評価されています。

直列4気筒ターボ クリーンディーゼル

2リッター直列4気筒ターボ クリーンディーゼル

型式 N47D20C 最高出力 184ps
排気量 1995cc 最大トルク 380Nm
燃費 16.6〜19.4km/L 採用シリーズ 3シリーズ、5 シリーズ、X3

X5での導入を皮切りに導入されたBMWのクリーンディーゼルエンジンの第2弾です。2012年にフルモデルチェンジされた3シリーズ(320d)に直4のディーゼルエンジンが搭載され、その後5シリーズ( 523d)やX3(xDrive20d)にも導入されました。X5のクリーンディーゼルと比べると排気量が1000㏄もコンパクトとなり、その分、燃費が2割以上も向上しています。気になる最高出力も184psとガソリン車の直6エンジンに匹敵するレベルとなっており、それに加えて低回転から太いトルクが味わえるのが魅力です。

3リッター直列6気筒ターボ クリーンディーゼル

型式 N57D30A 最高出力 245ps
排気量 2992cc 最大トルク 540Nm
燃費 14km/L 採用シリーズ X5

2011年に発表され、2012年2月からX5(xDrive35d)で日本初導入となったBMWのクリーンディーゼルエンジンです。日本ではかつてのディーゼルエンジンのネガティブなイメージが強く、ヨーロッパと比べて導入が遅れていました。しかし、2012年の登場直後から販売台数の半分以上をクリーンディーゼルが占めるモデルもあり、旧来のディーゼルエンジンのイメージは完全に払しょくされたと言えるでしょう。ガソリン車に負けない出力を持ち、ガソリン車以上の太い低速トルクが実現されたこのエンジンでもBMWらしい走る歓びをしっかりと味わうことができます。

アクティブ・ハイブリッドのエンジン

ハイブリッドカー大国、日本にBMWが満を持して導入したハイブリッドエンジンです。パワーを抑え、高燃費に走る日本車とは一線を画し、BMWらしい「走る楽しさ」をハイブリッドでも追求した結果、生まれたエンジンです。導入は2009年と最近ですが、それだけ長い開発期間を経て、全世界で販売が開始されました。試乗してみると確かにハイブリッドカーだということはわかりますが、ガソリン車と比較しても「駆けぬける歓び」が劣ることはありません。

直列6気筒ターボ+モーター アクティブ・ハイブリッド

3リッター直列6気筒ターボ+モーター アクティブ・ハイブリッド

型式 N55B30A-M230 最高出力 306〜354ps
排気量 2979cc 最大トルク 400〜500Nm
燃費 13.6〜16.5km/L 採用シリーズ 3シリーズ、5 シリーズ、7シリーズ

2009年に7シリーズからスタートしたBMW初のハイブリッドエンジンです。7シリーズでデビューした当初は、V 型8 気筒エンジン4393㏄ターボエンジン+モーターが採用されていました。しかし2012年、5シリーズにアクティブ・ハイブリッドが登場するにあたって、全シリーズで直列6気筒2979㏄ターボエンジン+モーターに変更されました。国産のハイブリッドだと最高出力は100ps程度、最大トルクも140Nmほどしかありませんが、BMWの名を冠するハイブリッドモデルはそんな数値には収まりません。あくまで走る歓びを追求するモデルですから、ガソリン車の一般的なエンジンを超えるポテンシャルを有しています。

「ハイブリッド車なのに燃費がこれだけ?」と思う人もいるかもしれませんが、その視点は逆です。「これだけのスペックを持ちながら、これだけの燃費が出せるんだ」と考えてください。ハイブリッドエンジンの仕組みとしては、1モーター2クラッチ式の国産車(日産)でも採用実績のあるシステムで、トヨタのような独自システムではありません。その分、実績を積み、日々進化しているシステムだと考えていいでしょう。発進からしばらくはモーターで駆動し、加速が必要な場面ではモーター+エンジン、減速時はエンジンを停止させ充電を行う。この一連の動きをスムーズに制御するシステムとなっています。

BMW iシリーズのエンジン

2014年に販売がスタートした現在のBMWのもっとも最先端なモデルがi3とi8です。出力やパワーだけを見れば、両車を上回るBMWはいくらでも見つかります。しかし、常にどのメーカーも手掛けない新しいジャンルにチャレンジする、BMWのメーカーとしての姿勢がこのシリーズには表れています。この記事ではエンジンを紹介していますが、エンジン以外の最先端の技術、たとえば超軽量なボディなどにもぜひ注目してください。

BMW i3モーター

i3用モーター

型式 P250、W20K06A 最高出力 170ps
排気量 最大トルク 250Nm
燃費 * 採用シリーズ i3

*レンジエクステンダー(38psの小型エンジン)装着車で、27.4km/L。

アクティブ・ハイブリッドやi8のプラグインハイブリッドとは違い、i3に搭載されているのはモーターとリチウムイオン電池です。カーボン素材で構成されたコンパクトなボディのおかげで、1回の充電で130~200㎞の走行が可能となっています(200㎞はエコ・プロ プラスモード時)。

走行性能も一般的な車と遜色がないレベルとなっている点も注目です。走行距離や充電ステーションの問題から大都市圏以外での実用性はまだまだですが、未来を担う電気自動車はこれからも進化を続け、実用的に利用できるエリアも広がっていくことでしょう。なお38psの小型エンジン(レンジエクステンダー)を積むことのできるオプションも用意されています。

i8用プラグインハイブリッド(直列3気筒+ターボ)

i8用プラグインハイブリッド(直列3気筒+ターボ)

型式 B38K15A 最高出力 231ps
排気量 1498cc 最大トルク 320Nm
燃費 19.4km/L 採用シリーズ i8

ハイブリッド車(HEV)は、電気で動く「モーター」とガソリンで動く「エンジン」を使用し、異なった燃料で動く動力源を組み合わせています。一方、プラグインハイブリッド車(PHEV)はハイブリッド車と電気自動車のいいとこ取りをした車です。ハイブリッド車のような回生ブレーキからの充電だけではなく、家庭用電源や専用電気スタンドから充電できるハイブリッド車です。

電気がある間は電池稼働、なくなればハイブリッド車としてガソリンメインで稼働します。i8はi3と同様、カーボン素材をボディなどに使用することで徹底的に軽量化に取り組んだ車両のため、アクティブ・ハイブリッドを上回る燃費を実現しています。

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