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BMW X1とライバル車を徹底比較(X1vsメルセデスベンツGLA・アウディQ3・ボルボV40クロスカントリー)

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X1メイン

目次

  1. モデル概要
  2. ボディサイズ比較
  3. エンジン比較
  4. エクステリア比較
  5. インテリア比較
  6. 価格

イントロ

エントリーモデルとなるコンパクトカーベースのSUV

コンパクトSUVは日本だけでなく、世界的に人気となっているカテゴリーです。そのため、世界中の自動車メーカー各社からコンパクトSUVが続々と発売されており、BMWでコンパクトSUVのセグメントに属するのが今回取り上げるX1になります。初代X1(E84)は2010年4月に日本に導入されました。先代の3シリーズ(E90)をベースとして開発されたため、駆動方式はFRと4WDを採用しています。ステーションワゴンライクなスタイリングが特徴で、Xシリーズのエントリーモデルとして好調なセールスを記録しました。そして2015年10月にフルモデルチェンジを行い、2代目X1(F48)にスイッチします。こちらは2シリーズアクティブツアラーをベースとしたため、駆動方式はFFと4WDを採用しています。スタイリングも塊感のあるクロスオーバーSUVへと大きく進化しましたね。

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X1リア走り

 

メルセデスベンツ、アウディ、ボルボでのX1のライバル車

それでは、X1と同じカテゴリーとなるライバル車を見てみましょう。まずメルセデス・ベンツGLAクラスです。こちらはコンパクトカーのAクラスをベースとしたクロスオーバーモデルとなっています。駆動方式はFFと4WDでX1と似た部分も多いですね。そしてアウディQ3。こちらもコンパクトカーのA3をベースとしたクロスオーバーSUVです。駆動方式はFFとアウディ独自のクワトロと呼ばれる4WDシステムを採用しています。そして最後がボルボV40クロスカントリーです。ボディサイズはほかの3台よりやや小さめですが、最低地上高は145mmを確保し、悪路走破性を高めています。駆動方式はFFと4WDを採用しています。では、早速人気のインポートコンパクトSUVを詳しく紹介しましょう。

モデル概要

(写真左上:BMW X1 写真右上:メルセデス・ベンツGLAクラス 写真左下:アウディQ3 写真右下:ボルボV40)

輸入車コンパクトSUVのパイオニアとしてX1は第2世代に突入

BMW X1は初代が2009年に発表され、日本国内には2010年4月に導入されたコンパクトSUVです。2015年10月にフルモデルチェンジを行い現行型X1(F48)へと進化しました。BMWのクロスオーバーSUVシリーズ「Xモデル」のエントリーモデルとして、4WDだけでなくFF車も設定することで都市部のユーザーをはじめ、国内外で高い人気を誇っています。

ライバルとしてまず、メルセデス・ベンツGLAクラスを紹介しましょう。メルセデス・ベンツGLAクラスは2014年5月に日本に導入されました。メルセデス・ベンツのエントリーモデルとなるAクラスをベースとしたクロスオーバーSUVです。X1がBMWのSUVラインナップのエントリーモデルとなっているのと同様に、GLAクラスはメルセデス・ベンツのSUVラインナップ「GLシリーズ」のエントリーモデルという位置づけになっています。

アウディQ3は、アウディのSUVラインQシリーズのエントリーモデルとして2012年に日本に導入されました。同じフォルクスワーゲングループのティグアンとは兄弟車になります。最後は、2013年5月に日本に導入されたボルボV40クロスカントリーです。こちらはボルボV40をベースにアウトドアテイストを盛り込んだクロスオーバーモデルで、ボルボのSUVであるXCラインのエントリーモデルといえるでしょう。

4モデルとも比較的新しいモデルですが、ほかの3モデルが初代モデルに対して、X1は2代目となっています。このカテゴリーのパイオニアとして使い勝手や走行性能など熟成が進んでいます。

ボディサイズ比較

X1真横
BMWX1 xDrive2.0i(8AT) M・ベンツGLA250 4マチック(7AT) アウディQ3 2.0TFSIクワトロ(7AT) ボルボV40クロスカントリーT5AWD SE(7AT)
発売年月 2015年10月 2014年5月 2012年5月 2013年5月
新車価格 473万円 477万円 469万円 419万円
全長×全幅×全高(mm) 4455×1820×1610 4430×1805×1505 4400×1830×1595 4370×1800×1470
ホイールベース(mm) 2,670 2,700 2,605 2,645
車両重量(kg) 1,660 1,570 1,620 1,580
トランク容量(L) 505~1550 421~1235 460~1365 335~1032

リアシートの居住性を考慮して全高を35mm拡大

バックボーンやモデルのポジショニングが近い4台ですが、それぞれのボディサイズを見ていきましょう。ボディサイズは全車4WD車で比較しました。X1(xDrive2.0i)のボディサイズは、全長4455mm、全幅1820mm、全高1610mm。ホイールベースは2670mmとなります。先代のX1(E84)と比べると全長が−30mm、全幅+20mm、全高が+35mmとクロスオーバーSUVらしいスタイリングとなりました。ライバル3モデルの中でX1と同じクロスオーバーSUVのスタイリングを採用しているのが、アウディQ3です。Q3(2.0TFSIクワトロ)のボディサイズは全長4400mm×全幅1830mm×全高1595mm。ホイールベースは2605 mmとほぼX1と同じボディサイズとなっています。

一方のメルセデス・ベンツGLAクラス(250 4マチック)は全長4430mm、全幅1805mm、全高1505mmと全高を低く抑えたステーションワゴンライクなスタイリングを採用。同様にボルボV40クロスカントリー(T5 AWD SE)も全長4370mm、全幅1800mm、全高1470mmと立体駐車場が利用の可能な全高1550mm以下に抑えています。全高を低く抑えることで多くの立体駐車場は利用可能になりますが、その一方で室内のヘッドクリアランス(頭上の空間)は狭くなってしまいます。X1が2代目にスイッチしてスタイリングを大幅に変更させたのは、ユーザーからのリアシートの空間の広さの改善に応えた結果と言えるのではないでしょうか。

エンジン比較

X1エンジン
BMWX1 xDrive2.0i(8AT) M・ベンツGLA250 4マチック(7AT) アウディQ3 2.0TFSIクワトロ(7AT) ボルボV40クロスカントリーT5AWD SE(7AT)
エンジン種類 直列4気筒DOHCターボ 直列4気筒DOHCターボ 直列4気筒DOHCターボ 直列4気筒DOHCターボ
総排気量(cc) 1,998 1,991 1,984 1,968
最高出力(kW(ps)/rpm) 141(192)/5,000 155(211)/5,500 132(180)/4,000〜6,200 180(245)/5,500
最大トルク(Nm/rpm) 280/1,250〜4,600 350/1,200〜4,000 320/1,400〜3,900 350/1,500〜4,800
JC08モード燃費(km/L) 14.6 14 15 14.8
駆動方式 4WD 4WD 4WD 4WD

最高出力100kWの直列3気筒ダウンサイジングターボを搭載

ボディサイズではクロスオーバーSUVスタイルとステーションワゴンスタイルの大きく2つに分かれた4モデルですが、搭載するエンジンはどうでしょうか。まず、X1に用意されるエンジンは、1.5L直列3気筒DOHCターボ、そして最高出力が141kW(192ps)と171kW(231ps)の2種類の仕様がある2L直列4気筒DOHCターボがラインナップされます。1.5L直列3気筒DOHCターボはFFのsDrive18i、2L直列4気筒DOHCターボは4WD車のxDrive20i・xDrive25iに搭載されます。トランスミッションは全車8ATが組み合わされます。

一方のメルセデス・ベンツGLAクラスは1.6L直列4気筒DOHCターボと2L直列4気筒DOHCターボの2種類を用意しています。そしてアウディQ3は1.4L直列4気筒DOHCターボと仕様の異なる2種類の2L直列4気筒DOHCターボを設定しています。最後にボルボV40クロスカントリーですが、当初は2L直列5気筒DOHCターボのみでしたが、2015年7月に一部改良を行い、1.5L直列4気筒DOHCターボ、2L直列4気筒DOHCディーゼルターボ、2L直列4気筒DOHCガソリンターボの3タイプとなりました。

全モデルで共通しているのは小排気量エンジンをFF車、2Lエンジンを4WD車に搭載していること。X1は4モデルの中で唯一直列3気筒エンジンを搭載しています。4気筒エンジンと比べると、発進加速が鋭くなるなどストップ&ゴーの多い街乗りでキビキビと小気味よい走りを味わうことができます。

エクステリア比較

X1リア

クーペのようなスポーティで美しいスタイリングを追求

それではエクステリアデザインを見てみましょう。現行型X1(F48)は先代X1(E84)から大きくスタイリングは変わりましたが、BMW伝統のロング・ホイールベースとショート・オーバーハング(タイヤ外側からはみ出した車体が短いこと)スタイルは変わりません。全高を高めたクロスオーバーSUVの堂々としたダイナミックで躍動的なスタイルは、都会だけでなくアウトドアでも映えます。立体化されたキドニーグリルから始まり、ボンネットそしてルーフラインの描くカーブはスポーティさを強調していると言えるでしょう。室内空間を確保し、様々な機能性を凝縮したX1のスタイリングはBMW“らしい伝統”を重視しながら美しさと機能性を際立たせています。

一方のメルセデス・ベンツGLAクラスは5ドアハッチバック譲りのクーペを彷彿させるスタイリッシュなデザインが特徴です。SUVテイスト溢れる大胆なフェンダーアーチやルーフレールなどでSUVの力強さを表現しています。アウディQ3はBMWのキドニーグリルと同様にアウディのアイコンであるシングルフレームと低めに設定されたエアイントレット(空気の流入口)、そしてサイドに引かれた水平ラインでSUVらしい力強さを表現しています。ボルボV40クロスカントリーはV40のクーペのようなスタイリングを活かしつつ、黒のフェンダーアーチや、フロントとリアにはシルバーのアンダーガード風の処理を施しSUVテイストを強調しています。4モデルともにクーペのようなスポーティなスタイリングを目指していますが、最も全長の長いX1はルーフが最も長く、緩やかなカーブを描くことクーペらしい流麗なスタイリングを実現しています。

インテリア比較

(写真左上:BMW X1 写真右上:メルセデス・ベンツGLAクラス 写真左下:アウディQ3 写真右下:ボルボV40)

人間工学に基づいてデザインされたX1のインテリア

続いてインテリアを見ていきましょう。現行型X1(F48)は他のラインナップ同様に、ドライバー本位に設計されたコックピットとしてデザインされています。iDriveコントローラーなどの操作系はドライバーが直感的に操れる場所にレイアウトされており、初めて乗り込んでもすべてが自分のために設定されているように感じるでしょう。さらに、レザーやウッド、アルミニウムといった使用される素材は手触りまでこだわっていて、エントリーモデルという妥協は一切見当たりません。センター・コンソールに装備された開閉カバー付きのカップ・ホルダーなど、室内には数々の収納スペースが設けられSUVとしての使い勝手を向上させています。

一方のメルセデス・ベンツGLAクラスは2層デザインのダッシュボードが特徴で、上質な風合いを持ったシボ加工によってインテリア全体の質感を高めています。それに対してQ3は、LEDインテリアライティングパッケージやインパネなど、室内は先進的なデザインを採用しています。ボルボV40クロスオーバーは光を美しく演出するスカンジナビアデザインを採用。特徴的なフリーフローティング・センタースタックはボルボならではの魅力です。4モデルそれぞれブランドの特徴がインテリアデザインに出ていますが、やはりX1は運転する楽しさをドライバーに味わってもらえるようにデザインされているのは注目すべきポイントではないでしょうか。スポーティな演出ではなく、乗った瞬間から感じるスポーティな味わいをX1は持っています。

■価格

X1正面

様々な比較してみてみましたが、スタイリングは2種類に分けることができ、インテリアデザインも各モデルによって主張する部分が異なっていることがわかりました。それでは最後に価格を比較してみましょう。X1の車両本体価格は385万円から591万円です。そしてメルセデス・ベンツGLAクラスは351万から523万円、対するQ3は、379万円から771万円。そしてボルボV40クロスカントリーは339万から419万円です。2Lエンジンエンジンを搭載した4WDモデルで比較してみるとボルボV40クロスカントリーの419万からメルセデス・ベンツGLA250 4マチックの477万円となります。X1 xDrive2.0iの価格は473万円ですが、最新モデルであることをはじめ、ラゲッジ容量がライバル車より多いなど熟成の進んだ2世代目モデルであることを考えると、X1がこのクラスのパイオニアという自負を感じます。

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