ローバーミニ クーパーBSCC.ltd 限定750台の希少モデル

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低走行のミニクーパー BSCCリミテッド

2000年の販売終了から14年が経ち、コンディションのいいミニは徐々に減り始めている。幸いなことに部品供給が安定しているので、定期メンテナンスと修理をしてやればグッドコンディションのまま乗り続けられる車なのだが、低走行車を見つけるのは難しくなってきた。しかし、愛知県知立市のガレージJ&Bには走行距離7500㎞の低走行車、しかも限定モデルBSCCリミテッドがあるとのことで撮影にお邪魔してきた。

モデル紹介

1998年式 ミニクーパー BSCCリミテッド

BSCCとはブリティッシュ・サルーン・カー・チャンピオンシップのこと。1968年にミニは総合、クラス別などタイトルを総なめにした。この栄光の1968年から30年を記念し、1998年にデビューしたのがBSCCリミテッドだ。限定わずか750台の希少な1台。排気量1300㏄、4速MT車、ブルックランズグリーン（限定カラー）。

ショップのこだわり

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• ガレージJ&B 坂田 好基さん

  低走行のほぼノーマル車両なのでクラシック・ミニ初心者にもオススメのミニです。

「初めてクラシック・ミニに乗る方にオススメのクラシック・ミニを…」ということで、このBSCCリミテッドを紹介しました。高年式でトラブルの少ないインジェクションモデルですし、走行距離7500㎞の低走行車ですから安心して乗ることができます。この車両に採用されている13インチホイールはコーナーでの踏ん張りがしっかりしていて、ミニらしいスポーツテイストも楽しめます。燃費は街中で12～13㎞/L、高速では15㎞/Lくらいですね。「特別なモデルだから乗りにくいんじゃないか…」と思うかもしれませんが、ほぼノーマルの車両なので扱いにくさはありません。ただし、最近の車と違い、定期的なオイル交換や半年ごとの点検、ミッションを傷めないようクラッチをしっかり踏んでのシフトチェンジなど、古い車の乗り方を理解した上で丁寧に乗っていただきたいですね。大事に乗ってあげれば10万㎞、20万㎞とエンジントラブル無く乗れる車です。

チェックポイント

純正メーターパネル

90年代のミニの多くが標準採用していた、クラシカルな雰囲気なメーターパネル。

本革のグリーンレザーシート

限定車のみに採用されていた本革のシート。コンディションは良好。

グリーンレザーで飾られたシフトノブやハンドル

ハンドル中央部を飾る月桂冠で飾られたミニクーパーのロゴがレトロでクール。

標準装備の13インチホイール

ワイドなオーバーフェンダーに13インチ・スポーツパックホイールが標準装備。

現行ミニに受け継がれている縦型テールランプ

現行モデルより随分スリムで美しい形状の縦型テールランプ。

小振りのトランクルーム

燃料タンクなどのスペースがあるため、小振りなラゲッジスペース。

コンパクトなエンジンルーム

BMW MINIよりさらにコンパクトにまとめられたエンジンルーム。見ているだけでよだれが出そう…。

高い質感のドアノブ

細く、華奢なデザインのドアノブだが、ドア開閉時の雰囲気はクラシックテイスト抜群。