ミニクラブマン（F54）にALL4（四輪駆動）モデルが発表

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海外での発表で国内モデルでの導入時期は未定ですが、昨年発売された新型ミニクラブマン（F54）のクーパーS、クーパーSDにALL4（四輪駆動）モデルが発表されましたよ（クーパーSDは日本未発売）。これでミニのボディバリエーションの中でALL4が設定されているのはミニクロスオーバー（R60）、ペースマン（R61）、クラブマンの3モデルになりましたね。ファミリー層に人気な4ドアモデルでのALL4ラインナップはクロスオーバーとクラブマンの2モデルになります。参考までにクロスオーバーとクラブマンのボディサイズの数値も掲載しておきますね。また、注意して欲しいのはクロスオーバーは第2世代ミニ（次世代モデルは2017年発表という噂）で、クラブマンは第3世代ミニになります。ボディサイズは現行クロスオーバーよりクラブマンの方が一回り大きいのですが、次世代クロスオーバーはクラブマンより大型化するという情報があります。

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クラブマン（F54）とクロスオーバー（R60）の比較

クラブマン（F54）は新世代ALL4を採用

国内での販売予想価格は400万円ほど？

ALL4モデルは東京や名古屋、大阪などの滅多に雪が積もらない大都市圏ではそれほど人気はありません。しかし、東北や北海道など冬の道路凍結や積雪が多い地域では非常に人気があります。今回のクラブマンでのALL4モデルの発表はそういった地域の方には朗報ですね。今回クラブマンに採用されたのはクラブマンと同じUKLプラットフォームを採用したBMW 2シリーズアクティブツアラーで実績がある次世代ALL4技術（BMWではxDriveと呼ばれています）です。後輪のトラクションが必要ない状況ではFF（前輪駆動）で走行し、必要に応じて後輪にも駆動力を配分する仕組みなのは従来と同様です。2WDと4WDの切り替えスピードや制御技術が従来システムに比べ進化しています。常に4WD状態で走行するわけではないので、FFモデルと比べ、燃費が極端に悪くならないのも嬉しいポイントですね。ちなみに、クロスオーバーやペースマンではALL4モデルは通常モデルより20万円ほど価格が高くなっています。そのため、国内価格384万円のクーパーS クラブマンのALL4モデルは400万円ほどになるのではないでしょうか。クリーンディーゼルのクーパーSDが日本にも導入されるのかは未定です。