ミニ3ドア、ミニ5ドアのホイールカスタム（写真カタログ付）

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こんにちは、bondGARAGEの成田です。皆さん、元気にミニのカスタムしてますか？　今回はミニのカスタムの定番「ホイールカスタム」についてご紹介します。なぜ今までこのテーマを紹介しなかったのか…。それは……いろんなホイールの写真を集めるのが大変だったからです（笑）。皆さんがこういった情報を求めているのはわかっていたのですが、このコラムは準備が結構大変なんですよ…。

さて、ホイール交換は走りにも見た目にも違いが出るため、ミニに限らず車の世界では一般的なカスタム手法ですね。ただ、いざホイール交換をしようと思っても、どんなメーカーがあるのか、どんなデザインがあるのかがわからない人も多いでしょう。そこでbondGARAGEで人気のホイールを実際に紹介しながら、ホイール交換についてご説明しますね。

ホイールの種類

世代やモデルによって取付可能なホイールは異なる

一口にホイール交換と言っても、ミニの全モデルで同じホイールが使えるワケではありません。例えば最新のミニ3ドア（F56）やミニ5ドア（F55）はホイール中央部の取り付け部分が5穴になっており、第2世代（R5X系）までの4穴と取付ボルトの本数が違います。つまり、ホイールの互換性はありません。R5X系用の4穴だと他メーカー用のホイールが流用でき、選択肢が豊富だったんですけれどね。

ちなみにクロスオーバー（R61）やペースマン（R61）用のホイールはミニ3ドアやミニ5ドアと同じ5穴ですが、残念ながら互換性はありません。ホイールの役割や互換性については、CLUB CARSのこの記事（ミニクーパー ホイールの基礎知識）で詳しく紹介されていますよ。

納車前からホイールをカスタムされる方も

ミニ3ドア、5ドアはONEとクーパーが15インチ、クーパーSに16インチホイールが採用されています。このホイールサイズは第1世代から現行の第3世代までで共通なのですが、ボディサイズが大きくなった現行のミニ3ドア、5ドアには15インチだと少しホイールが小さく見えてしまいます。また、純正ホイールはシルバーのホイールカラーやデザインが少しシンプル過ぎるような気がしませんか？　そんな風に思う方が多いからか、ミニが納車される前からホイール交換をオーダーされるお客様もいます。

ミニ3ドア、5ドアでは17、18インチホイールが人気です

そういう方はホイール交換で走りがどれだけ変わるのかをご存知の方がほとんどです。ホイールを交換する際は17インチ、18インチへとインチアップ（ホイールサイズを大きくすること）を選ぶ方がほとんどですね。純正ホイールとインチアップ後の変化を体感したい方は、しばらく純正ホイールで乗ってから交換するのもいいかもしれません。なお17インチと18インチでは、タイヤ価格が結構違ってきます。17インチタイヤの方が価格は手頃なので維持費を気にする方は注意してください。

インチアップでタイヤの厚みが変わる

ちなみに、ホイールをインチアップしてもタイヤの直径はほとんど変わりません。タイヤハウス（タイヤのために確保されたフェンダー内側の空間のこと）のスペースが限られているため、ホイールをインチアップしてもタイヤの直径を変えることは（一般的には）難しいからです。タイヤは路面の凸凹からの衝撃を和らげるクッションの役割を担っているのですが、ホイールをインチアップすることでタイヤの厚みが減り、クッションになるタイヤ内部の空気量が減ってしまいます（その分、コーナーで荷重がかかった際のタイヤの変形が小さくなり、踏ん張りが効くようになります）。

このため「インチアップすると乗り心地が悪くなる」と一般的には言われています。ただ、タイヤのクッション性は内部のエアだけに頼っているワケではありません。タイヤの材質も乗り心地には大きく影響してくるので、いいタイヤを選んでいただければ乗り心地はそれほど悪化しないでしょう。

ミニ3ドア、5ドア対応ホイールリスト

O・Z、mon、AMSECHS、BBSなどが人気

さて、ミニ3ドアや5ドアに取り付け可能なホイールを紹介しましょう。bondGARAGEで人気のメーカーはイタリア製のO・Z、MINI専用パーツで有名な日本のmon、同じく日本生まれのAMSECHS、BBS。その他、希望のデザイン、サイズでオーダーできるBC FORGEDなども人気がありますね。ミニ3ドアのジョン・クーパー・ワークス（JCW）では大型のキャリパーが採用されているため、一般的なホイールではキャリパーが干渉してしまいます。そのためF56 JCWオーナーの方にはオーダーメイドができるBC FORGEDをオススメしています。

走りにこだわるなら、重量にも気をつけて

最近はデザインからホイールを選ぶ方が多いのですが、走行性能にこだわりたい方はホイールの重量も気になるでしょう。ホイールの重量は単純に材質がアルミになったからと言って軽くなるワケではありません。アルミは確かに軽い素材ですが、強度を確保するために純正並みに重いホイールもあります。重量の違いは製造方法（鋳造や鍛造）によって違ってくるのですが、気になる方は個別にご相談ください。

17インチホイール（価格はすべて税別）

18インチホイール（価格はすべて税別）

最後に

アフターメーカーのホイールは、ランフラットタイヤ未対応が多い

以上がミニ3ドア、5ドアで選んでいただける主なホイールです。17インチから17インチなど同じサイズのホイールに交換する場合、タイヤをそのまま流用してホイール交換ということがあるのですが、アフターメーカーのホイールはランフラットタイヤに対応していないことがほとんどです。ランフラットタイヤを履いている方はご注意ください。また、bondGARAGEではパンク修理キットを4800円（税抜）で販売していますので、万が一に備えてミニに修理キットを載せておけば安心ですよ。

また、「ホイール交換までの予算はないけれど、足回りの印象を変えたい…」という方はカラフルなセンターキャップに交換したり、純正ホイールを塗装して色を変えたりする方法もあります。どんなプランでも気軽に相談してみてください。

ショップ案内

bondGARAGE

当店は国道17号沿い、JR武蔵浦和駅の近くにあります。店舗横に駐車場も完備してありますのでお気軽にご来店ください。取扱いパーツは店頭で展示してありますので、その場で購入していただけます。取り付けや整備についてはご予約いただければ幸いです。

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