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ミニのオイル交換サイクルって? 1万㎞ごと、もしくは1年ごとを推奨します!

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ミニのオイル交換サイクルについて

こんにちは、bondGARAGEの成田です。今日は賛否を呼びそうな話題、エンジンオイル(以下、オイル)の交換サイクルについてお話させていただきますね。オイル交換サイクルを説明するには、まずはオイルの果たす役割について知っていただく必要があります。エンジンオイルはエンジン内部の潤滑、密封、洗浄、防錆など重要な役割を担っているのですが、オイルの役割についてはCLUB CARSのこちらの記事で詳しく紹介されていますね。予習としてご覧ください。

bondGARAGE 成田 慎也さん

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成田 慎也さん

bondGARAGE店長。2012年式ミニ クーパーS クロスオーバーを所有。bondGARAGEでのカスタム相談、パーツ問い合わせなどを一手に担当する頼れるカスタム番長。趣味はサバイバルゲーム。

メーカー指定のオイル交換サイクルは?

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メーカー指定のオイル交換サイクルは15000㎞ごと、もしくは1年ごと

次にミニのメーカー指定のオイル交換サイクルを紹介しましょう。第1世代は15000㎞ごと、第2世代は25000㎞ごと、第3世代は初回が2万㎞、その後は3万㎞ごと、がメーカー指定のオイル交換サイクルとなっていました。ただし、2015年から純正指定のオイルメーカーがカストロールからシェルに変更され、オイルの交換サイクルは15000㎞ごとに変更されています。また、オイルは空気に触れたり、走行時の熱にさらされたりすることでも劣化します。そのため、走行距離に関わらず、年に1度は交換することも推奨されています。ですから、メーカー指定のオイル交換サイクルは15000㎞ごと、もしくは1年ごと、どちらか早いタイミングで交換するということになります。

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CBSのオイル警告ランプはどういうときに作動する?

ちなみにミニはCBS(コンディション・ベースド・サービス)というコンピュータープログラムが走行距離やオイル量、油圧をチェックしており、オイル交換タイミングが近づくとオンボードコンピューターにメッセージが表示されます。オイル残量が少なくなったり、油圧が下がったりするとスピードメーター上に警告ランプが点くようになっています。ちなみに、オイル量のチェックは第3世代(現行のミニ3ドアや5ドア、ニュークラブマン)から追加された機能で、1L以上オイルが減ると警告灯が点灯します。第2世代以前は油圧をチェックしているだけで、オイル量が相当減らないと警告灯は点灯しません。そのため、第2世代以前のミニでオイル警告灯が点灯した場合はかなり深刻な状況です。オイル品質にこだわらず、近くのガソリンスタンドなどでオイルを補充してもらいましょう。ミニの直噴エンジンは構造上、どうしてもオイルが減ってしまいます。第2世代のエンジン(特に前期)にはオイル消費が激しい車両もあり、オイル交換サイクルにまだ達していないミニでも、定期的なオイル量のチェックは必要です。

bondGARAGEが推奨するオイル交換サイクル

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1万㎞ごと、もしくは1年ごとがオススメ

さて、ここからがbondGARAGEが推奨するオイル交換サイクルの話になります。bondGARAGEでは10000㎞ごと、もしくは年に1度のオイル交換をオススメしています。「なぜ、メーカー指定のオイル交換サイクルより早いの?」と思う人もいるでしょう。それは日本国内での道路環境ではオイル性能は15000㎞ももたないと考えているからです。オイルの劣化を考える際には「オイルがエンジンの熱にさらされている時間」も考える必要があります。渋滞や信号などのSTOP&GOが多い日本ではヨーロッパやアメリカのような一般道での高速巡航は期待できません。そのため、メーカーが指定しているオイル交換サイクルの指定距離に達するまでに、オイルが熱にさらされている時間が他の国より長く、オイルの劣化も進んでしまいます。

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メーカー指定のオイル交換サイクルは15000㎞ごと、もしくは1年ごと

交通環境によってオイルの劣化が違う例として、bondGARAGEに来るお客さんのミニのオイルのコンディションの話を紹介しましょう。どちらも10000㎞でオイル交換に来店してくださったのですが、都内で朝晩の渋滞に巻き込まれながら通勤に使われているミニと埼玉県北部のそれほど渋滞が酷くない地域を走るミニ、比較してみるとオイルコンディションは明らかに違いました。渋滞に巻き込まれて走っていない時間、いわゆるアイドリング時間にもオイルは劣化している、ということです。上の写真は使用前後のオイルの比較になります。右側が使用前、左側が10000㎞走行後になります。これだけ汚れているということはエンジン内部でオイルがしっかりと仕事をしているということ。定期的に綺麗なオイルに交換する必要がよくわかりますね。ちゃんと比較していませんが、都内を走るミニはATF(オートマチックトランスミッションフルード)の汚れも他の地域を走るミニより激しいと思いますよ。ATF交換についてはCLUB CARSのこちらの記事で紹介されていますね。

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bondGARAGEではリキモリオイルをオススメしています

ちなみに走行距離や時間で劣化が進むオイルですが、オイルの品質によって劣化が進む速度は違います。そのためbondGARAGEではドイツのオイルメーカー「LIQUIMOLY(リキモリ)」のオイルを使用しています。皆さんには馴染みのないメーカーかもしれませんが、海外では品質の高いオイルメーカーとして知られており、BMWやベンツ、ポルシェでメーカー承認オイルに選ばれていたり、レーシングカーにリキモリのオイルが使用されたりしています。リキモリは自社でオイルの開発・製造を行うオイルメーカーで、リキモリオイルは世界中で販売されています。安心して使用してください。

ショップ案内

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当店は国道17号沿い、JR武蔵浦和駅の近くにあります。店舗横に駐車場も完備してありますのでお気軽にご来店ください。取扱いパーツは店頭で展示してありますので、その場で購入していただけます。取り付けや整備についてはご予約いただければ幸いです。

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当店は国道17号沿い、JR武蔵浦和駅の近くにあります。店舗横に駐車場も完備してありますのでお気軽にご来店ください。取扱いパーツは店頭で展示してありますので、その場で購入していただけます。取り付けや整備についてはご予約いただければ幸いです。
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