BMW i8、新型7シリーズに搭載された最新ヘッドライト「レーザーライト」がスゴい

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最新技術に積極的なBMW。特にフラッグシップでもあるBMW i8や新型7シリーズ（G11/12）には、さまざまなテクノロジーが採用されています。中でも注目が、本稿にて紹介する「レーザーライト」システム。こちら、最近注目のLEDヘッドライトよりも明るく、省エネで、しかも小型という素晴らしい性能を持っています。「やっとLEDが安くなってきたと思ったら、もう次のか〜。もういいよ」なんて思う方もいるかもしれませんね。ただこの動画で、その性能を見たらきっと欲しくなると思いますよ。

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今回のムービー

動画配信：BMW i8 in detail. Laser light.

サクっと60秒！ 動画紹介

最新のライティング技術、それがレーザーライトです

BMW i8に搭載された数々の新技術を紹介するBMW公式動画。この動画ではレーザーライト技術について解説しています。

絶え間ない研究の成果により、夢が現実へ

「レーザーライト」という名前だけを聞けば、まるで映画の中でのフィクションのようですが、それがBMWの研究によって現実のものとなりました。実際の開発にあたっては、欧州車の電球などにて採用例の多いオスラム社と共同開発を行っているようです。

参照元：オスラム社「オスラムは BMW i8 のレーザー光のシステムパートナー」

レーザー光の特性を活用

その構造は、既存のLEDライトに単波長の光であるため拡散しにくく直進性の高いレーザー光を用いたレーザーライト技術を融合させたようです。

参照元：Wikipedia　レーザー

ヘッドライトの構造

BMW i8のヘッドライトはロービームとハイビーム及びインジケーターにLEDを採用していますが、今回はこのうちのハイビームにレーザーライトテクノロジーを組み込みました。

照射距離2倍、明るさ5倍。驚異的な性能

その結果、今までのライトと比較して照射距離は2倍、明るさで5倍の性能を達成しています。それでいながら消費電力はずっと低く抑えられています。しかも、この性能は100分の1の大きさ（表面積）で可能になるのだとか。圧倒的な性能ですね。

更に、その効果はデザインにも

表面積を抑えることが出来るため、デザイン上の自由度も増したそうです。BMW i8に搭載するライトには特徴的なUシェイプを用いています。この、細いライトデザインと照射性能の両立にはレーザーライトテクノロジーが深く関わっているわけですね。

レーザーライトテクノロジーの未来

BMW i8は、レーザーライトテクノロジーを搭載した世界初の量産車であると共に、次世代のBMWのライティング技術をも具現化しているようです。実際、耐久レース参戦車であるZ4 GT3やM4コンセプトカーにもレーザーライトテクノロジーを搭載しています。また2015年中に登場する新型7シリーズ（G11/G12）にもレーザーライトが採用されます。今後、新型BMWへの採用が増えていくのは間違いないでしょう。

参照元：CAR AND DRIVER

BMW i8の真価

今回はレーザーライトテクノロジーに着目してみましたが、BMW i8には他にも数々の先進装備が満載です。そしてそれらはいずれ他のBMW車にも普及していくことでしょう。BMW i8は、BMWの未来を現すショールームといっても過言ではありません。