- MINI ニューモデル
- 掲載:2014/7/5 |
新型MINIペースマン登場。クロスオーバーに続いてマイナーチェンジ。
クロスオーバーとほぼ同様の内容の変更
MINIクロスオーバーに続いて、ペースマンもマイナーチェンジされて登場しました(日本での発売は2014年9月から)。ペースマンは、クーペ型のデザインにSUV(スポーツ用多目的車)の特性を結びつけた車種。特徴は、SUVであるクロスオーバーと比較して、車体後方にかけて大きく下がったルーフ(屋根)デザイン。SUVながらスポーティな雰囲気を作り出しています。このスタイルはBMWではX4、6をはじめ、メルセデスベンツなども2014年4月にコンセプトモデルを出して注目されているカテゴリです。
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目次
従来モデルからの変更点
後期モデルのエクステリア、インテリアの特徴をそれぞれまとめてみました。ミニクロスオーバー同様、エクステリアを中心に手が入っていますね。ペースマンで特に注目したいのが、スポーツシートが標準装備になっている点です。
スタイル – エクステリア(外観)
- 新色ジャングルグリーンメタリック、ミッドナイトグレイメタリックの2色を追加
- フロントのグリルデザインを一新
- 新デザインの17インチホイールに
- LEDフォグランプが標準採用(クーパーSのみ)
- ルーフとドアミラーのコントラストカラー塗装
- ミニ初のピアノブラック部品採用(ヘッドライトやテールライト周り)
スタイル – インテリア
- スピード、タコメーターの文字盤がホワイトからダークカラーに
- 音響快適性を改善
- 運転席、助手席にスポーツシートを標準装備
エンジン
- クーパーSの最高出力は、6psアップで190psに。
前期後期での導入グレード
MINIペースマンもMINIクロスオーバー同様にクリーンディーゼルモデルが導入されています(クーパーDのみ)。ただ前期モデルではあった4WDモデルALL4が、後期モデルでは廃止になっています。ペースマンはクロスオーバーと違ってスポーティなモデルでしたが、後期モデルでより一層その性格がはっきりしていますね。
【前期】MINIペースマン
ミニクーパー | ミニクーパー ALL4 | ミニクーパーS | ミニクーパーS ALL4 | |
---|---|---|---|---|
エンジン | ガソリン | ガソリン | ガソリン | ガソリン |
排気量 | 1598cc | 1598cc | 1598cc | 1598cc |
最高出力 | 122ps | 122ps | 184ps | 184ps |
最大トルク | 160Nm | 160Nm |
|
|
燃費(MT) | 16.7km/l | 14.8km/l | 16.2km/l | 15.4km/l |
燃費(AT) | 14.0km/l | 12.7km/l | 14km/l | 12.2km/l |
* オーバーブースト時
【後期】MINIペースマン
ミニクーパー | ミニクーパー D | ミニクーパーS | |
---|---|---|---|
エンジン | ガソリン | ディーゼル | ガソリン |
排気量 | 1598cc | 1998cc | 1598cc |
最高出力 | 122ps | 112ps | 184ps |
最大トルク | 160Nm | 270Nm |
|
燃費(MT) | 16.7km/l | 導入なし | 17.1km/l |
燃費(AT) | 14.0km/l | 16.3km/l | 14.7km/l |
* オーバーブースト時
マイナーチェンジでの変更点
今回のマイナーチェンジの大きな変更点は大きく3つです。1つがフロントグリルのデザイン変更、2つがアンダーガードの標準装備化、そして3つめがLEDフォグランプやホイール変更ですね。それぞれを詳しく写真付きで紹介していきましょう。
ラジエーター
ラジエーターグリルのデザインが変更された。メッシュグリルにルーバーが1本追加され、クーパーSはSというエンブレムが追加されている。この仕様は新型MINIと同様。またジョンクーパーワークスモデルは、ラジエーターグリルの右上部にエンブレムが付く。
LEDフォグランプ、ホイール、スピードメーターなど
フォグランプにはLEDが採用されている。これは2011年モデルで変更している方も多かった人気の装備なので、嬉しい点。またホイールは17インチ据え置きだが、デザインが精悍な印象になり軽量化、エアロダイナミクスも向上しているようだ(オプションですが、MINIMALISMタイヤも選択可)。
スピード、タコメーターは、文字盤が白から最上位のJCWモデルと同様のダークグレーに変更され、高級感が向上している(JCWモデルは「John Cooper Works」ロゴが入ります)。
最後に小さな変更だが、ヘッドライトやテールランプのリング、フロントのグリルバーやルーフレールが光沢あるピアノブラック仕様となった。
ボディカラー
今回は2カラーが新たに追加されています。MINI公式サイトの「Color Configurator」で新色を選択してみた。いかがだろうか?
- ジャングルグリーンメタリック
- ミッドナイトグレーメタリック
ラゲージルーム
クロスオーバーは40 : 20 : 40でシートを分割できるが、ペースマンは50 : 50で折り畳むことが出来る(もちろんリクライニング調整も可)。ラゲージルームは330L(シート折りたたみなし。*クロスオーバー350L)から1080L(シート全て折り畳み。*クロスオーバー1170L)まで拡張可能。クロスオーバー比だと小さくなっているが、これは屋根の傾斜分の差。ラゲージルームの上部まで荷物を積む事はほぼないことを考えると、実際利用する分にはほとんど差はないと考えて問題ないだろう。
まとめ
クロスオーバー、ペースマンのモデルチェンジ内容はほとんど同じ。エンジンもクロスオーバー同様に1.6Lガソリンエンジンと1.6、2.0Lターボディーゼルエンジンが用意されています。2014年7月5日現在では、導入モデルや販売価格は公表されていないが(クロスオーバーにはディーゼルエンジン導入が決定済)、日本での発売は2014年9月からとなるようだ。
2014年9月8日 – 追記:クロスオーバーの日本導入内容が決定!
日本導入のモデルが最終決定された。ディーゼルモデルは3タイプのようだ。こちらの記事「ペースマンの日本導入モデルが決定」に価格を含めた詳細をまとめたので参考にして頂きたい。またディーゼルモデルを含めたMINIペースマン購入ガイドを、ディーラーに取材した記事も用意している。こちらも合わせて参照いただきたい。
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