【フランクフルトモーターショー2015】 BMW、MINIで登場予定の新モデルを解説

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来週よりドイツにて開催される「フランクフルトモーターショー（2015年9月15日〜27日）」。自動車メーカー各社が新型モデルの登場を予定していますが、とりわけBMWグループは注目です。

BMWブランドからは新型X1、7シリーズ、プラグインハイブリッド（2シリーズ225xe、3シリーズ330e）、BMW MINIからはクラブマンと、人気モデルが新型となってずらりと並びますよ。今回BMWが、ショーの前に展示車の概要を発表しましたので公式フォトともにご紹介いたします。

BMW 7シリーズ（G11/12）

最新テクノロジーを詰め込んだ、BMWの新フラッグシップ

7シリーズ（コード名は「G」。現在は「F」）は、エクステリアこそキープコンセプトで大きくは変わっていないものの、CFRP（炭素繊維強化プラスチック）を使った超軽量シャシーの導入や自動駐車、ジェスチャー対応ナビ、プラグインハイブリッドなど最新テクノロジーを惜しげなく導入しています。BMW、またMINIの未来を彷彿させるモデルとして、注目が高まります。

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BMW X1（F48）

2シリーズ/MINIと共通プラットフォームで、前輪駆動化

BMWといえば「後輪駆動」というほど、ブランドとしてこだわっきたBMW。2013年にブランドとしては初となるFF車（2シリーズ アクティブツアラー）を導入しましたが、なんとBMW X1もFF化されることになりました。使用されるプラットフォームは、新型MINI（F55/56等）や2シリーズと共通のものです（xDriveも前輪駆動ベースの四輪駆動）。

ボディサイズは先代よりも全長で46mm小さくなっていますが、FF化により室内空間の快適性は向上しています（ヘッドスペースが広がったり、座席の足元スペースは36〜64mm拡張）。またホイールベースも小さくなり、小回りがきくようになっていますよ。コンパクトSUVとしての特徴がより強調されたと思ってよいでしょう。日本での人気がさらに高まりそうですね。

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プラグインハイブリッド

BMW X5に続き、2シリーズ・3シリーズに投入

月のジュネーブ、4月の上海モーターショーで登場したBMW X5に続き、フランクフルトモーターショーでは新たに2シリーズ（225xe）、3シリーズ（330e）が登場します。50km/Lオーバーの燃費を実現しつつ、ガソリン車並みのパワー（システム合計値）を実現しています。

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MINI CLUBMAN

ボディサイズアップ、4ドア+2ドアの6ドア化!!

2007年に登場したBMW MINI初の「クラブマン（R55）」。7年ぶりとなる今回のフルモデルチェンジでの最大のトピックスは2つ。1つはボディサイズは、全長で273mm、全幅で110mmと大幅にサイズアップ。プリウスやフォルクスワーゲンGolf並となっています。またこれにともなって、ドア数が1枚増え4ドア+トランク2ドアの6ドアとなりました（先代にあったクラブドアは廃止）。

2つめのトピックスは、インテリアです。先代までのクラブマンはハッチバックと同じインテリアを採用していましたが、今回からクラブマンオリジナルデザインのインテリアとなっています。デザインはハッチバックのポップでロックテイストのある雰囲気から、落ち着いた高級感あるものに。

なお日本での販売開始は2015年10月から、納車は早い方で年内とも言われています。

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