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ローバーミニの代表的なカスタムプラン

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ローバーミニの代表的なカスタムプラン

はじめまして、FLEX Mini 世田谷環七店の吉田と申します。今回、CLUB CARSさんの依頼を受け、ローバーミニのカスタムについてお話させていただくことになりました。当店はBMW MINIとローバーミニの両方を取り扱うお店ですが、以前からローバーミニに力を入れてきました。ローバーミニは他メーカーのクルマと比較するとメーカーオプションやアフターパーツの種類が豊富で、自分好みにデザインできるのが魅力です。BMW MINIでもローバーミニでもそれは同じなのですが、ローバーミニの方が気軽にカスタムできるのはどちらのミニも知る人なら納得していただけるでしょう。1959年の誕生から基本的な部分は変わらずに40年以上の期間現役だったローバーミニは外装パーツであれば(加工が必要なこともありますが)ほぼどの年式のミニにでも取り付けることができます。また、現代のクルマのように各部に電子機器(モーターなど)が搭載されているワケではありません。ミラーが自動で格納される機能なんてありませんし、集中ドアロックもできません。その分、機構がシンプルで、アフターパーツを手頃な値段で購入できるのが魅力です。

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FLEX Mini 世田谷環七店 吉田さん

FLEX Mini 世田谷環七店

吉田 憲章さん

FLEX Mini 世田谷環七店セールス担当。ランドローバーと1967年式モーリストラベラーを所有しているが、トラベラーはマイナートラブルで整備中。最近はBMW MINIの先代クラブマン(R55)が気になっている。

部位別ローバーミニのカスタムメニュー:フロントグリル

人気は3種類のMk-1仕様グリル

部位別にローバーミニのカスタムプランについてご紹介していきましょう。まずは当店でローバーミニを購入する方からも人気のフロントグリルのカスタムについてお話します。ローバーミニのフロントグリルは大きくMk-1グリルとそれ以降(Mk-2、Mk-3など)に分けることができます。ローバーミニの中古車は1992年以降のインジェクション(コンピューター制御の燃料噴射)モデルが中心ですが、1992年以降のローバーミニは角張ったMk-3グリルが採用されています。このグリルをMk-1グリルに変更するのは昔から定番のカスタムメニューでした。Mk-1グリルにもいくつか種類があり、オースチンセブンのグリル(さざ波グリル)、オースチンミニ用のグリル、モーリスミニ用のグリルの3種類に分けることができます。初期のミニはオースチンとモーリスの2ブランドで販売されていた時期があり、ブランドごとにグリルなどのデザインが違っていました。そのため、現在でも3種類のMk-1グリルが販売されています。Mk-2以降の角張ったグリルもルーバーの本数などで違いがあり、Mk-2グリル、Mk-3グリルなどと呼ばれています。Mk-2グリル、Mk-3グリルはボンネットオープナーがグリル上部にあるかどうかで、オープナーの逃げの有無に違いがあります。ちなみにMk-1、Mk-2、Mk-3グリルともにグリル自体は2万円ほどで購入可能で、Mk-2以降のグリルを採用しているミニにMk-1グリルを取り付ける際には加工が必要となります。

ローバーミニ:サイドミラーのカスタム

見やすいドアミラーかレトロなフェンダーミラーか

ローバーミニオーナーそれぞれのこだわりを出せるアイテムとして人気なのがミラーです。ローバーミニのミラーにはドア横に取り付けるドアミラーとボンネットの両サイドに取り付けるフェンダーミラーの2種類があります。高年式のミニはノーマルではドアミラーが標準でしたが、中古車はフェンダーミラーに交換されている車両も多いですね。後方の確認のしやすさでは圧倒的にドアミラーの方が上ですが、見た目の可愛らしさ、レトロさを求める人にはフェンダーミラーも人気です。ちなみに、ドアミラー、フェンダーミラーともにミラーデザインは複数あり、1本1万数千円で販売されています。なお、ドアミラーをフェンダーミラーに交換する際には「ドアミラー穴埋めプラグ」というパーツで穴を埋める必要があります(約1000円)。

ローバーミニ:テールランプのカスタム

テールランプには丸型と角型の2種類ある

フロントグリルと同じくらい、見た目の演出に重要なのがテールランプです。1967年までのミニには角が丸く、小振りのテールランプ(Mk-1仕様)が採用されていました。しかし、レンズ面積が狭く、後部からの視認性が悪かったためミニがMk-2仕様に進化した際にサイズの大きな角型のテールランプへとデザイン変更となりました。また、70年代後半までのテールランプはウィンカーとストップランプ&ポジションの2色レンズとなっており、リバースランプが追加された3色ランプが採用されるようになったのは70年代後半からになります。なお、90年代以降の角型テールランプを採用したローバーミニをMk-1仕様にカスタムすることも可能です。「Mk-1テールランプ・コンバージョン取り付けアダプターセット」という製品が15000円ほどで販売されており、このコンバージョンキットをボディに溶接すればMk-1テールランプを取り付けることができます。ただし、法規上リバースランプを別途取り付ける必要があります。

ローバーミニ:メーターカスタム

センターメーターか3連メーターか

BMW MINIにもデザインモチーフとして取り入れられたセンターメーターはローバーミニになる前の1978年まで採用されていました。BMW MINIのセンターメーターでもたまに聞く話ですが、「なぜこんな見づらい場所にメーターを配置したの?」という疑問があるでしょう。ローバーミニ(ローバー社誕生以前なので正確にはクラシックミニ)にセンターメーター採用された理由は輸出先によって右ハンドルや左ハンドルなどの仕様が違い、どちらのハンドル仕様でも部品構成を変える必要がないようセンターメーターが開発されました。しかし、センターメーターが長く採用されるにつれ、ミニのアイデンティティとして認識されるようになったのです。ちなみに、センターメーターは中央にスミス製スピードメーター、左が水温計、右が油温計というイメージですが、Mk-1の時代には小ぶりのスピードメーターだけの時代がありましたし、メーターの配置もダッシュボードデザインによって微妙に位置が違っています。ローバーミニはダッシュボード裏は非常に簡素な設計になっているため、高年式の3連メーターからセンターメーターへの変更はそれほど大変な作業ではありません。ただ、3連メーターのデザインもなかなか評判はよく、わざわざセンターメーターに変更する人は思ったほどはいませんね。

ローバーミニ:ホイールカスタム

ローバーミニ ホイールとオーバーフェンダー

ホイールは10、12、13インチの3種類

1984年以降のローバーミニは12インチ(スポーツ仕様の限定モデルは13インチを採用)ホイールを採用していますが、それ以前は10インチホイールが標準でした。10インチから12インチへとホイール径が大きくなったのは、乗り心地の改善や10インチタイヤを採用する車が少なくなってきたこと、制動力の高いディスクブレーキを採用するためキャリパーが収まるホイールが必要だったことなどが理由です。現在、中古車として販売されているミニのほとんどは12もしくは13インチでしょうけれど、あえてクラシックな10インチホイールに変更することも可能です。また、高年式のローバーミニにはタイヤ上部を覆うオーバーフェンダーが採用されていますが、これは12インチ化の結果、タイヤ幅が広くなりタイヤがボディからはみ出すようになったことへの対策です。13インチタイヤになるとさらにタイヤ幅も広くなるため、オーバーフェンダーもより幅のあるモノが採用されています。オーバーフェンダーはデザインのアクセントにもなるパーツですが、車検のためにも必要なパーツで法律に則すため採用されています。この辺りにこだわる人はオーバーフェンダーをボディと同色にペイントしたり、縁をメッキモールで飾るなどで遊んだりする人もいらっしゃいますね。

最後に

ローバーミニ レストア

今回紹介させていただいたのはあくまでローバーミニを自分好みにデザインする代表的な遊び方です。CLUB CARSの他の記事でも紹介されていますが、エンブレムやグリルバッジを交換してデザインにアクセントをつけることも一般的ですね。また、ローバーミニはボディ面積が小さいので好みの色に塗り替える全塗装は一般的ですし、シートカバーでインテリアのイメージを一新したり、足回りをラバーコーンからコイルサスペンションに変更したり、カスタムの選択肢は無数にあります。お客様の好みに応じて、どんな仕様にも変更でき、現行車ほどコストはかからないのがローバーミニの魅力の1つです。納車時に好みの仕様にする方もいますし、納車後に少しずつカスタムを楽しんでいる方もいらっしゃいます。車両の購入やカスタム、どんな相談でも結構ですので、お気軽にFLEX Mini世田谷環七店まで遊びにきてください。

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電話:03-5431-8811 | 営業:10:00-20:00 | 定休:水曜、木曜

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