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大幅に後続距離が向上したマイナーチェンジ後のBMW i3を徹底解説!

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大幅に後続距離が向上したマイナーチェンジ後のBMW i3を徹底解説!

BMW i3は未来のBMW、MINIの未来を占うクルマ

先日、2019~2020年にかけてBMWに新たな電気自動車が投入され、MINIにも初の電気自動車がラインナップされる、という記事を紹介しました。現在のBMWでは電気自動車として市販されているのはBMW i3のみ、BMW i8はハイブリッド車になります。先日、BMW i3がマイナーチェンジされました。これまでのモデルと何が変わったのか、が今後のBMWやMINIの電気自動車の未来を予測するには重要になってきます。今回、こちらの記事で最新のBMW i3についてご紹介しますので、これからBMW i3の購入を検討している方以外もぜひご覧ください。

BMW i3のモデル概要

量産車として初めてCFRPをボディに採用した電気自動車

量産車として初めてCFRPをボディに採用した電気自動車

BMW i3(以下、i3)は「大都市のおける持続可能なモビリティ」を提供するBMWのサブブランド「BMW i」の電気自動車(以下EV)として2014年4月より販売が開始されました。i3は量産車として初めてCFRP(カーボン・ファイバー強化樹脂)をボディの基本骨格に採用、徹底的な軽量化を実現しています(CFRPは7シリーズにも現在は採用)。さらに高いボディ剛性と乗員保護性能を実現するとともに、低重心化による運動性能の高さも魅力です。i3はパワーユニットが電気モーターだけのi3と電気モーター+発電用の647cc直列2気筒エンジンを搭載するi3レンジ・エクステンダーの2モデルを設定しています。そのi3が2016年10月に改良を行い、大幅な航続走行距離の延長とインテリアデザインの一新、新色のボディカラーの追加などにより商品力を強化しました。

2016年のマイナーチェンジでのBMW i3の進化ポイント

新開発の大容量バッテリー搭載で一充電走行距離約400kmを実現

新開発の大容量バッテリー搭載で一充電走行距離約400kmを実現

新型i3はエネルギー密度を高めることでバッテリーサイズを変更することなく、大容量を達成した新開発のリチウムイオン・バッテリーを搭載しています。従来の総発電量は21.8kWhでしたが、33kWhまで容量がアップしたことで、満充電時の走行距離はJC08モード燃費で229kmから70%アップの390kmまで大幅に延長しました。また、647ccの発電用エンジンを備えたレンジ・エクステンダー装備車は航続可能距離がさらに121km延長され、モーターと合わせて合計で511kmの走行が可能となりました。搭載されているモーターの出力は最高出力125kW(170ps)。最大トルク250Nmと変更はありませんが、時速100kmまで約7.3秒と俊敏にゼロ・エミッションで加速します。

BMWi3のインテリアを一新

BMWi3のインテリアを一新

インテリアデザインを一新し3つのデザインラインを設定

i3は従来モデルからインテリアを一新し、新しく3つのインテリア・デザイン・パッケージを設定しました。まずはクールで高品質なインテリアが特徴的な「ATELIER(アトリエ)」。モダンでナチュラルな印象を強調する「LODGE(ロッジ)」。そして上質かつ高級感溢れる「SUITE(スイート)」をi3、i3レンジ・エクステンダーにそれぞれ設定しています。アトリエはダークな色合いが印象的なアラガツ・グレーのクロス・シートとマット・シルバー・アンデサント・インテリア・トリムを組み合わせることで、クールで高品質な雰囲気を主張しています。ロッジはマット仕上げのウッドにソフト・レザーとウールを組み合わせることで、モダンでナチュラルな印象の室内空間に。そしてスイートは、なめし加工を施したダルベルギア・ブラウンのレザーをシートやダッシュボードに使用、落ち着きと高級感溢れる雰囲気を演出しています。また、エクステリアでは、i8にのみ設定されていたプロトニック・ブルーが新型i3のカラー・ラインアップに追加されています。

BMWi3の装備とサービス

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公共充電サービスが利用できる「Charge Now」が付帯

新型i3は歩行者検知機能付きの「衝突・被害軽減ブレーキ」、前方の車両との車間距離を維持しながら自動的に速度制限を行う「アクティブ・クルーズ・コントロール」などを含む「ドライビング・アシスト・プラス」に加えて、狭いスペースでの駐車をサポートする「リア・ビュー・カメラ」や縦列駐車のステアリング操作を自動的に行う「パーキング・アシスト」などを含む「パーキング・サポート・パッケージ」をロッジとスイートに標準装備しています。また、新型i3では3年間にわたって、主要項目のメインテナンスなどを無償提供するメインテナンス・パッケージ「BMW iサービス・インクルーシブ」を全車標準装備としたほか、公共の充電サービスが利用可能となる「Charge Now(チャージナウ)」を12カ月間無料で提供することで、EV購入への抵抗感や不安を軽減しています。Charge NowについてはBMWのプラグインハイブリッドを紹介したこちらの記事で紹介しています。よろしければご覧ください。

BMWi3の価格

モデル 本体価格
BMW i3アトリエ 4,990,000 円
BMW i3ロッジ 5,450,000 円
BMW i3スイート 5,600,000 円

価格は据え置きだが補助金が増え、割安感が高まる

i3の従来モデルの価格はピュアEVのi3が499万円、レンジ・エクステンダー装着車が546万円でした。新型i3はi3アトリエが499万円、i3ロッジが545万円、i3スイートが560万です。レンジ・エクステンダー装着車はそれぞれ47万円プラスとなっています。一見すると、価格は据え置きのように見えますが、大容量バッテリーの搭載や標準装備を見直しなどで実際には従来モデルよりも値下げとなっています。さらにクリーンエネルギー自動車補助金にも適合し、従来モデルの最大で23万9000円から新型は36万5000円の受給が可能となっています。

電気自動車のBMW、MINIへの展開

MINI E

アメリカの経済メディアによると2019年に登場予定か?

新型i3の登場に先だって、i3やi8を取り扱うBMW i販売店を新たに7店舗追加し、日本全国合計で54店舗に拡大しています。(2016年9月末現在)日本全国に拡大しているBMW i販売店ですが、近くにないエリアでは従来同様にモバイル・セールス・アドバイザーが現地に赴き、既存のBMW正規ディーラーのネットワークを活用しながらサポートを行います。BMW iモデルの充実化に対して気になるのは同じBMWが運営するMINIブランドへの展開です。全世界で実証実験が行われていたMINI E以来目立った話題はありませんでした。しかし、最近になって海外のメディアが2019年にMINIブランドのピュアEVを発売すると取り上げました。i3のようにボディにCFRPを採用することはないと思いますが、シャシーは一新され重量の重いバッテリーを搭載しても、ミニの特徴であるゴーカートのような走りを実現してくれるはずです。 同じタイミングでVWも9月28日のパリサロンの会場で2020年に長距離走行可能なEVの「I.D.」を発売する予定と発表するなど、欧州自動車メーカーが本格的にEV販売に乗り出すのは間違いでしょう。

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