新型ミニクラブマン、BMWのエアロ技術採用か!?

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デビューが近づくにつれ、続々とスパイショットが出てきている「新型MINIクラブマン（MINI Clubman/コードネームF54）」。新型にあたって注目されているのは2点。1つ目がボディのサイズアップに伴ったリア周り（クロスオーバー以上になる？）、2点目がハッチバックとのフロントマスク差別化でしょう（BMW社幹部が「ハッチバックとクラブマンは、少し異なった顔になります」とコメント）。ただこのあたりは、スパイショットでもまだまだ巧妙に隠されていて、どうなるかわかりません。

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BMWのエアロテクノロジー

※BMW4シリーズグランクーペ

そんな中、海外のMINIメディア「MotoringFile」が新型クラブマンのフロントマスクについて気になる記事を掲載していましたよ。同記事ではコンセプトモデルやスパイショットの画像から、新クラブマンにBMWで先行して採用されているエアロテクノロジー「エアカーテン（*1）」、「エアブリーザー（*2）」が採用されるとしています。

言われてみると確かに、痕跡がありますよね。このあたりが「ハッチバックとは違う顔」というわけでしょうか。前述のBMW社幹部も「クラブマンはやや力強いマスクになる」としていましたが、確かに力強くなりそうです。ところでこちらが採用されるとして、ジョン・クーパー・ワークスのエアロ部分もまた、ハッチバックとは異なるスタイルになるんでしょうかね。

*1.エアカーテン

フロント・エプロン左右両端のエア・インテークから取り込まれた空気を、高速でフロント・ホイール・アーチへと放出することで作り出される空気の流れによって、フロント・ホイールの側面をカーテンのように覆い、ホイール及びホイール・アーチ周辺の乱気流を抑え、空気抵抗を低減するテクノロジー。

*2.エアブリーザー

車両のエアロダイナミクスを向上させ、見た目に強いインパクトをもたらす装置。フロント・ホイール・ハウスに流れこむ空気を、ホイール・ハウス後方のエア・ダクトを経由して、サイド・パネルから放出させるもの。ホイール・ハウスに流れこむ空気の方向を変えることでホイール周辺で発生する乱気流を抑え、空気抵抗を減少させる。

販売タイミング

前回紹介させていただいた 米自動車メディア「autoevolution」の記事では、NEW クラブマンのデビューは3月の「ジュネーブオートショー」とされていましたが、MotoringFileでは6月ではないかとしていますね。ジュネーブオートショーのBMWラインアップには新型クラブマンはなさそうですから、やはり4〜6月あたりになるのでしょうかね。ちなみに生産は、2015年7月より開始されるようです（関連記事：新型クラブマンの生産開始時期が確定!）。