新型ミニコンバーチブル（F57）に早くもジョンクーパーワークスが発表

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2016年3月発売予定の新型ミニコンバーチブルですが、海外では早くもジョンクーパーワークス（JCW）が発表されましたよ。日本国内での新型ミニコンバーチブル（F57）の販売がスタートしたばかりですが、JCWの納車は2016年5月から始まり、販売価格は483万円となります。年末に販売を開始した新型クラブマン（F54）でもJCWはまだ発表されていない状況ですが、コンバーチブル（F57）のJCWの販売開始は非常に早いですね。今回発表されたJCWのボディサイズやスペックはミニ3ドア（F56）JCWとほぼ同じです（全高のみミニ3ドアJCWより+1mm）。参考までに主要なスペックを紹介しておくと全高×全幅×全高は3,860mm×1,725mm×1,415mm、ホイールベース2,495mm、最高出力231ps、最大トルク320Nmとなっています。

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8速ATの採用は無し

新型クラブマン（F54）のクーパーSで採用された8速ATが他モデルでいつ採用されるのか気になっていましたが、コンバーチブル（F57）JCWでは8速ではなく6速ATが装備されました。現場のメカニックの方と話していると「ミニ3ドア（F56）や今回の新型コンバーチブル（F57）のエンジンルームサイズでも8速ATは収まるのでは？」という話を聞いています。いずれはマイナーチェンジのタイミングでミニ3ドア、5ドア、コンバーチブルでも8速ATが採用されるのでは、と期待しているのですが…どうなるのでしょうね。海外ではJCWに限らず、クーパーやクーパーSにもMT車がラインナップされていますが、JCWでのMT車の国内導入はあるのでしょうか。コンバーチブルはボディ上部がソフトトップのため、「ボディ剛性がミニ3ドアより劣るのでは？」と考える人がいるかもしれません。JCWのようなスポーツモデルだとなおさら気になる人もいるでしょうね。ただ、先代コンバーチブル（R57）と同様に新型コンバーチブルでもソフトトップではない部分のボディに補強が入り、強化されています。ミニ3ドア（F56）JCWの方がボディ剛性は上かもしれませんが、JCWの名に恥じない運動性能、ボディ剛性は確保されていると考えていいでしょう。

コンバーチブルJCWにもレベルグリーンの設定アリ

なお、エクステリア、インテリアのデザインに関してはミニ3ドア（F56）JCWと大きな変更はありません。クーパーSまでのグレードではフォグランプを配置するフロントバンパーの両サイドがエアダクトになっているのもミニ3ドアJCWと同様です。足回りやホイールサイズ（18インチ）も同じとなっています。今回発表されたコンバーチブル（F57）の広報写真ではユニオンジャック仕様のソフトトップが装備されていますが、こちらはオプション設定となっています。恐らく日本導入時もメーカーオプションでの選択となるでしょう。また、MINI Connectedの新機能としてスマホアプリを介し、雨が降りそうな際は純正ナビに警告を表示してくれるサービスの追加が発表されましたが、日本への導入は正式にはまだ発表されていません。また、写真のボディカラーはミニ3ドアJCWのみにこれまでは設定されていたレベルグリーンになります。引き続きレベルグリーンはJCW限定カラーなのでしょう。