新型BMW X1（F48）判明している情報を徹底整理

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2015年の登場が噂される「新型BMW X1（F48）」。2009年に初代モデル（E84）が登場してから6年。その後メルセデス・ベンツGLAやアウディQ3、LEXUS NXなど続々とライバルたちが出現しましたが、いまだにこのクラスでは大きな存在感を放つX1。このX1のフルモデルチェンジは我々ユーザーはもちろん、他メーカーからも大きな注目を集めていますよ。本稿では、そんなX1について現時点でわかっている情報を整理しました。購入を検討している方は、是非参考にしてみてくださいね。

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新型BMW X1（F48）

アクティブツアラー、MINIなどとプラットフォームを共通化

新型の最大の変化は、ここでしょう。新型では先行販売されている2シリーズアクティブツアラー、BMW MINIハッチバックモデルで使用されているプラットフォーム（UKL1）が採用され、従来までのFR（後輪駆動）からFF（前輪駆動）へと変更となります。またシャシーやドライブトレインなどは、新型MINIクロスオーバー（F60）やクラブマン（F54）で使用されるものと共有されことになっていますよ。

これによって、新型X1のラインアップはこれまでのFRと4WDではなく、FFと4WD（FFベース）となります。これは驚きですよね。BMWといえばFRという方にはショックな情報かもしれません。ただBMWはFFでもMINIの実績を持っていますし、また2シリーズアクティブツアラーも高い評価を得ていますから、期待していいのではないでしょうか。なお新型では、クーペSUVであるX6やX4の弟分といえる「X2」が登場する予定です。

パワートレイン

用意されるエンジンは、ガソリンモデルが3種類とディーゼルが3種類、プラグインハイブリッド1種類の合計6モデルとなりそうです。

ガソリンエンジン

1.5リッター3気筒ターボ（最高出力138ps）、2リッター4気筒ターボ（234ps)がラインアップされるようです。なおこれらとは別にMディビジョンから登場する「Mモデル（M35i？）」は2リッター4気筒ターボ（B48型）を採用。最高出力は300ps以上、0-100km/hの加速が5秒以下となると言われています。

ディーゼルエンジン

1.5リッター3気筒ターボ（116ps）を採用するsDrive16d（FF）、2.0リッター4気筒ターボ（150ps）を採用するsDrive18d（FF）、2.0リッター4気筒ターボ（170ps）を採用するxDrive20d（4WD）がラインアップされると噂されています。ディーゼルは今やBMWの主力モデル。18dを中心に人気モデルとなりそうですね。

プラグインハイブリッド

気になるプラグインハイブリッドモデルですが、最高出力192psで燃費は46km/L（欧州複合モード）とのこと。ちなみに、先日発表された3シリーズのプラグインハイブリッド「330e」は、47.6km/Lでした。

スタイル

大きく変わる可能性

FFモデル化されることでスタイルは、現行とは大きく変わるようです。報道されている情報では、ボンネットが短くなり、ルーフラインが滑らかになるそう。またこれによってコンパクトにも見えるとしています。ちなみに下記は、海外メディアで公開されている予想図です。

販売開始

2015年デビュー、2016年販売開始!?

2015年中のデビューが、ほぼ確実視されています。日本での販売開始は2016年頭というところでしょうか。価格は未定ですが、アウディQ3、メルセデス・ベンツGLA、LEXUS NXなど強力なライバルがいることを考えれば、大きな変動はないでしょう。

動画

ニュルブルクリンクでのテスト走行ムービー