精悍なマスクになった新型BMW1シリーズ。298万円より

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5月14日、BMW1シリーズ（F20）のフェイスリフトが発表されました。エクステリアは、ほとんどフルモデルチェンジに近いほどの変化。従来の個性的なルックスから、シャープで精悍な顔つきになっていますよ。本稿ではまずエクステリア、装備について解説します。インテリア、エンジンについては、別記事を参照ください。またフェイスリフトの総評を含めた、1シリーズの購入ガイドも用意しています。合わせてどうぞ。

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エクステリアの変更点

精悍なフロントマスク

2011年に登場した前期型とは「世代が違う？」とも取れるほどの変化。まずヘッドライトは”垂れ目”の可愛らしい印象から、キリッとしたシャープな男前顔に。3シリーズなど他のBMWの意匠に沿ったものとなっていますね。

テールランプは分割型に

テールランプも切れ長のシャープなシルエットとなり、ハッチゲートにまで伸びて二分割とされました。また搭載される発光LEDは、BMWの特徴の1つといえるL字ラインを描いています。

ボディサイズ

これら変更によってボディサイズは5mm拡大、4,300mmとなりました。参考までに下記にライバル車とのボディサイズ比較表を掲載しておきます。是非参考にしてみてください。

装備

新型では120i、M135iの装備面が更に充実していますよ。これらには、歩行者検知機能付きの衝突回避・被害軽減ブレーキをはじめ、LEDヘッドライト、車線逸脱を警告してくれるレーンウォーニング、ITSスポット対応ETC*1、BMWコネクテッドドライブ・スタンダード*2などが標準装備されました。なお120iには新しくアクティブクルーズコントロール（ストップ&ゴー機能付）*3が新設定されました。

• *1 ITSスポット対応ETC

  1000kmまでの渋滞情報を取得しルートガイドに反映したり、見通しの悪いカーブ、渋滞が多い場所、合流のある場所を事前に知らせるサービス。

• *2 BMWコネクテッドドライブ・スタンダード

  SOSコールなどの安全装備に加えて、コールセンターによるナビ操作やスマートフォンを使った車両遠隔操作が可能なシステム。

• *3 アクティブクルーズコントロール（ストップ&ゴー機能付）

  ミリ波レーダーセンサーを使用し、前方車両と車間距離を維持しながら加減速を行うシステム。低速走行時では車両の停車、再発進までサポートしてくれるため、運転が非常に楽になります。

価格

118iは298万円〜

118i（旧116i）、120iで価格変更がありました（M135iは変更なし）。まず118iは従来の317万円から298万円となりました。この価格は前期型で、116iの装備を絞った「ヤングライン（299万円）」よりもさらに低い設定。新型118iは装備を絞っていませんから、それだけでもかなりお買い得ですね。

120iは397万円〜、M135iは変更なし

次に120i。こちらはスタンダードモデルが廃止となりStyle、Sport、Mスポーツとなりました。また価格はStyle、Sportが407万円から397万円に、Mスポーツが419万円から412万円となっています。

前後期の価格比較表

モデル		前期型	後期型
116i（後期は118i）	ヤングライン	299万円	設定なし
	スタンダード	317万円	299万円
	Style	337万円	338万円
	Sport	337万円	338万円
	Mスポーツ	358万円	358万円
120i	スタンダード	378万円	設定なし
	Style	409万円	397万円
	Sport	409万円	397万円
	Mスポーツ	419万円	412万円
M135i		566万円	566万円

※エコカー減税：118iと120iでは、自動車取得税40％、重量税25％、翌年度の自動車税50％が減税されます。