- プロが手がけたミニ
- 掲載:2015/5/8 |
66年式の初期カントリーマン。Mk-1グリルを装備した極上の1台

ローバーミニ中古車検索(掲載数国内最大級! クラシックミニが700台以上)
人気の90年代インジェクションモデル最終型からヴィンテージのミニまでの全国の中古車在庫を検索できますよ。
モデル紹介
1966年式 カントリーマン
今回紹介するクラシックミニの名前は「カントリーマン」。現行のミニ乗りの中には「アレ?」と思う人もいるだろう。現行ミニの「ミニ クロスオーバー」は、日本のみ商標の関係でクロスオーバーと呼ばれているが、日本以外では「ミニ カントリーマン」が正式名称となっている。そのカントリーマンの名前の由来となったミニが、このモデルだ。
現行のクロスオーバーは、このモデルから名前を受け継いだものの、デザイン的な関連性はまったくない。この特徴的な観音開きのドアを受け継いでいるのは2014年まで販売されていたクラブマンだ。
60年代のミニは1960年に登場したミニバンをベースに、全長が長く観音開きのドアを装備した派生モデルが多くラインアップされていた。例えばオースチン・ミニ(当時は複数のブランド名でミニが販売されていた)のカントリーマン、モーリス・ミニのトラヴェラー、そしてミニのクラブマン・エステートなど。ちなみにカントリーマンのようにウッド・フレーム(木枠)が装備されているのは、他にはトラヴェラーのみとなっている。
このカントリーマン、Mk-1グリルやさざ波グリルと呼ばれている初期のフロントグリルが装備されているが、これはノーマル。1967年以降にMk-2グリルに変更され、エンジンもそれまでの848㏄から998㏄へと拡大された。たった34馬力しかない848㏄のエンジンだが、車両重量が現行ミニの約半分、660㎏のため、公道を走らせるには充分なパワーを持っている。
この時代のミニの特徴である前後のドラムブレーキや10インチホイールは、現代の道路事情では少々不安ではあるが…。ドライバー側がミニに合わせて走らせてやらなければいけないのは、クラシックミニ好きなら誰でも理解しているはず。
排気量:850㏄ 4速MT車。取材協力:MINI甲府(山梨県甲府市)。
オーナーのこだわり
-
MINI甲府 中澤 浩之さん
通勤でも大活躍してくれている私のプライベート車両です。
このカントリーマンは販売車両ではなく、私が通勤に使っているプライベートのミニです。エンジンは特にチューニングもせず850㏄のストックのまま。マフラーもノーマルのままで特別なことは何もしていません。イギリスから日本に入ってきて2年くらい寝かされていた車両を2014年夏に購入、半年ほどかけてエンジンなどに手を入れました。
インテリアやエクステリアのコンディションはいいのですが、エンジンはもう少し手を入れないとベストコンディションではないですね。車体後部のウッドフレームは多少傷んでいる部分もありますが、調度いい感じにヤレた感が出ているので、今のところ補修する予定はありません。
チェックポイント
- 観音開きのリアドア
- 日本ではあまり見かけない観音開きのドアは当時も今もイギリスの商用車では一般的に採用されている。
- 850㏄のエンジン
- 850→1000→1300と時代を経るごとにミニの排気量は大きくなっていった。850㏄のエンジンは他のモデルに比べると珍しい。
- 特徴的なウッドフレーム
- コンディション良く維持するにはこまめな手入れが必要だが、今でも補修用のウッドフレームは入手可能。
- シンプルなダッシュボード回り
- 現代の車では考えられないほどシンプルな構成。第2世代までのミニにセンターメーターが採用されていたのはこのデザインの影響。
- 関連記事
- Related Articles
- 【3月2日はミニの日】ミニへの想いでデコった写真を投稿して、オリジナルグッズをもらおう!
- もはやヴィンテージカーのローバーミニ 購入する際はしっかり整備された車両がオススメ!
- ファイブスタースタッフのミニバン(ローバーミニ)のレストア!
- 第12回 TMME ミニ・サーキットフェスティバルが9月4日(日)に福島で開催!
- ボディはローバーミニ、中身は軽自動車の軽ミニとは?
- ミニの世界でよく耳にする “ゴーカートフィーリング” ってどういう意味?
- 輸入車の維持費ってほんとに高い!? ミニの維持費を調査しました。
- ミニはなぜ「ミニ クーパー(MINI COOPER)」と呼ばれるか。
- 1959年から続くミニの歴史:ローバーミニの基礎知識
- ミニ55年の歴史が、たった46秒でわかる!! 秀逸すぎる公式ムービー
- 全国のローバーミニ 中古車一覧
- MINI初心者のための基礎知識
- ミニ、BMW関連ニュース
- ミニ、カスタム関連記事
【BMW・ミニへの買い替えをご検討中の方へ】
◆買い替えでよくある失敗にご注意!
今お乗りの愛車から乗り換えを行う際は、必ずネットで下取り相場を調べるのが大事です。よくある失敗は、ディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに契約してしまうパターン。一見好条件に見えても、実は今の愛車の下取り額が安く、結局損をしてしまうことも。
◆もはや常識!ネットの一括査定で下取り相場をチェック
ディーラーでの商談で少しでも良い条件を出すためには、あらかめネットで愛車の下取り見積を取得しておくのが鉄則です!反対にディーラーの査定金額が先にわかっている場合にも、買取店の査定でそれを言うと、それ以上の値が付くこともあります。
◆最大10店舗を比較して、最高額をチェック
見積もりを取るときは、複数の買取店に一括査定をお願いできるサイトが便利です。 エイチームの「かんたん車査定ガイド」 なら、最大10店舗を比較して、その中から最高額をチェックすることが出来ます。また入力も簡単で、最短約1分で完了します!
◆厳しい審査で選ばれた業者だけが加盟しているので安心!
「かんたん車査定ガイド」なら、JADRI(日本自動車流通研究所)の厳しい審査を受けた優良業者だけが加盟しています。そのため、強引な営業電話が何度もかかってくるような心配はありません。
◆禁断の裏ワザ「入札制」とは?
ここで特別に、自動車の買取店の方から聞いた【裏ワザ】をご紹介します。下記の方法を使えば最初から高値が出やすくなるのです。
1.一括見積サイトからエントリーし、複数の買取店の査定申し込みを待つ。
2.同じ時間にアポイントを設定する。
3.査定が始まるタイミングで「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に買いて持ってきてください。一番高いところに売ります」という。
これにより、最初から最高値を出してくれて、スピーディに売ることができるようですよ。また買取店も「入札制」の方が早くて効率的なので、最近は嫌な顔をしないのだとか。CLUB CARSの読者の方からも、この方法とディーラーからの見積もり提示を組み合わせることで、なんと50万円以上も高値で売れたと報告をいただいています。 賢くBMW・ミニを購入するためにも、ぜひ愛車の下取額にはこだわってくださいね。
シェア
ミニ中古車の検索サービス- 日本最大級の物件数!!
あなたにオススメの記事
この記事へのコメント
制作・協力

CLUB CARS 編集部
CLUB CARS編集部です。これから車を購入する人のための入門記事や購入した後、カーライフをもっと楽しめるようカスタムやメンテナンス、洗車などの記事を取材、掲載していきます。ご意見ご感想などございましたら、ページ下部の「お問い合わせ」よりご連絡をお願いします。
CLUB BMW / MINIの更新情報を配信中
いつも「CLUB BMW」、「CLUB MINI」をご覧いただきありがとうございます。Facebook、Twitter、Google+ にて更新情報を常時配信しています。次期モデルなどのスクープは、いち早くソーシャルメディアで情報発信しますので、是非フォローしておいてくださいね。
RSS Feed をご希望の方はこちら(クラブビーエム、クラブミニ RSS)。