新型クラブマン（F54）の新情報。プラグインハイブリッドが登場か!?

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今年のデビューが噂される「新型ミニクラブマン（F54）」。この新情報を米国メディア「MotoringFile」が掲載しましたよ。クラブドア廃止、MINI史上最大の大きさ、プラグインハイブリッド導入など、これまでさまざまな噂が飛び交ってきましたが…。実車デビューといわれる9月（フランクフルトモーターショー）まであと3ヶ月。そろそろリアリティある情報が出てきているのでしょうか。

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エクステリア・インテリア

MINI史上最大のボディサイズに

ミニ3ドアや5ドア同様のプラットフォームが採用される新型クラブマンですが、シャシーなどは新型BMW X1やBMW アクティブツアラー、グランツアラーなどと共通になります。実はこれ、2017年登場が噂される新型クロスオーバーとも同じもの。クロスオーバーも大型化されるようですが、新型クラブマンもかなり大型化されるようですよ。

現時点では、MINI史上最大のボディサイズになるんだとか。上の写真を見るだけでも、全長が広がってミニ3ドアなどよりボンネットが平になっているのがわかりますよね。おそらく室内空間もかなり快適になっていると思われ、よりワゴンモデルとして性格が強められているように思います。

ハッチバックとは違う斬新なレイアウトに!?

インテリアはミニ3ドアや5ドアとは異なり、かなり斬新なレイアウトが採用されるようです。現時点ではその詳細は不明ですが…これは楽しみです。ちなみに以前、クラブマンのインテリア写真がスクープされましたが、こちらでは全体のデザインがわかりませんでした。わかったのは、エアコンの通気口が丸から四角になっていたり、パーキングブレーキの電子制御ボタンらしきものが設置されていたりと、小さな点だけでした（残念）。

UKLプラットフォームを採用したモデルのボディサイズ

パワートレイン

※写真はBMWのプラグインハイブリッドシステム。

リッター50km以上!? プラグインハイブリッド

噂はありましたが、正直半信半疑だったプラグインハイブリッド。BMWブランドでは登場していますが、ミニでは「もう少し先」という印象がありましたが…。やっぱり「プラグインハイブリッド」は、登場するようです。パワートレインの構成は、クーパーゆずりの「1.5リッター3気筒ターボエンジン（ガソリン）」に「EVモーター」を組み合わせたもの。電気のみで2〜30km程度走行可能とのことです。通勤などで大活躍ですね。ちなみに最高出力は190ps程度（ガソリン136ps+モーター50〜60ps）としています。

燃費については不明ですが…。先日発表されたBMW X5で30.3km/L（欧州複合モード）、3シリーズで47.6km/Lですから…コンパクトなクラブマンなら50km/Lも十分あり得るでしょう。いやぁ、すごいです。ぜひ期待したいです。

デビュー

製造開始は2015年7月より

MotoringFileは、クラブマン（クーパー、クーパーS）の製造時期を2015年7月からとしています。デビューは9月にドイツで行われる「フランクフルトモーターショー」と言われていますから、発売は早くて10月あたりでしょうか。日本では年末から年初あたりになるかもしれませんね。

ちなみに新型クラブマンから初導入される予定の四輪駆動車（ALL4）は、2016年3月製造開始のようですよ。こちらは日本発売は2016年夏あたりでしょうかね。