マイナーチェンジのBMW3シリーズ（F30/31）、新型エンジンを解説

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2011年10月にデビューした6代目BMW3シリーズが、マイナーチェンジを迎えました。本稿では、新型となって新たに用意される320i、320d、330i（旧328i）、340i（旧335i・日本未導入）についてご紹介していきます。

※同じく3シリーズで新導入されるプラグイン・ハイブリッド（PHV）、2シリーズやBMW MINIで採用されている3気筒ガソリンターボについては、こちらをご覧ください。

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BMW 320i、328i

パワーアップしつつもCO2排出量は低減

320iに搭載される直列4気筒エンジンは新型化され、最大トルクが270Nmから290Nmへと、7%向上しました（最高出力は184psと据え置き）。一方高性能版とも言える328iは、最高出力が245psから252psに向上しています（最大トルクは前期型同様に350Nm）。なお328iは後期型から330iという名称に変更となっています。

BMW 340i

335iからの進化。BMW最新6気筒を採用

340iが導入されるのは3シリーズセダン（F30）、ツーリング（F31）の2モデル。採用されたエンジンは、BMWの最新技術を投入した直列6気筒エンジンで、導入されるのは340iが初めてとなります。「エフィシエント・ダイナミックス」エンジンファミリーで、オールアルミニ製となるこのエンジンは最高出力326ps、最大トルク450Nmを発揮します（欧州符号モードの燃費は12.9〜15.3）。

BMW320d

日本導入ディーゼルがパワーアップ

2リッター直列4気筒を搭載するディーゼルモデル320dは、最高出力184psから190ps、最大トルクが380Nmから400Nmへと向上しています。なおBMW3シリーズにラインアップされるディーゼルモデルはこの他、316d（2リッター直4、最高出力116ps）、328d（2リッター直4、150ps）、320d エフィシエント・ダイナミックス（2リッター直4、163ps）、325d（2リッター直4、218ps）、330d（3リッター直6、258ps）、335d（3リッター直6、313ps）の6モデルがありますが、今回も日本導入は予定されていません。