2014年の中古車登録台数。BMWが輸入車で1位に

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2014年12月輸入車の中古車登録台数が、日本自動車輸入組合より発表されました。全体では4万1880台、前年2.4%減となり、同年10月から3ヶ月連続マイナスという結果となっています。上位は3ブランドは、1位のBMWが8,769台でトップ（前年1.3%減）、メルセデス・ベンツが2位で8,634台（前年3.6%減）、フォルクスワーゲン（前年0.6%減）が3位で6,293台となっております。それではそれぞれについて、見て行きましょう。

主要ブランドの中古車 登録台数

中古車登録台数（2014年12月、2014年累計）

	12月度	前年比	2014年累計	前年比
BMW	8,769	98.7%	105,445	102.1%
メルセデス・ベンツ	8,634	96.4%	103,784	97.9%
フォルクスワーゲン	6,293	96.0%	78,477	99.4%
Audi	2,891	108.2%	32,912	110.3%
Volvo	1,876	91.7%	23,003	91.3%
ポルシェ	1,167	104.3%	12,944	101.4%
クライスラー	1,165	99.6%	13,132	97.6%
プジョー	1,055	87.7%	13,747	93.3%
シボレー	941	95.5%	10,901	90.4%
フォード	771	89.5%	9,599	92.4%

出所：日本自動車輸入組合「輸入車中古車登録台数速報」より

【12月単月】ミニが130%増と好調

ほとんどのブランドが、前年割れという厳しい結果となりました。そんな中、前年比ベースで成長したのは、アウディ、ポルシェ、シトロエン、フェラーリなど。特にアウディは、前年より200台アップして108%超の売れ行きとなっています。

【2014年累計】輸入車全体では103%増で着地

2014年通期の登録台数は50万4359台と、4年ぶりのマイナス成長（前年比0.7%減）となっています。ちなみに国産車を含めた中古車販売台数は375万1533台で、前年比3.6%減となり2年連続の減少となりました。これについて自販連は「消費税アップによる新車販売低迷で、下取車が減っている。1〜3月は増税前の駆け込み需要があったが、補えなかった。また消費者の保有年数が長引いており、商品化できない車が増えている」とコメントしています。

一方、輸入車のTOP10ではBMW、アウディ、ポルシェの3ブランドが前年比でプラス成長となっています。これによってBMWは、メルセデス・ベンツを約1,700台上回っての着地となりました。110%以上成長したアウディは、約33,000台とまだまだBMWやメルセデス・ベンツとの差は大きい状態です。

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