フロントガラスにヒビが入ったらどうすればいい？　ガラス交換のマメ知識

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はじめに

こんにちは、Ms+factoryの大橋です。今回は少し地味ですが、知っておいて損はない修理についての話を紹介します。先日、ミニのフロントガラスにヒビが入ったお客さんから修理のオーダーがありました。皆さん、ガラスにヒビが入ったらどうしますか？ どのくらいの納期で、どんなガラスに交換できるのかをご存知ですか？ フロントガラスは1種類しかないと思っていませんか？

実はフロントガラスにはいくつかの選択肢があり、純正より高機能なモノを選ぶこともできるんです。飛び石などで起こるフロントガラスのひび割れは、誰にでも起こり得るアクシデントのひとつです。いざというときのためにこの記事を頭の片隅に置いていただければと思います。

トラブル概要

フロントガラスにヒビが入るのは意外と多いトラブルです

フロントガラスにヒビが入るなんて滅多にないように思えますが、実は意外と多いトラブルです。その原因は、前を走るクルマからの飛び石がほとんどです。未舗装路を走ったり、路肩にゴミが落ちている道を走ったりしていると、前方の車が石などを跳ね、フロントガラスにヒビが入ってしまうんです。「小石程度で？」と思うかもしれませんが、時速数十kmで走っていると、小石程度でもかなりのダメージがあります。

「ヒビ程度ならいいか…」と放置してはいけません。ヒビ部分はガラスの強度が下がりますし、水や埃が侵入すればさらにダメージが広がるため、早急に修理する必要があります。ヒビが入ったままのガラスでは車検も通りませんしね。もし、車両保険に入っていれば保険で修理することも可能ですが、翌年の保険料が上がってしまうので、保険を使用するかどうかは難しいところです…。

当店は主要モデルなら翌日取り寄せ可能

さて、フロントガラス交換の方法についてですが、できれば“早く”、“リーズナブル”に修理したいですよね。毎日車に乗る人なら、何日も預けておくわけにはいきませんから。しかし、純正のフロントガラスをオーダーするとまず即納というワケにはいきません。価格もそれなりになってしまいます。そこで当店ではミニ専用に作られたアフターメーカーのガラスを取り寄せて交換するようにしています。ある程度の在庫を持つ専門の業者と取り引きしているので、主要なモデルであればオーダー翌日にガラスを取り寄せることも可能です（在庫がない場合もあります）。

アフターメーカーのフロントガラスとなると品質に不安があるかもしれません。しかし、当店で取り扱っているガラスは、ベンツやアウディ、BMW、ベントレーといった高級輸入車メーカーで採用実績のある製品なのでご安心ください。価格も純正品よりリーズナブルで、財布にも優しいですよ。気になる作業時間ですが、単なる交換だけなら数時間で済みます。ただし、ガラスとボディをしっかり接着させるため、接着剤を完全に乾かすために一晩預かるようにしています。接着が甘いと雨漏りの原因にもなりますからね。

純正よりリーズナブルで高機能なガラスが選べます

今回修理を行ったミニに用いたのはこのメーカーのフロントガラスなのですが、純正品にはない機能が追加されています。フロントガラス上部にグラデーションが入っており、見た目の変化だけではなく、直射日光をやわらげる効果（紫外線、赤外線のカット機能）を備えているんです。太陽光の熱を遮断してくれる赤外線カットは純正品にはない機能で、夏場の強い日差しで車内が異常に暑くなってしまうのを防ぐ役割を持っています。

今回の交換作業では、工賃27,000円と各パーツ（ピラーガーニッシュ、アッパーモール、ロアモール、接着代等）代金81,910円に消費税を加算し、計117,623円（税込）でご提供しました。同じメニューで比べると、純正品よりもリーズナブルな価格でまとめられていると思います。このようなアクシデントに見舞われた際には、こうした方法もあることを覚えていていただければ、と思います。

商品詳細

フロントガラス交換の明細

• フロントガラス：81,910円（税抜）
• ※車種やガラスの種類によって料金は変動します。その他パーツ代も別途発生いたします。
• 工賃：27,000円（税抜）
• 作業時間：1泊2日

ショップ案内

MS +factory

当店は京滋バイパス「久御山IC」よりすぐになります。一般道で来られる方は国道1号線の久御山JCTの南西に当店はあります。国道1号線から西側に1本路地を入ってすぐです。

• 住所：京都府久世郡久御山町森川端88-1
• 電話：075-201-5007
• 営業：10:00～19:00
• 定休：火曜日
• URL：MS +factory公式ウェブサイト