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クーパーシリーズ編:ローバーミニの基礎知識

ローバーミニガイド|

クラシックミニの基礎知識:ベーシックモデル編

クーパーは特別なミニだけに名づけられていた

前回の記事はクラシック・ミニ(ローバーミニ)のベーシックモデルの変遷を紹介しましたが、今回の記事ではクラシック・ミニのクーパーやクーパーSモデルの変遷を紹介します。ベーシックモデルは1959年から2000年まで(日本への正規輸入が停止した時期はありますが)一貫して生産されてきました。しかし、クーパーやクーパーSモデルは60~70年代初頭と90年代にしか生産されていません。これだけ限られた時期にしか造られていないのに、今でもミニを知らない人までもがミニを「ミニ・クーパー」と言うのは驚くべきことです。それだけ多くの人に愛され、知られたグレードなのでしょう。

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1. 1961〜1969年:MINI Cooper(ミニ・クーパー)

1961年ミニクーパー。1964年、1965年、1967年 と、3度にわたりモンテカルロ・ラリーも制覇している。

スペック

  • 通称:ミニ・クーパー
  • 排気量:997㏄
  • 最大出力:54ps/5700rpm
  • 最大トルク:7.54kg-m/3600rpm
  • 車両重量:584㎏

* Photo by DeFacto

初期のクーパーは限定仕様だった

次に紹介するのはクラシック・ミニ時代の「クーパー」についてです。現在のBMW MINIでは3つあるグレードの上位2つにクーパーの名が冠せられていますが、クラシック・ミニの初期はクーパーの名を冠するモデルは特別な存在でした。初代ミニ・クーパーが誕生したのは1961年のことです。F1などのレーシングカー開発で活躍していたジョン・クーパーが軽量、コンパクトで走行性能に優れたミニに注目、メーカーにかけあって1000台限定で生産することになったのが初代「ミニ・クーパー」です。

848㏄のエンジンをベースに997㏄へと強化されたエンジンは最高出力54ps/5700rpm、最大トルク7.54kg-m/3600rpmの性能を発揮、逆に車両重量は584㎏と軽量化されていました。公道走行が可能なスポーツモデルがミニ・クーパーでしたが、ヨーロッパ中のレースで活躍し、これがミニの名を世界に知らしめるきっかけとなりました。

ミニ・クーパーのエンジンは1964年にモデルチェンジを受けます。排気量998㏄、55ps/5800rpm、7.88kg-m/3000rpmと数字上は大きな差がないように見えますが、粘り強い低速トルクと扱いやすい高回転時のパワーのバランスが良く、ミニ・クーパーはさらに大きな評価を獲得します。その後1964年にハイドロラスティック・サスペンションが採用されるなど改良を受けつつ進化していきます。

2. 1963〜1971年:MINI Cooper S(ミニ・クーパーS)

クーパーSモデル。

スペック

  • 通称:ミニ・クーパーS
  • 排気量:1071㏄(970㏄、1275㏄モデルも後に登場)
  • 最大出力:70ps/6000rpm(65ps/6500rpm、75ps/5800rpm)
  • 最大トルク:8.58kg-m/4500rpm(7.6kg-m/3500rpm、11.1kg-m/3000rpm)
  • 車両重量:635㎏(車両重量は3モデル共通)

上位モデル、クーパーSの登場

1963年にクーパーの上位モデル、クーパーSがデビューしています。排気量はクーパーよりさらに拡大された1071㏄、パワーとトルクは70ps/6000rpm、8.58kg-m/4500rpm、エンジン性能向上に見合った強力なブレーキ(ロッキード社製のディスクブレーキ)、足回りを持ったモデルでした。翌年には970㏄と1275㏄と当時のレースレギュレーションに合わせた2つの排気量を追加し、レースシーンで活躍を遂げました。しかし、会社の業績不振から3モデルだったクーパーSは1965年には1275㏄1車種に絞り込まれてしまいます。クーパーSはクーパーとともにMk-2へとモデルチェンジを遂げ、デザイン変更などを受けつつ存続が図られました。しかし、1969年にミニ・クーパーの生産が停止。1970年のMk-Ⅲへのモデルチェンジを生き残ったクーパーSも1971年にはラインナップから落ちることになります。

※イギリス本国でのクーパーシリーズの生産中止後も、BMC傘下だったイタリアのイノチェンティ社でしばらくミニ・クーパー1300の生産は続きました。

3. 1990〜2000年:最終モデルのクーパー

長い沈黙を経て待望のデビューとなったクーパー。キャブモデルであった。

スペック

  • 通称:キャブクーパー
  • 排気量:1271㏄
  • 最大出力:62ps/5700rpm
  • 最大トルク:9.6kg-m/3900rpm
  • 車両重量:710㎏

1990年代に復活を遂げたミニ・クーパー

1971年にクーパーシリーズが消えた後もミニファンからはクーパー復活の声が常に上がっていました。そして1990年に台数限定の特別モデルとしてクーパーが復活します。かつてのクーパーの名に恥じぬよう、当時、現行だった1Lエンジンより大きな1271㏄エンジンを搭載、61ps/5550rpm、9.2kg-m/3000rpmのパワーを持つモデルでした。特徴的な外観や専用シートやエンブレム、ホイールなどを採用し、世界で限定販売されました。この特別なクーパーの人気が高かったため、1991年にはクーパーが正式モデルとしてラインナップに登場します(前年の特別モデルとは仕様が違っています)。1990~1991年に販売されたクーパーの燃料制御は従来通りのキャブレターで行われており、翌年からモデルチェンジになったインジェクションモデル(燃料噴射を電子制御で行う)と比較し、「1300㏄エンジンの初期にしかないキャブレターモデル」として希少価値が高く、今でも人気です。この1300㏄キャブレターモデルは「キャブクーパー」と呼ばれています。1992年以降もクーパーは上位モデルとして生産され、クーパーをベースとした多くの特別仕様車も人気となっていました。インジェクションが採用された1300iモデルではベーシックモデルのメイフェアと上位モデルのクーパーではエンジン仕様などの違いはなく、外装・内装の違いが主となっています。

クラシック・ミニ(ローバーミニ)購入の際は、
カスタム箇所を出来る限り確認しましょう

クラシック・ミニは自在にカスタマイズできることで有名で、そのためのパーツが無数に販売されています。さらなるパワーを目指し排気量の拡大やエンジン内部のパーツを交換することや、ブレーキの強化などスポーツ走行を念頭に置いたチューニングは今でも人気です。一方で、インジェクションをかつてのキャブレターに戻すなどフィーリングを重視したカスタマイズ、はたまた60年代のミニに見た目を似せていくカスタマイズなど、自由に遊べる車となっています。

基本デザイン、仕様を大きく変えずに進化してきた車なので、このような遊び方が可能なのですが、一方で中古車市場に並ぶクラシック・ミニには一見して気づかないカスタマイズが施されていることがあります。高価なパーツでカスタマイズされた車両はお得に見えますが、サーキットを走っていたようなミニでは走行距離が短くてもエンジンや足回りが想像以上に酷使されているかもしれません。クラシック・ミニを購入する際は単純な走行距離だけでなく、どのような使われ方をしていたのか、ノーマルから変更されたパーツの有無などをショップにわかる範囲で確認するようにしてください。

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3.査定が始まるタイミングで「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に買いて持ってきてください。一番高いところに売ります」という。

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