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- 掲載:2016/7/15 |
第2世代クロスオーバー(R60)の生産終了が間近 次期モデルは10月にパリで発表?

2011年にミニ初のSUVモデルとして登場、当初はデザインやボディサイズに賛否があったものの、これまでミニに関心が無かった新たなユーザーを掘り起こしたのが第2世代のミニクロスオーバー(R60)です。ミニクロスオーバーには兄弟モデルと呼んでいいクーペSUVのミニペースマン(R61)というモデルもありますが、いよいよあと3ヶ月ほどでミニクロスオーバーもペースマンも販売終了となります。メーカー側は2016年10月生産までのスケジュールを組んでおり、日本各地のMINIディーラーに販売枠を割り当てていますが「10月までの生産計画に追加発注はないか? もうすぐ追加オーダーはできなくなるぞ?」とディーラー向けにアナウンスがあったようです。いい機会ですから、改めて第2世代のミニクロスオーバー(R60)の魅力について振り返ってみましょう。
※2016年10月末に新型ミニクロスオーバー(F60)が正式に発表されました。最新情報はこちらの記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。
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第3世代の次期ミニクロスオーバー(F60)はどんなモデルになるのか?

プラグイン・ハイブリッドの登場は確実か
以前から少しずつ次期ミニクロスオーバー(F60)の情報がリークされていましたが、2016年10月に開催される「パリ・モーターショー」で世界初公開されるのは間違いなさそうですね。これまでのリリース発表、発売までのタイミングから考えると年内に日本でも発売がスタートするのではないでしょうか。また、BMW2シリーズアクティブツアラーですでに採用されているPHEV(プラグイン・ハイブリッド)が次期ミニクロスオーバーでも導入されるのが確実です(名称はミニクロスオーバーE?)。ミニクラブマンでも現行モデルの給油口の形状からPHEVの追加が噂されていますが、ミニクロスオーバーに続いて発表されるのでしょうね。
2016年10月17日にメーカーから次期クロスオーバーのPHVモデルのオフィシャル写真が発表されました。現行モデルとのフロントマスク形状の違いを比べるのに参考になるので、こちらに追記しておきますね。
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次期ミニクロスオーバーと比較しての現行モデルの魅力とは?
MINI クロスオーバー(R60) | MINI クラブマン(F54) | BMW X1(F48) | 2シリーズアクティブツアラー(F45) | |
---|---|---|---|---|
全長 (mm) | 4,105 | 4,253 | 4,439 | 4,350 |
全幅 (mm) | 1,790 | 1,800 | 1,821 | 1,800 |
全高 (mm) | 1,550 | 1,441 | 1,612 | 1,550 |
ホイールベース (mm) | 2,595 | 2,670 | 2,670 | 2,670 |
BMWで実績のあるプラットフォームを採用
メーカー側が何年もの研究開発期間をかけてフルモデルチェンジする次期ミニクロスオーバー(F60)がエンジン性能や走りで現行モデルに劣ることはないでしょう。すでにミニクラブマンやBMW2シリーズアクティブツアラー、X1で実績のあるUKL2プラットフォーム(フレームや足回りなど、複数車種で共有される自動車の構成部品のこと)を次期ミニクロスオーバー(F60)は採用します。好調な販売を続けるアクティブツアラーやX1での評判が新しいミニクロスオーバーにも受け継がれるでしょうから、魅力的な車であることに疑いはありません。ただ、ボディサイズの点では皆さんがお住まいの地域次第では現行モデルに軍配が上がることもあるでしょう。次期ミニクロスオーバー(F60)のボディサイズは発表されていませんが、噂を元に推測すると上記表で紹介しているアクティブツアラーに近いサイズとなるはずです。ホイールベースがミニクラブマンやアクティブツアラー、X1と同じ数値なのは間違いないでしょうね。
ボディサイズの点で第2世代を好む人もいるはず
次期ミニクロスオーバー(F60)で推測されるボディサイズは一般的なSUVとしては大型とは言えません。しかし、現行のミニクロスオーバーの魅力の1つに絶妙なサイズを挙げる人も多くいます。5名乗車で後部座席が広く、積載性もなかなか、それでいてSUVとしてはコンパクトな部類に入るため細い路地が多い都心に住んでいる人にはベストな車でした。そういった点を評価している方にとっては、ボディサイズがミニクラブマン(F54)を超えるのが確実な次期ミニクロスオーバー(F60)は乗り換え対象にはなりません。ミニクラブマン(F54)登場時にもボディサイズの違いから先代モデル(R55)の中古車の販売が盛り上がった時期がありました。次期ミニクロスオーバー(F60)でも同様のことが起こるかもしれませんね。次期モデルはミニクロスオーバーの名前は受け継ぐものの、現行モデル(R60)が登場したときに新しいミニのファン層を獲得したように、ミニクラブマン(F54)がアウディA4やベンツCクラスなど1クラス上の輸入車からの乗り換えオーナーを獲得しているように、まったく新しい層にミニの魅力を伝えるモデルになっていくのでしょう。
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ミニクロスオーバーのディーラー追加発注枠がもうすぐ締め切り

現行モデルのガソリン車を新車でオーダーするなら今!
前述した通り、ミニクロスオーバーの追加発注枠がないか全国のMINIディーラーへ通達が回っているのですが、クリーンディーゼルモデルが販売の主力となっているためミニクーパーD クロスオーバーとミニクーパーSD クロスオーバーであれば残り3ヶ月で日本にデリバリーされる車両の中から購入することができるでしょう(特定のボディカラーを選びたい人は早めに車両を押さえることをオススメします)。しかし、ガソリン車のONE、クーパーの場合、ギリギリにオーダーしようとしても日本への割り当て車両がないでしょう。4WDモデルのクーパーD ALL4、クーパーS ALL4、そしてジョンクーパーワークスのような以前から販売台数が限られていた車両も同様ですね。また、モダン・ブリティッシュな雰囲気と専用装備、オプション装備が豪華にセットになった「ミニクロスオーバー パークレーン」のような特別モデルも販売終了間際だと購入できない可能性があります。受注生産のカスタムオーダーも今がギリギリのタイミングです。フルモデルチェンジ後の第3世代のミニクロスオーバーはかなり大型化することは確実ですから、第2世代ミニクロスオーバーがベストサイズだと考える方は、新車にこだわるなら今のタイミングで購入することをオススメします。また、エンジン性能や燃費などは次期モデルの方が確実に上だと思いますが、だからと言って最新モデルの方が面白いとならないのがMINIやBMWの不思議なところです。編集部員も第3世代ミニ3ドアが登場した後にあえて第2世代のミニクーパーSを好んで購入したくらいですから。この辺りはメーカーにとっては悩ましい点ですね。
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前期・後期ともクロスオーバーの中古車はお買い得になってきました

中古車の第2世代ミニクロスオーバー(R60)人気はまだまだ続きそう
以前から第2世代のミニクロスオーバー(R60)は2014年9月のマイナーチェンジ前のモデル(前期モデル)は認定中古車が手頃に購入できました。フロントマスクのデザインが変わった、クリーンディーゼルモデルは後期モデルから採用など前期・後期で違いはありますが、前期モデルの上品なデザインもなかなかいいと思いませんか? また、後期モデルもフルモデルチェンジが近づいてきたため、高年式・低走行車が少し手頃になってきました。フルモデルチェンジ前後にはオプション装備が豪華なディーラーの試乗車も中古車市場に出てくるでしょう。カスタムパーツの豊富さで考えてもフルモデルチェンジ後しばらくはパーツラインアップが限られるでしょうから、豊富にパーツが揃っている第2世代人気はまだまだ続くでしょうね。
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