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BMW2シリーズグランツアラー(F46)。実用性がさらにアップしたBMW製ミニバン

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BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

2013年2月に発表、日本では2014年10月から販売開始された「BMW2シリーズ アクティブツアラー(F45)」の派生モデルが登場しましたよ。その名も「2シリーズ グランツアラー(F46)」です。アクティブツアラーが5人乗りであったのに対して、ホイールベースを延長(110mmプラス)、3列めシートを装着した7人乗りモデルとなっています。本稿ではこのグランツアラーについて、詳細に解説します。

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モデル概要

BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

グランツアラーの狙いとは

アクティブツアラーよりも全長で214mm、全高で55mm大きくなったグランツアラー(全長4556×全幅1800×全高1641mm)。大きくなった分は、すべて室内空間に割り当てられており、3列目シートや積載性など実用性が大きく高められました。ただこのグランツアラー、国産ミニバン勢とはちょっと毛色が違います。

というのも、現在日本で売れているミニバンは5ナンバーの制限ギリギリまでスペースを取るため真四角になった低燃費モデル(セレナやノアなど)、または大型で高級志向のモデル(アルファードなど)です。ただ今回登場したグランツアラーは、そのどちらでもありません。そうなると「なかなか売れないのでは?」とする向きもあるかと思いますが、BMWが真四角のモデルを作っても興ざめなのも事実。

Honda Jade

プレミアムブランドBMWらしく非日常を体験させてくれる室内空間、そしてBMWらしい走行フィーリングを実現してもらいたいものです。そう考えると、この実用と趣味性を両立したボディサイズは絶妙とも言えます。これはX1、X3、X5などSUVを、BMWがSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)として登場させた手法と似ているのかもしれませんね。またBMW以外でも、最近ではホンダが車高の低いミニバン「ジェイド」を登場させるなどこのジャンルはホットになってきています。

居住性と積載性

BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

3列めシートとラゲッジルーム

グランツアラーを紹介する上で、最も気になるのが室内空間でしょう。最大のポイントは、オプションで3列目シートが用意された点でしょうか。このシート、使用しない時はラゲッジ・ルームに折りたたんで収納可能。なおラゲッジルームの積載量は、560L(3列目なし 645L)を確保。また40:20:40で分割前倒し可能な2列目シート(電動可倒式)をすべて倒すと1820L(3列目なし 1905L)まで拡大します。

ちなみにこの積載量は、BMW 3シリーズのステーションワゴン「ツーリング(495L〜1500L)」よりも大きいのです。しかも2列目、3列目シートを倒すと床面はほぼフラットになりますから、実用性はかなりのものと言えるでしょう。

BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

3列目シートの使い勝手

スペース面では、座面から天井までの高さは十分広く取られていますし、2列目シートを最大130mm前後スライドできますから十分と言えます(チャイルドシートも取付可)。またアクティブツアラーとDピラーを違ったデザインにして、乗り降りもしやすくするなど使い勝手も良好。

ただ座面幅が小さく、クッションも小さく設定されていますので、成人男性向けとは言い難いですね。子供用と割り切った方がいいでしょう。国産の真四角ミニバンだと、3列目でも大人が利用できるので、このあたりに差がでています(大人が3列目をどれだけ利用するのか…。さほど多くないとは思いますけれども)。

エクステリア・インテリア

アクティブツアラーとグランツアラーの比較

アクティブツアラーとはリアデザインが異なる

フロントはバンパーのデザインが異なる程度でほとんど同じです。一方、リアは全長214mm、ホイールベース110mm、全高55mmアップとボディ形状がまず異なります。特にオーバーハングが伸びた関係で、リアウインドウの形状はかなり違ったものになりました。ただこのおかげで、3列目シートへのアクセスが良好になっていたり、3列目からも外が見やすくなっていたりしています。

BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

ユーティリティも充実

ユーティリティは、さらに充実しました。ペットボトル(1.5Lまで可)が入るポケットをすべてのドアに採用したり、前後シート下に収納ボックス、ラゲージルーム下には100Lのマルチファンクショントレイをつけたりと、あちこちに収納があります。また3列目には12V電源なども用意されておりいたれりつくせり。

BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

なお現状はドイツ専用ですが、子供向けの新しいエンターテイメントシステム「myKIDIO」が新しく採用されたのも注目です。こちらは、Apple社のiPhoneとBMWのiDriveを連携、映画やオーディオ再生を可能にしてくれます。ヘッドレストにタブレットやディスプレイを装着すれば、子供も飽きずにドライブが続けられますよ。

パワートレイン

BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

用意されるエンジンは5種類。

採用されるエンジンは5種類。ガソリンが1.5リッター直列3気筒ターボ、2リッター直列4気筒ターボ、ディーゼルが1.5リッター直列3気筒ターボ、2リッター直列4気筒ターボという構成です。

グランツアラーで導入されるエンジンとスペック

モデル名 燃料 エンジン 最高出力 最大トルク
218i ★ ガソリン 1.5L 直列3気筒ターボ 136ps 220Nm
220i 2.0L 直列4気筒ターボ 192ps 280Nm
220i xDrive ★ 2.0L 直列4気筒ターボ 231ps 350Nm
218d ★ ディーゼル 1.5L 直列3気筒ターボ 116ps 270Nm
220d 2.0L 直列4気筒ターボ 150ps 330Nm
220d xDrive Mスポーツ 2.0L 直列4気筒ターボ 190ps 400Nm

★はアクティブツアラーで導入モデル。なおアクティブツアラーはxDriveモデルがガソリン車、220i xDriveとなっていますのでご注意ください。詳細はこちら「2シリーズ アクティブツアラーのモデル一覧」を参照。

アクティブツアラーでは、ディーゼルモデルの218d(直4ディーゼル)は約半年遅れて導入されましたが、グランツアラーでは当初から導入される可能性もありますね。気になる価格ですが、参考までにアクティブツアラーの例を取りますと。同グレードのガソリン車(218i)との価格差は、21万円でした。

なお駆動方式は、アクティブツアラー同様に前輪駆動車(FF)をメインに四輪駆動車(xDrive)も用意されていますが、グランツアラーではガソリン車ではなくディーゼルの「220d xDrive」となっています。

日本での発売

BMW2シリーズ アクティブツアラー(F46)

東京モーターショーで日本デビュー!?

ドイツでは6月からの発売が予定されていますが、日本ではまだ未定。ただ秋の東京モーターショーにて登場し、その後の販売となるではと噂されています。なお価格はドイツが2万8650ユーロ〜となっていますから、380万円前後(2015年5月の為替レート)といったところでしょうか。これらは続報あれば、またこちらにてご報告させていただきます。

フォトギャラリー

公式動画

The first-ever BMW 2 Series Gran Tourer. Launchfilm.

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