走りも小回りの良さも両立したBMWとは?
BMWらしいスポーティな走りには興味はあるけれど「取り回ししづらいサイズのクルマはちょっと…」という方は意外と多いのではないでしょうか。特に東京などの都市部では住宅地の道が細い、駐車場が狭い、そしてクルマを駐車するのに立体駐車場じゃないと停められない、と都心でしか感じられない苦労がありますよね。そこで今回はクルマを利用する方に走る楽しさと都市部での取り扱いの良さを兼ね備えたBMWを紹介しましょう。
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BMWはライバル車と比べても取り扱いしやすさが際立つ
クルマの取り回しの良さを左右する3つのポイントとは?
そもそも、クルマの取り回しの良し悪しは何で決まるのかを説明しましょう。それはボディの長さ(全長)、幅(全幅)そして最小回転半径の3つがポイントになります。クルマのボディサイズは小さければ小さいほど扱いやすくはなりますが、室内空間が狭くなるデメリットも発生します。近年のクルマは室内空間の拡大や衝突安全を向上させるという目的で全幅が広くなる傾向にあります。しかし、日本では全幅が1700mm未満だと5ナンバー、1700mm以上だと3ナンバーサイズとなります。最近ではコンパクトカーでも3ナンバーサイズが増えていますが、全幅が1800mmを超えると取り回しに注意が必要になるだけでなく、立体駐車場によっては利用できないなんてこともありますよね。立体駐車場と言えば全幅以上に気を付けなければならないのが全高です。近頃は背の高いクルマでも利用できる立体駐車場は増えきましたが、全高1550mmというのが一般的には境界線となります。これ以上高くなると利用できない立体駐車場がグンと増えてきます。
そして最後は最少回転半径の数値です。これは最小回転半径とはどれだけ小回りが利くのかを表す数値です。これにはボディサイズも関係してきますが、それ以上に大きな影響を及ぼすのがフロントタイヤの切れ角です。いくらボディサイズが小さくてもフロントタイヤがあまり切れないとコンパクトに回れませんし、ボディサイズが大きくてもフロントタイヤが大きく切れれば小さく回れてしまいます。もちろん、装着するタイヤサイズなども関係しますが、これはエンジン搭載位置とボディの関係が重要なポイントとなります。小回りの利くクルマと判断するための最小回転半径は5.5mを目安とするといいでしょう。このポイントを踏まえてピックアップしたのは1シリーズ、2シリーズアクティブツアラー、そしてBMW X1の3モデルです。
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縦置きエンジンのFR車は小回りが利く
BMW1シリーズ | VWゴルフ | マツダアクセラスポーツ | |
---|---|---|---|
全長(mm) | 4,340 | 4,265 | 4,470 |
全幅(mm) | 1,765 | 1,800 | 1,795 |
全高(mm) | 1,440 | 1,480 | 1,470 |
最小回転半径(m) | 5.1 | 5.2 | 5.3 |
ピックアップした各モデルを説明する前に、BMWがどれだけ、運転する楽しさと扱いやすさを両立しているモデルであるということをライバルと比較して紹介しましょう。表はBMW1シリーズが属する欧州Cセグメントに属するVWゴルフとマツダアクセラスポーツのボディサイズを比較したものです。BMW1シリーズのボディサイズは全長こそ3台中2番目に長いですが、全幅と全高は最も小さくなっています。全高を低く抑えることはスポーティな走行に寄与し、全幅を1765mmに抑えているのは取り扱いしやすさに関係しています。そして注目は最小回転半径です。最少回転半径は5.1mと3モデル中最も小さくなっています。これは多くのBMWがFR(後輪駆動)を採用していることも関係しています。エンジンを縦置きするFRは左右にスペースを取ることができるため、ハンドルの切れ角が大きく取れるのです。走る楽しさを味わえるFRの駆動方式が取り回しのやすさにも関係しているなんてあまり知られていませんよね。。
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オススメのBMWは1シリーズ、2アクティブツアラーそしてX1の3モデル
1シリーズ | アクティブツアラー | X1 | |
---|---|---|---|
全長(mm) | 4,340 | 4,350 | 4,455 |
全幅(mm) | 1,765 | 1,800 | 1,820 |
全高(mm) | 1,440 | 1,550 | 1,610 |
ホイールベース(mm) | 2,690 | 2,670 | 2,670 |
最小回転半径(m) | 5.1 | 5.5 | 5.4 |
トランク容量(L) | 360~1200 | 468~1500 | 505~1550 |
まず紹介したいのはBMWブランドのエントリーモデルである1シリーズです。2代目となる現行型は2011年10月に登場しました。欧州Cセグメントで唯一FRを採用したモデルとして高い人気を誇ります。グレードは1.5L直列3気筒ターボエンジンを搭載した118i、1.6L直列4気筒ターボを搭載する120i、BMW M社がチューンした新世代の3L直列6気筒エンジンを搭載するスポーティモデルのM140i。そして2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載した118dの4種類を用意しています。続いて紹介するのはBMW2シリーズアクティブツアラーです。駆動方式はFF(前輪駆動)を採用し、最小回転半径は5.5mです。FFのパッケージを活かした広い室内空間が魅力です。グレードは1.5L直列3気筒ターボを搭載する218i、2l直列4気筒ディーゼルターボを搭載する218d、そして2L直列4気筒ターボと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載したPHEVの225xiの3種類です。225Xiは満充電時に42.4kmのモーターのみでのEV走行が可能となっています。
最後にコンパクトSUVのBMW X1です。今回紹介した3モデルの中で全幅が1840mmと最も幅が広くなっていますが、X1のボディデザインはドライバーが把握しやすいようになっています。最少回転半径も5.4mと取り扱いしやすさという点では問題なしです。グレードは1.5リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載するsドライブ18i、2リッター直列4気筒ターボを搭載するxドライブ20i、同じ2リッター直列4気筒ターボながら出力を向上させているxドライブ25i。そして2L直列4気筒ディーゼルターボを搭載したxドライブ18dを追加したばかりです。ちなみに、ボディサイズの観点から比較対象から外しましたが、BMW 3シリーズや5シリーズさえ最小回転半径は5.5m以下で実は小回りが利くクルマです。また、MINIブランドではミニクロスオーバー(R60、F60)以外はどのモデルも最小回転半径は5.5m以下となっていますよ。自分のライフスタイルに合わせて選べるBMW。あなたにピッタリの1台をぜひ見つけてください。
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