- ミニクーパー 購入ガイド
- 掲載:2014/9/22 |
新型ミニクーパー 3ドアハッチバック(F56)の賢い選び方
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はじめまして、MINI 神戸東灘の米内と申します。今回はミニのボディーバリエーションの中でも最も人気が高いミニ(ハッチバック)の各ラインナップの違いやお客様からの人気についてお話させていただきます。2014年に登場した新型ミニ(第3世代、ハッチバック)は登場して間もないため、それぞれにどのような違いがあるのか、どんなオプションが人気なのかについて、まだあまり情報がありません。現場でお客様と接している立場から、ミニ(ハッチバック)についてお話させていただきます。
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MINI 神戸東灘
セールスコンサルタント 米内 智樹さん
MINI 神戸東灘のセールスコンサルタント主任。生まれも育ちも神戸で、神戸の道を知り尽くしており、細い道や坂道が多い神戸にはミニが最適と語る。これまでに5台のミニを乗り継ぎ、現在の愛車はジョンクーパーワークス クロスオーバー AT。
目次
- 新型ミニ(F56)とは?
- トランスミッション
- グレード
- グレード別 標準装備一覧
- クーパーにするか? クーパーSにするか?
- 見ても乗っても楽しめるハッチバック
- ミニ3ドアのユーザーレビュー(別ページ)
新型ミニ(F56)ハッチバックとは?
ミニオーナーの50%がハッチバック
正確な販売台数の割合はわかりませんが、ミニを購入される方の5割ほどはミニ(ハッチバック)を購入しています。ハッチバック購入者の中でのONE、クーパー、クーパーSの割合はONEが20%、クーパー40%、クーパーSが40%といったところでしょうか。
また、ミニは他メーカーと比べて女性に人気が高いのですが、当店のミニオーナーの50%ほどは女性が主に運転しています。平日は奥様が運転し、週末はご主人も運転する…このような方が多いようです。
トランスミッション
ミッションは、AT車を選択する方が圧倒的
AT車とMT車の販売割合はAT車が90%以上となっています。他メーカーが続々とMT車をラインナップから落としている現状で10%もの方がMT車を選んでいるのはミニオーナーには車好きな方が多いということでしょう。そういう期待感もあってミニは未だに全ボディバリエーションにMT車を用意しています。当店はファミリー層のお客様が多く、ご主人がMT車を選びたいと思っても奥様がATの免許しかないということが多く、それでAT車の割合が高くなっているのでしょう。
「ミニのATは意外に面白いね」。そんな声が多い。
ただ、最初はMT車がいいと言っていた方もAT車を試乗していただくと「ミニのATは意外に面白いね」と満足していただけることが多いです。MT車で考えている方も一度はAT車の試乗をしてみてはいかがでしょうか。ミニ独特のゴーカートフィーリングと呼ばれる軽快なハンドリングはAT車、MT車のどちらでも楽しめますし、オプションの「スポーツ・オートマチック・トランスミッション」を追加すれば、AT車でもMT車のようなシフトチェンジが楽しめます。MT車の感覚にこだわる人はこのオプションもご検討ください。
グレード
最も人気のグレードは「クーパー」
当店にご来店いただくお客様の中には来店して初めてミニ(ハッチバック)に3つのラインナップがあることをお知りになる方も多いです。それぞれの違い(編集部注:下記リンク参照)について説明をし、お客様が何を求めているのかを確認しながら各ラインナップをご案内しますが、クーパーをベースにお話しさせていただくことが多いですね。各ラインナップでパワーが違うため、お客様が車をどのように利用するのかをお聞きして、ONE、クーパー、クーパーSのどのモデルが最適かをご案内しています。ONEには独特の面白さがあるのですが、高速での移動が多い人にはパワーに余裕があるクーパー、クーパーSをオススメしています。
ONEオーナーから「パワー不足」という声はない
第3世代のONEはターボエンジンですので非力ではありません。私どものお店がある神戸は海と山に囲まれ坂道も多いのですが、ONEを購入いただいたお客様からパワー不足の声を聞いたことはありませんね。調度いいパワーのONEが一番ミニらしくて楽しい、という声を頂くこともあります。
クーパーSもパワーがありすぎる訳ではない
一方、クーパーSですが、こちらはスポーツモデルなので逆にパワーがあり過ぎると思う方もいるかもしれません。確かにアクセルを踏めば鋭く加速しますが、街中で扱いにくいということはないのでご安心ください。実際、クーパーSを購入される方の多くはスポーツ走行などしないお客様です。
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新型ミニ グレード別の標準装備一覧
次に各ラインナップの標準装備についてお話しましょう。まずONE、クーパー、クーパーSの標準装備の違いを表にまとめてみました。◯になっているのが、標準装備を表しています。また価格(税込)が記載してあるものは、オプションで購入する際の価格になります。
ONE 240万円 (MT226万円) |
クーパー 280万円 (MT266万円) |
クーパーS 332万円 (MT318万円) |
|
---|---|---|---|
クローム・ライン・エクステリア | ¥24,000 | ◯ | ◯ |
ボディ・カラー・ミラー・キャップ | ¥9,000 | ◯ | ◯ |
フロント・フォグ・ランプ(ハロゲン) | ¥24,000 | ◯ | — |
|
¥132,000 | ¥103,000 | ◯ |
|
¥12,000 | ¥12,000 | ◯ |
スポーツシート | ¥149,000 | ¥149,000 | ◯ |
助手席シート・ハイト・アジャストメント | ¥34,000 | ◯ | ◯ |
スポーツ・レザー・ステアリング(3本スポーク) | ¥34,000 | ◯ | ◯ |
フロアマット | ¥13,000 | ◯ | ◯ |
アームレスト(フロント) | ¥24,000 | ¥24,000 | ◯ |
|
¥58,000 | ◯ | ◯ |
オンボード・コンピュータ | ¥25,000 | ◯ | ◯ |
|
¥178,000 | ¥178,000 | ◯ |
15インチ アロイ ヘリ・スポーク シルバー | ¥80,000 | ◯ | — |
16インチ アロイ ループ・スポーク シルバー | ¥188,000 | ¥108,000 | ◯ |
ONEの購入について
まずONEですが、オプション選択でよく話題に上がるのがエアコンです。ONEはマニュアルエアコン、クーパー、クーパーSはオートエアコンが採用されているのですが、ONEを購入する人はオートエアコン(2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー)を追加する方が多いですね。
オプションパッケージでは「クールパッケージ(¥98,000)」を注文される方が多いですね。クーパーと同じアルミ製ホイール、フォグランプ、フロントグリルをはじめとしたエクステリアをクロームパーツでドレスアップすることができます。
クーパーにするか? クーパーSにするか?
クーパーに人気オプションを全て付けると、Sとの価格差は12.5万円
クーパーとクーパーSは排気量、ホイールサイズも異なるのですが、多くのお客様が気にするのが「ナビゲーションパッケージ(¥178,000)」、「LEDヘッドライト・フォグランプ(クーパーではオプションで¥103,000)」、「ホワイト・ターン・シグナル・ライト(クーパーではオプションで¥12,000)」の人気オプション3点が標準搭載ということです。しかも腰に優しいスポーツシート(¥102,000~)まで標準で搭載されています。これらを取り付けたい方は、価格差を見てクーパーSにされる方も多いですね(上記オプションすべてで39.5万円。クーパーとクーパーSの価格差が52万円)。
女性はクーパーのフロントマスクを好む方が多い
スポーツモデルとされているクーパーSですが、パワーや足回りといった性能面ではなくオプションの違いから選択されるお客様が多いんですね。ただ、女性のお客様の中には「クーパーSよりクーパーの方が見た目が可愛い」ということでクーパーにされる方もいます。「(クーパーSの)ボンネットのエアダクトなど、エアロパーツがない方がシンプルでミニらしい」という声もあります。こういう方は、クーパーをベースにボディラインやミラーキャップでお客様好みにデザインするのもイイかもしれませんね。
納期が伸びることもあるオプション
なお、どのラインナップにも標準装備されていないドライビング・アシストやMINIドライビングモード、ヘッドアップディスプレイなどのオプション装備ですが、こちらをオーダーされると納期が延びてしまうことがあります。納期については各ディーラーのスタッフに確認しながら自分仕様のミニをデザインしていただければと思います。
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人気のカラーリング
明るいカラーが人気だが、最近はブラック人気が上昇中
一般的な車では黒や白、シルバーが人気ですが、ミニの場合は明るい色が人気です。人気のボディーカラーは「ブレイジング・レッド」、続いてカタログの表紙になっている新登場の「ボルカニック・オレンジ」が人気です。女性は特にレッドを選ぶ方が多いですね。続いてブルーやグリーンでしょうか。ただ、最近は黒を基調にしたデザインの人気が高まっていて、「ミッドナイトブラック」の人気がじわじわと高まっています。
ルーフカラーの一番人気はホワイト
クーパーやクーパーSではルーフカラーをボディ色、ブラック、ホワイトから選ぶことができますが、「ミニ=ホワイトルーフ」のイメージがあるようで、ホワイトの人気が圧倒的です。ボディ、ルーフ以外にもボンネット・ストライプやサイド・スカットル、ミラーキャップなどで色のアクセントを入れることができますが、カラーデザインは一度決めるとそうそう変更できないので、じっくり悩んで決めてください。
見ても乗っても楽しめるハッチバック
最後に、ハッチバックを試乗したお客様から頂いた言葉を紹介します。ミニに詳しくない方が試乗された際に「ミニって意外とパワーがあるんだね。こんなによく走る車だと思っていなかった」と感想を頂くことがよくあります。
デザインの良さを気に入って頂いての来店でしたので、コンパクトな車なのにパワフルに、軽快に走ることに驚かれたのだと思います。デザインの良さはもちろん、乗るとさらに楽しめるのがミニですので、ご興味を持たれた方はお気軽に試乗してみてください。目からウロコが落ちるかもしれません(笑)。
新型ミニ(F56)購入ガイド:まとめ
- 約90%の方が、AT車を購入する。
- クーパーが最も人気のグレード。ただし人気オプションを付けると、クーパーSとの価格差は12.5万円に縮まる。このためクーパーSを選択する方も多い。
- ONEオーナーから”力不足”という声は聞かない。
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