新型BMW7シリーズに導入された最新プラットフォームが凄い

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2015年6月10日に公式発表された新型「BMW7シリーズ」。最新エンジンと最先端テクノロジーを満載し、フラッグシップにふさわしい内容でデビューしました。中でも注目が新型7シリーズの目玉の一つである「BMW EfficientLightweightコンセプト」、つまり軽量化でしょう。

これはBMWが掲げている「BMW EfficientDynamics」、パワーと環境性能の両立を実現するための打ち手の1つと言えます。新型7シリーズでは、この軽量化がプラットフォームレベルから徹底して行われていますよ。ここではこの軽量プラットフォームについてご紹介しましょう。

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新プラットフォーム

軽量、そして強靭なボディ

新型7シリーズはBMW EfficientLightweightコンセプトにおいて、今回投入されたのは新しい後輪駆動車用プラットフォーム。徹底的に無駄を省いた軽量設計をベースに、素材は軽量で強靭なCFRP（炭素繊維強化プラスチック）が採用されています。これによって重量で130kgの軽量化が実現、燃費も大きく向上しました。

細部まで徹底した軽量化

軽量化に貢献しているのは、CFRPだけではありません。7シリーズでは徹底的な軽量化の検討が行われており、使用可能なところには非常に小さいな部品でもアルミニウムを使用し軽量化を実現しています。

環境性能

3シリーズ並みに燃費性能を実現

こういった軽量化技術を駆使した結果、環境性能はどれほど向上しているのでしょうか。例えば7シリーズにはプラグインハイブリッドが導入されていますが、燃費はなんと47.6km/L。これは一回り以上小さい3シリーズのPHVモデルと全く同じ数値。今回の軽量化が如何に功を奏しているかがわかりますよね。

車両自体のCO2排出量

なお新型プラットフォームは、リサイクルの面でも優れています。このプラットフォームにより排出されるCO2排出量は、一般的な車両よりも25%ほど低くなっています。